やはり、予想通り、愛知学院の第113回の歯科医師国家試験が大変なことになっています。
悲惨です。
今回の愛知学院の、現役合格63.1%は下から数えた方がよい結果。、、完全にライバルの朝日に負けてしまいました。
前々回のこのブログで、今年の愛知学院の国試結果は悲惨になる、と予言しましたが、完全に当たってしまいました。。。
今回、学院は、135人申し込み、122人が合格しました→結果77人が合格しました。
朝日は、144名申し込み、73名受験→70人合格しました。
この朝日の95.9%という数字は、全国のトップグループに属します。
今回国試合格90%以上は、国公立も含めて、たった6校しかありません。
〇東京医科歯科大学
〇岩手医科
〇東京歯科
〇朝日
〇北海道大学
〇東北大学
です。
その意味で、朝日大学は、東京医科歯科グループになったということです。
ちなみに全国の合格率(新卒)も書いておきましょう。
〇新卒の出願数・・・2,540人
〇受験した人数・・・1,995人
〇合格者(新卒)・・・1,583人=79.3%
さらに全国の新卒&既卒の合格率も書いておきましょうね。
〇出願数・・・3,798人
〇受験した人数・・・3,211人
〇合格者・・・2,107人=65.6%
今回のことは全て、外科のK先生の言う通りにやっておけば良かったのを、卒試で落ちた生徒で、かつ成績が非常に低い生徒の親が力を持った方だったので、理事長のトップダウンで、なんと後卒も含めて全員合格!というあり得ないことをしてくれたところから問題が発生しています。そうです。愛知学院は力を持つOBに対して、何も言えないのです。
その結果がこれです。
なのに学院は、5年後に、CBTの合格率を75%にする!と言っています。とりあえず今年のCBTの合格ボーダーは72%になる可能性あります。75%にしたら、半分以上落ちてしまうと思います。75%だと、同一学年を何回も繰り返して、1/3ほどが退学・放校になってしまうでしょう。大丈夫ですかね?
来年から新カリキュラムだから、今年の6年を一応追い出したという形にはなっていますが、現実、今回の国試の結果は悲惨で、今年の4月から100万学費を値上げするという中で、学力がまともな生徒が、愛知学院に行くとは、到底考えられません。「愛知学院は朝日と違いOBに優しい大学」だということで、生徒は400万と、朝日の300万より高く払っているのですが、今後は500万と300万になるわけです。私個人の考えとしては、歯学部に年間学費500万払ってまで行く価値はないと思います。その答えは簡単で、その額を回収できる保証がないからです。ならば、私立医学部に行った方がよいでしょう。
今年、国試を落ちた人は、来年今年と同じことしか対策しないなら、厳しい結果になるでしょう。
国家試験は、例年易しい→難しい→易しい→難しいの順である事が多い。
改変年の111回が易、112回が難、そして今年の113回が易しかった、とすると、来年の114回は激しく難化するとみて、間違いないだろう。(※新カリキュラムは、来年の114回まで。翌年115回に改変が起きます(歯科医師国家試験は、4年に1回見直しがあるため。)
来年の114回は、112回が過去最高の難易度であったことを考えると、さらに112回を上回り、過去最高になる可能性があります。
もし愛知学院が、これから500万にするなら、朝日のように、卒試で半分落とすなら、可能だったでしょう。しかし学院にはそれはできません。OBの力が強すぎますから。。。
今年の受験生は、来年がセンター試験がなくなるため、一時的に増えたかもしれませんが、皆今年の学院の国試の結果を見てますからね。。。どう思うんですかね?
来年から新カリキュラムになり、今の在学生は、卒業試験のための試験を受けるようになります。つまり朝日のブロック試験のようなものを導入するのです。しかしそれは朝日を真似したようなもので、朝日は既に学院ではなく、東京医科歯科を参考にしようとしています。
ということで、私は近い将来、東海地方では、皆朝日大学を第一志望にして、選抜され、合格できなかった出来の悪い生徒が愛知学院に、仕方なく行く図式が見えるのです。
今後、理事長たちと教授たちは、まずます争いを続けてゆき、完全にぐちゃぐちゃになってしまうでしょう。その生贄は在校生かもしれませんね。大丈夫ですか、本当に?
高級レストランに今回の国試を結果を例えましょう。「業界最高の額を払っておきながら、出てくるものが、最低レベルの食材&料理しか出てこない」としたら、客は当然怒りますよね。なんと食事はチーンのレトルトばっかりだとして、なのに最高額をペイ。私なら二度と行かないですね。学院で起きているのは、そういうことです。底辺グループ並みにまずくなり、料金は業界最高になったのですから。