過去問の重要性&入手法&使い方について。過去問がないと進級はアウト!

定期試験の過去問ですが、一般的に使い方についてあまり教えられることはありません。だいたい友達から見様見真似が普通ではないでしょうか。

ここでは、過去問の効果的な使い方について考えてみたいと思います。

当予備校の考える、理想的な過去問の活用手順は以下のものです。

1.最初に過去問を入手して分析する(この段階で過去問を解くことはしない)
2.どの教科に一番時間を割かなくてはならないか、どの教科を手抜きできるかを考える。
3.授業を最大活用して、教授の発言に注意して、大事だなと思ったポイントはメモしておく。
4.自分の勉強として、教科書を使い、ポイントをまとめていく.
5.友人を使い、自分の分からないところを教えてもらったり、逆に教えてあげる。
6.試験の1週間前に過去問を解き、楽に解けるものは後回しにして、解きにくいものを最重要科目にして、試験前に一番時間をかける。
7.教科数が多いので、ある程度再試になるのはやむを得ないが、確実に合格できる準備をしておく。

過去問の入手法について

やはり過去問を最初に入手しておくことが大事です。過去問を最初に検索しておくことで、何が大事で、何が大事でないか、どの教科が一番やっかいで、そうでない教科はどれか、などの仕分けができるのです。もし過去問がなかったら、入手している生徒と比較して、大きな差をつけられてしまいます。

過去問は、持っている人は持っているし、持っていない人は全く持っていません。これは過去問を持っている人とアクセスできる人脈があるかどうかということです。過去問を持っている人は、ちゃんと持っています。しかし残念ながら、過去問はオフィシャルなものではないので、限られたサークルの中しか行き来しません。

もし留年などして、入手しにくい状況があったらどうしたらいいでしょうか?それは上にいった学年の友人に依頼するのがまずはいい方法でしょう。次は予備校に入り、そこにある過去問、あるいは同学年から過去問を入手するのが次の手です。大学に特化した予備校には、友人からは入手できない長年の過去問などのデータが蓄積されているからです。