朝日大学の一年は、他の学年もそうですが、前期、後期に分かれ、それぞれ中間テスト、期末テストとなっています。追試が一回のみも他と同じです(後期から、unit制になります)。
1年は、だいたいAグループ50人、Bグループ50人と二つのグループに分かれて、別室で試験を就けるパターンになっています。
1年と他の学年との違いは、他学年は、中間と期末テストは範囲が重なっていませんが、1年は重なっている点です。1年では中間が基礎、期末が応用となっていることです。つまり1年の中間テストで大量に落としてしまうと、何も対策しないと、期末テストは当然落単してしまうのです。
中間テストの科目は、〇物理、〇数学、〇英語、〇化学、〇生物でした(6月3~8日)。
前期期末テストの科目は、〇物理、〇数学、〇英語、〇化学、〇生物、〇情報(パソコン)、〇心理です(8月26~31日)。
前期期末テストは難しくなりますが、特に生物はそうで、中間テストとは異なり、記述が含まれます。
歯学の専門は、後期から始まります。後期のunit1の教科は、〇物理、〇生化、〇微生物、〇口腔解剖、生理です。特に生化は難しく、大学の入試っぽい内容になっています。プリントが何と180ページもあります。unit2は法医学、医療倫理学、基礎入門物理、基礎入門生理学、英語、医療統計、地域Ⅰ、英会話Ⅰ、基礎入門解剖となっています。
ちなみに、夏休みは9/5日~。11/5~11/9日が中間テストになります。中間では、UNIT1とUNIT2が範囲になります。
第111回の国試を受験した学年が、1年の時は、英語だけをとってみて、前期と後期とも歯科英語の簡単な穴埋めでした。英語がどんなに苦手な生徒でも落とすことはなかったようです。さらに前期と後期とも内容に変わりはありませんでした。しかし今の朝日1年の英語は、学問的な英語+英会話となっています。単語にしても、通常の学問的な英語内容だけでなく、歯科の専門単語も出てきていて、英語の苦手な方には厳しいのでは?と思われます。確かに結果を見てみると、多くの生徒が高得点でパスしていますが(恐らく丸暗記?)、対策していないと合格できないのは間違いないようです
現在、当予備校では、朝日1年を留年から救うべく、全員専門スタッフをつけて指導しています。通常、歯学部予備校では、1年はお断りOR専門スタッフをつけないことが多いのですが、当予備校では全員専門スタッフをつけています。前期の理系の一般教養、英語、後期の歯科基礎科目など、やるべきことはてんこ盛りです(英語を理解しないで、ただ丸暗記して点が取れない方は多い印象です)。この1年は大事な時期で、2年以降の基礎養成期間となっています。ここで留年を繰り返して、もし退学などになってしまうと、今後のキャリアに大きな傷がつきます。そうならないためには、実績のある、環境のよい予備校で、個別で指導してもらうことです。