(既卒の方々)いいですか。お友達は潜在的な「敵」なのですよ。ずっと不合格の人との友人の縁はいずれ切れます。浪人中に仲良くなるなら、利害関係のない個別指導の先生と仲良くなるべきではないですか?落ちた生徒たちといつでも気を使い、つるんでいて、学習量を確保できないから多浪になるのです。多浪のパターンはいつも共通しています。「不安だから、ただアンダーラインを引いているだけの大手予備校の授業を漫然と受けて時間を潰し、変にプライド高く、アドバイスを聞き入れず、自分の弱点分野から目を背け、ひたすら実践を繰り返し(答えも覚え)、模試を受けても、点数が安定せず、不安だから落ちた(る)友達と付き合ってさらに時間を無駄にして、得意分野で点を稼いで合格しようとして、毎年若干の点数が足りなくて落ちる人たち」のことです。このパターンになったら、一生合格できないかもしれませんよ。。。これはあなたじゃないですか?

国試は相対評価で合格人数が決まっています。ということは、誰かが合格するということは、自分の合格枠を取られてしまう可能性があるということです。例えると、結婚する可能性のある彼氏を取られるのと似ているのではないでしょうか?しかも仲の良い友人に。。。なぜ既卒になってまで、ぞろぞろと大手予備校に行き、落ちた方々と仲良くする必要があるのか理解に苦しみます。落ちる者同士の付き合いに時間と労力を取られ、本当にやるべき勉強に本腰で取り組めない。。。だから多浪になるのです。

現在約2200人の受験生が国試を受験して、2000人程度が合格する。今後は1500人に合格者が減らされていくのが決定している。。。それなのに、みんなが行くから、大手予備校に流れてゆく。当然落ちた人たち同志で勉強する環境。。。合格する人は、1浪目ぐらいで、さっさと合格する。多浪になればなるほどお互いの足をひっぱり勉強する時間が足りなくなり浪人を続ける。大手に居続けるか、全国の予備校を回っていくかしかない。落ちる人たちとは、やがて連絡が取れなくなる。。。

本当に愚かな流れです。ヨーロッパの伝承童話の「ハーメルンの笛吹き男」のように、笛を吹く男に何も考えずについていくネズミたちは、最後は川でおぼれて死んでしまうのと似た運命なのかもしれません。

現在の国試に合格するには、以下の2つのことをすればよいだけです。

1.低学年の教科の知識が正しく記憶できているか確認する
2.この正しい知識を応用させる訓練をこなし、合格者が取れる問題を確実に取れるようにする

上の二つのことを実施するには、完全個別予備校に入り、プロ講師の指導のもとストイックに勉強すればよいのです。

多くの既卒には、「1.低学年の教科の知識が正しく記憶できているか確認する」が怪しい方が多い印象です。つまり間違った知識を、勘違いして覚えているのです。それでは応用問題100%=過去問と同じ問題は100%出題されない今の国試には、一生合格できません。まずはご自身の低学年で学んだ知識が正しいかを確認しなければなりません。間違った知識を頑なに正すのを拒む傾向は、多浪の方に多い印象です。

これから浪人される方は、上の学年の方がなぜ国試に合格しないのかを冷静に判断する必要があります。。。言葉悪く言えば、「こうなってはいけない」という教訓にすべきなのです(合格体験記よりも、不合格体験記の方が一般の方の役に立つのと同じことです。合格体験記は、もともと合格する学力があった方が幅を利かせているだけの、予備校や参考書の営業本なのですから。)

多浪の人とは、自分の間違った知識を修正しようとせず、自分の学習法を変えようとせず、苦手な分野から目を背けて、得意な分野で点を稼ごうとして、毎年数点足りなかった状態を延々と繰り返して、多浪になればなるほど不安になり、知り合い同士で同じ行動をするように強要して(そしてみな落ちて)、大手予備校の食い物になっている方々のことなのです(当然出身大学の低学年の教科の資料などは持っていません。そして実践をひたすら繰り返していて、答えを覚えています)。こうなったら永遠に合格できません。もしご自身が多浪ならば、大きくやり方を変えない限り、昨年と同じことをしていては、来年も確実に落ちるでしょう。

大手予備校のテキストなどは、結局教科書をもとに、予備校講師が自身の解釈で書いたものなのです。それをこなしていると、参考書類が膨大になり、問題集をやりこむことができません。予備校は、当然多くの参考書類を買わせることで利益を出すことを考えています。

