112回の国試において、本来愛知学院の6年生の定員は135人でした。
しかし実際には、99人しか出題していません。
これには理由があります。
愛知学院の卒業試験は、2部制です。
一回目の卒業試験は6月に実施。二回目は12月に実施。
当然、1回目で十分な得点が出来なかった場合、6月の段階で、卒業試験落ちが確定します。
願書を出すのは、10月からなので、この6月落ちの人は、願書を出すことさえできなかったということになります。
つまり112回の卒業試験においては、135人本来は定員がいたのに、99人しか出願していないということは、36人が6月に卒業試験で落ち、願書を出すことができなかったということです。
朝日は、130人以上を申し込んで、卒業試験で落としてというパターンでしたが、学院は本来の出願人数を隠していたため、朝日とは違い、出願人数と受験人数の差を小さく見せていたのです。
学院において、112回の学院の実績は、新卒合格75.9%です。内訳は、99人出願→83人受験→63人合格。
6年生は通常、どの大学でも130人程度います。愛知学院でも112回の時に135人いました。
つまり愛知学院も、朝日と同じように、半分ぐらいを、卒業試験で落としていたということですね。
見えないようにしていただけです。
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それに対して、第113回の国試。つまり今回の国試ですね。
新卒の合格率63.1%です。内訳は、135人出願→122人受験→77人合格。
愛知学院は、前回の112回とは異なり、後卒も含めて、全員を卒業試験合格にしました。それにより、135人出願となり、前年度第112回のからくりを、自分でばらしてしまったのです。。
そして、今回の国試では、全員を卒業試験で合格させた結果、合格率が63.1%となり、前回の75.9%と比較して、ひどい落ち込みを示してしまいました。
今回学院では、当初は、45人程度を卒業試験で落とすことを、教授たちが計画していました。しかし最低レヴェルの得点の生徒の親が実は、学院の有力者だったのです。
その有力者の親が理事長に頼み込み、今回の全員合格という流れになったわけです。
前回の112回は、推測ですが、外科部長が力を持っていて、出願者数を操作していた可能性がありますね。そこに理事長の横やりが入り、悲惨な結果になったのではないでしょうか?
やれやれ、学院の理事長さんは、やってくれますね。その外科部長の方針に、したがっていればよかったのに。。。
学院では、影響力のある親の子息が自分の学年にいると、ラッキーかもしれませんが、でも結局悲惨な結果に終わるということでしょうか?
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135人