今年はコロナによるオンライン授業が前期に実施となりました。これは前代未聞で、生徒だけでなく、先生たちにも大きな変化でした。
例年では試験問題は配布されていましたが、今年は回収されました。さらに、コロナのために、解説講義も実施されませんでした。つまり追試になると、来年2月に試験問題もない、答えも分からないままに、受験になりそうです(拷問ですね。学力ある人はいいのですが。当予備校では、複数の生徒から聞き取りをして、復元問題を作って、追試の方の対策に役立てます。)
今回はテストの傾向変更が例年以上に目立ちました。これは、オンライン授業のため、通常の大学での集団授業であれば、ポロリと言えたテスト情報が、検閲が入っているため(=大学に見られているため)、言えなかったこともあるのかもしれませんね。不幸な結果です。
特に大きな変化があった4年の教科を述べてみたいと思います。
(朝日大学4年)
〇法医学・・・東大震災の時、宮城県で多くの死者が出ました。そのため、医師だけでは、死体の検視が足りず、歯科医師でも出来るようになりました。そのため、第111回の国家試験から、法医学という本来は医学部で実施されていた教科が加わりました。今年は法医学も国試に加わり3年目になり、朝日大学(歯学部)でも、4年で法医学という科目が加わりました(医学部の教授が科目を担当)。今までは、朝日4年の法医学の試験は持ち込み可能でしたが、今年はなんと持ち込み不可でした。そのため、多くの生徒が出来ない状況のようです。再試多そうですね。。。
〇クラウンブリッジ・・・3人の先生が分担して出題されます。1人の教授が「やる気」になり、大きく難易度上がり&傾向が変わりました。推測ですが、その先生は6年も担当している先生。。。6年だけでけは、4月から大学での集団授業がありました。そのため、4年がオンライン授業でしたが、ついつい6年に合わせて出題してしまった可能性もありそうですね。
〇口腔外科・・・先生の1人が、「頑張ってしまい」、難易度上がり、傾向が変わりました。