現在低学年の方は、どの大学でも、再試準備の最終段階でしょう。
当予備校でも、今その段階ですが、毎年生徒さんたちを見ていて、確実に進級する人の特徴が見えてきました。
それは、
「前期に単位を落とすのはありえない」ということです。
後期がある意味メインステージで、前期は序章に過ぎません。その段階で、大量に落としていたら、後期の結果は悲惨なものになるのは当たり前です。よくある入塾する生徒さんのパターンは、前期で思ったより落としてしまい、後期に入塾する流れの方ですが、以後挽回するために、ものすごい心的エネルギーとプレッシャーに 耐えなければなりません。
しかも前期に落としてしまい、後期スタートになると、基本その前期の再試対策を後期の間にするのは、何か特殊なことをしないと、独力では厳しいものがあります。
通常前期に落とした科目の、最低×2~は後期に落とすと考えられます。
通常、歯学部では、この2月の時期に、前期と後期をまとめて再試するところが多いと思います。
後期試験が終わって、残り少ない日数を再試対策にかけるわけで。。。もし前期に大量に落としていたら、全ての科目に手をつけることが出来ずに、留年の流れになってしまうのは、当然です(前期に大量に落としていたら、その段階で、ほぼ留年決定となりかねません)。
前期に全力を尽くして、落とす科目を限りなく0にしておくべきでしょう。通年で落とすとしても、数教科にとどめなければ、確実な進級は厳しいと思われます。
留年する人の典型的なパターンとは、言い換えると、「前期で油断してしまう人」と言えるのではないでしょうか?
つまり確実な進級をするのなら、「前期に全力を尽くして、落とす科目を限りなく0にすること」と言えるでしょう。