(愛知学院4年)デンタル国進のCBT指導後期の流れについて

CBTが、2021の1/15日に行われます。

CBTの前に、後期定期試験が行われます。
(教科一覧)
〇高齢者
〇ペリオ(OPE)
〇障害者
〇麻酔
〇顎補綴(がくほてつ)・・・愛知学院に独自の教科
〇歯内療法学・・・難易度高い

(後期のCBT指導の流れ)
〇9月・・・CBT・PASS(オレンジ)
〇10月・・・CBT・PASS(緑)
〇~12/15・・・セルフチェック4冊(1周終わらせたことになる)
〇~1/15・・・2周を終了

やること多いですが、頑張りましょう!

(朝日大学)2月の再試は非公表、つまりブラックボックス!

定期試験が終わり、成績が出揃いました。本試の合格は70点以上。。。厳しいですね。以前は65点だったのに。本試が70点合格という大学は、他の歯学部では、なかなかないと思います。しかし最もあり得ないのは、来年2月の再試の合格点数です。80点。。。高すぎますね。しかも一回のみ。。。理屈で考えると、そんなの合格できるのか?と思うはずです。

しかしこの再試の合否は非公表なのです。つまりブラックボックスなのです。生徒が知ることができるのは、3月の成績発表の時のみで、進級できるかどうかは、教授たちに委ねられているのです。

現実的に考えてみましょう。

教授たちは、上からの進級基準の厳格化、カリキュラム変更にうんざりしていると思われます。前期・後期の再試を翌年2月に一度に行い、合格点を80点以上とするのに、「そんなの何人合格するんだよ?」と思っていると思います。出題者なら、一回しか再試を出せないわけですから、ある意味怖いわけです。もし傾向を変えた結果、大量に生徒が落ちてしまった場合、つけは教授が責められるということになるのです。ならば定期試験と同じ問題を出す以外は、やりようがない、と考えると思います。以前は再試の合格点は60点ですから(本試は70点以上)、私が教授ならば、60点~を合格と考えるかもしれません(私見です)。しかし、そうするには、試験問題に、記述問題が入っている必要があるかもしれません。本試を見ていると、2年は回収される科目もあるし、されない科目もある。。。3年は筆記試験&多肢選択は、筆記は回収されます。この筆記はそのまま再試で出題される可能性あるので、ぜひ復元問題(=メモ)を作っておくべきです。友達と一緒に作ってもいいと思います。

最後まで、頑張る必要があるかもしれません。

(朝日大学2年)歯科理工学で大量に落とす生徒続出 

歯科理工学(玉置先生)で、約140中(休学生を除く)47人が本試で落ちました。歯科理工学は攻略が難しい科目ですが、あまりの落とした生徒の多さに驚くばかりです。最も本試で落としてはいけない科目は、この教科かもしれません。来年の再試が恐ろしく感じられます。何かあればまた報告します。

(朝日1年)中間テストまでの流れについて(前期期末テストで落とした科目は、後期の間も対策しないと、来年の再試で落とす可能性大!)

朝日1年の中間テストに向けての流れです。

〇物理
〇生化   =unit1  ←基礎歯科入門小テスト(10月1日)
〇微生物

〇生理
〇解剖  =unit2  ←基礎歯科入門小テスト(10月29日)
〇口腔解剖

11月 後期中間テスト=8教科=70点以上合格

2月 再試=80点以上合格

(英語と統計学は通年で実施されます。)

前期にあった数学がなくなり、後期は統計学になります。前期の化学が生化に、前期の生物が生理になります。

ここで注意しないといけないのは、前期で落とした科目も、後期と同じく、翌年2月にまとめて再試ということ。しかも80点以上!今は一般教養科目でも、過去問を踏まえながら、内容的には小テストなどをふんだんに盛り込み、傾向が変わってきています。本質的に理解していないと厳しいということです。過去問の丸暗記だけでは、十分な対策とは言えません。1年の前期は一般教養科目が中心、後期からunitが始まり、歯学部の専門科目の入門が始まります。1年の進級は、一般教養は多少下駄をはかせてもらえたとしても、unitの教科に関してはそれはありません。前期の期末テストで落としてしまった科目は、来年二月の再試に向けて、後期の間も学習を継続しなければなりません。これをしないと、後期科目が大変になり、前期の科目の再試まで手が回らずに、落としてしまう可能性があります。1教科でも落とせば、留年決定です。

デンタル国進の西岐阜校では、1年生の一般教養科目から専門講師がつき、本質的な理解をさせています。

(朝日大学)本試70点、再試80点は、2016から始まった!

