114B-43 正答率:45.6% (薬理)
抗血栓薬と作用機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a アスピリン―第Ⅱa 因子阻害
b ダビガトラン―血小板凝集抑制
c チクロピジン塩酸塩-シクロオキシゲナーゼ阻害
d ヘパリンナトリウム―第Ⅹa 因子阻害
e ワルファリンカリウム―ビタミンK 活性化阻害
【抗血栓薬と作用機序】
患者さんの中には、抗血栓薬を服用されている方がいらっしゃいます。
歯科治療時特に観血的処置を行う場合、あらかじめ患者さんの服用薬についてしっかりと確認し、場合によっては医科に対し対診することが重要となります。
●抗血栓薬と適応症
・血小板凝集阻害薬(抗血小板薬)
アスピリン―シクロオキシゲナーゼ阻害
チクロピジン塩酸塩-ADP受容体阻害
・抗凝固薬
ヘパリン―トロンビン、第Ⅸa 因子、第Ⅹa 因子の不活化を促進
ワルファリンカリウム―ビタミンKの活性化阻害
ダビガドラン―トロンビンの阻害
・血栓溶解薬
ウロキナーゼ―プラスミノーゲンを活性化
114B-43 正答率:45.6% (薬理) 解答
抗血栓薬と作用機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a アスピリン―第Ⅱa 因子阻害 シクロオキシゲナーゼ阻害
b ダビガトラン―血小板凝集抑制 トロンビンの阻害
c チクロピジン塩酸塩-シクロオキシゲナーゼ阻害 ADP受容体阻害
d ヘパリンナトリウム―第Ⅹa 因子阻害
e ワルファリンカリウム―ビタミンK 活性化阻害
解答:d,e