unitをなくす(=中間テストがなくなる)という噂が出ていますが、かなり信ぴょう性が高いようです。
なぜunitをなくすのか?留年の数を増やすためではないでしょうか?
もしunitがなくなるとすると、中間テストがなくなり、学年末が前期と後期のみになります。
これだけ見ると、以前のスタイルに戻ったように見えます。しかしそれは違います。
以前は8月に前期の再試があったのです(これが理想ですね)。
実は2019年度から再試・追試は翌年の2月に据え置かれているのです(大学側はゴールデンウィークのために2019は翌年2月に再試・追試を移動させました、とあたかも、2019年度のみのような印象を与えるコメントをしていましたが、実は据え置くようです。。。)
以前は留年の数が多く、1学年40人近くいました。しかしunitが始まり、中間テストが前期と後期にできてから、いつも勉強している状態になり、1つ1つのテストの範囲は短くなり、それのお蔭で留年しないで済んでいる人がたくさんいたのです。unitになり、中間テストが始まり、1学期は中間テスト&学年末テストと、分量は分散させることが出来、確かに留年の数は以前より減りました。
当予備校にも、前期が終わり、大量に落としてしまい、入塾する生徒が毎年いますが、その対策が今後は厳しくなることを意味すると思われます。
つまり、
2020年からは、前期で大量に落としてしまうと・・・、
1)前期の中間がないため、一教科当たりの分量は倍になっている
2)分量の多さからとても全教科を自力でやれないパターンになりかねない→手の回らない科目が大量に出て、それらの科目は後期の対策をしている間に忘れてしまう→目の前に2月の再試・追試が迫った時には、もう対策が出来る状態ではない
3)後期の対策は前期よりも大変で、かつ同じく中間テストがなくなる可能性があるため、後期の期末も例年以上に厳しくなる
4)予備校での授業時間を倍に増やす必要が出てくる可能性ありということで、よい要素が全く見当たりません。
ですから、声を大にして言いたいのは、「もし予備校に入るなら、前期から入りましょう。前期は落とす科目は0でいきましょう。前期に大量に落とすのは、unitがあった時と同じように考えていたら、今後は厳しくなる可能性があります」ということです。
ですから、2020年度からもしunitがなくなり、中間テストがなくなるとしたら、当予備校も、前期で大半の生徒をとっておき、後期は募集人数を減らすことを考えています。とは言っても、この前期募集も、再試入塾の方が多いため、例年より40%-の定員ですが。。。