結局、教科書を全部覚えれば合格できるのです。予備校のテキストなど、それが薄まったものに過ぎません。

来年合格するには、まずは合格できない方々との付き合いを絶つことが、まず最初にやるべきことです。そんな足の引っ張り合う関係は、マイナスでしかありません。落ちる人は落ちる者同士、つるんで何浪でもなればよいのです。ちゃんと自分の課題から目を背けない方のみが合格すればよいのです。

大阪の麻布に行っても、学校毎に浪人生たちが集まり、毎日授業を受けて、アンダーラインを引いているだけ。。。麻布の2浪目の合格率は、54.6%です。微妙ですね。。。

さらに大阪という場所は、実は非常に閉鎖的な場所です。大阪は、私の母親が大阪なので、幼少の頃よりよく行っているのですが、よそ者を実はなかなか受け入れてくれない場所なのです。そんなところに、国試が落ちた人たちが集められ、集団で授業するとしたら、現役時代よりも、お互いに濃密に付き合うことを強要されることは当たり前です。ちゃんと合格者が出るのは1浪までで、それ以降の合格率は大手でも散々な結果。。。これは大手が悪いのでなく、そういう人達が集まるため、結果が出ないのです。

もしあなたがこれから浪人生活を送るとして、本当に一年で合格したいならば、ノウハウのある個別の専門予備校に入ることです。大半の既卒生は大手が行くので、もしなぜ来ないのかと言われたら、言い訳などは適当に作ればよいでしょう。

(デンタル国進の特徴)
〇個室での完全個別指導なので、落ち着いて学習できます。先生と仲良くなり、自分の学習のペースを作りましょう。
〇講師陣選びにも配慮しています。実績を出せない講師は残れないシステムになっています。最新の国試のことを熟知&気持ちの面からもサポートできる心優しい講師陣。。。ご自身が患者として歯科医に行くとしたら、そういうタイプの歯科医がいいですよね?同じことです。
〇1人の講師が担当できる生徒数は4人まで。ですから1人1人の生徒に目が届きます。生徒の情報は会議で、毎週報告され、より詳しい指導計画の見直しが図られます。
〇プライバシーは、完全厳守されます。他の知り合いに知られることなく通塾できます。私個人の話をすると、自分が浪人になったら、知り合いとは顔を合わせたくないです。1年で集中的に勉強して、合格したら会いにいけばよいのでないですか?まあ、もちろん向こうが落ちているとしたら、いずれ疎遠になり、縁は切れるでしょうが。
〇少人数精鋭の歯科専門予備校です。いくら親が入塾させたくても、学習する態度が欠けている場合は、入塾を許可しません。基本デンタル国進に入塾する国試既卒の方は、今年合格できると判断した方しか入塾を許可していません(面談の時に判断させてもらいます)。ですから毎年85~90%の人が合格しています。入塾時の学力は決して高くありません。しかし他にはない環境を与えることにより、皆さん合格を勝ち取っています。

歯科医師国家試験と大学受験の違いは、参考書があるかないかです。大学受験では参考書類が充実していて、最後に受験する大学の赤本で力試しという流れですね。しかし歯科医師国家試験では、この参考書類がありません。ですから多くの既卒生が、教科書から離れた状態で、実践を参考書代わりに繰り返していますが、実践はあくまでも赤本です。大学受験で、参考書をこなさないで、いきなり赤本を繰り返して、大学に合格できるでしょうか?

ですから、デンタル国進では、参考書代わりに、東京医科歯科(横浜校を始めたので、東京医科歯科の低学年の資料が入手できました。非常によくできています。今年から使用します)&愛知学院&朝日大学&大阪歯科の低学年の授業プリント&資料などを、国試の「参考書」として用います。あとは教科書を見ながら、その知識に肉付けをしていけばよいわけです。実践は確認として使用します。多浪する方々を見ていると、だいたいこのような低学年の資料を持っていません。いわゆく物持ちの悪い方々が多い印象です。しかしそのような方々でも、予備校に低学年の資料があれば安心です。参考書類は絞り込み、何度も繰り返す方が、確実に合格できるでしょう。

いずれにしても、自分の将来です。親が決めたから/みんなが行くから予備校に行くわけではなく、自分で予備校を回って、自分の判断で予備校を選び、腰を落ち着けて、修行僧のように学習して、1年で合格を勝ち取りましょう。