2011年に、学費が300万になり、土曜日が授業日となりました。また休む基準も変わりました。それまでは一つの教科で、1/3まで休んでよかったのです。そこからは1/5しか許されないようになりました。2016年からは、それまでは本試65点、再試60点だったのだが、本試70点、再試80点になったのです。やがて中間テストが始まり、2018からは、平常点(小テストの点数、授業態度、課題の点数)を取らないと進級できなくなった。2019年からは前期定期テストが夏休み明けになり(実質夏休みは休みではなくなった)、再試は前期後期とまとめて、翌年2月になり、さらに一回のみになりました。1年からの一般教養科目も厳しい基準です。今の朝日は「この厳しさで6年生き延びれるのか?」というぐらい厳しいシステムになってしまいました。ちなみに、1年の時の科目も、今とは大きく違います。111回の国試受験の学年が1年の時は、数学と物理がなかったのです。今もありますが、統計学がこの代わりだったのです。

新しい学年になればなるほど厳しくなっている。。。これが今の朝日大学の歯学部のシステムです。

(朝日大学3年)衛生が後期は特に厳しくなる!?

朝日大学3年の衛生は、9/5~11/5日の間にしか行われません。

しかし範囲は、2年の衛生が6ブロック(=6冊)なのに対して、12ブロック(=12冊)となっています。

たった2か月足らずの間に、2年が履修している分量の倍が詰め込まれるわけです。

中間テストは、11/5~9に行われます。

科目
〇全部床義歯
〇英会話
〇歯内療法学
〇放射線
〇基礎臨床※

※基礎臨床では、今までの科目の復習となります。成績に影響します。進級に影響するのは、期末テストになります。

基礎臨床の小テストの範囲
10/23 小テスト① 病理・薬理
12/14 小テスト② 修復&全部床義歯
         放射&衛生
1/17 小テスト③ 歯内&歯周
         部分&口外

→期末テスト

(朝日大学2年)解剖&口腔解剖の前期定期テストについて

朝日大学2年の解剖&口腔解剖に関する新しい情報です。

〇朝日大学2年の解剖で、新しく担当されている上村先生が出題する問題が難しい、血液や内臓系をしっかりと押さえること。

〇口腔解剖は中間テストが行われなかったので、範囲が膨大。二日に分けて実施(口腔解剖&組織・発生学)。担当されている滝川先生は、情熱的で厳しい。授業中の小テストも頻繁に行われているので、これを中心に対策するべき。冊子も分厚く、掲載されている問題数が多い。2年でこの教科を落とすと、最もやっかいかもしれない。量が多いため、過去問(復元問題)が欲しいところ(当予備校に過去問あり)。

歯科医師国家試験の作成側の本音&国試得点の仕組み

〇必修で80%以上得点していても、苦手教科(苦手分野)があると、どこかでボーダーに足りず、結果として国試に合格できない仕組み。

→得意教科で苦手をカバーしようとする人が国試浪人になる。国試浪人の多浪とは、「苦手科目&分野を放置して、好きなところばかり学習する人」と言えるのでないだろうか?

〇2教科ほど得意教科を作り、各領域を半分以上、漫勉なく&確実に得点できることが大事。

〇毎年1~2点足りなくて、不合格になる受験生が多い→実はこれは「たった1~2点」ではない。むしろ1~数点のほうが合格が難しい可能性あり。これは苦手な教科があり、放置していて、その1~2%を発見しなくては、合格できないということだから。その1~数%を発見するのは大変な作業。コンピューターの精密機械の中で1%の故障を直すようなもの。本人も予備校側も、その手間暇は多大。

〇本当に確実に合格させたいなら、予備校は、国試浪人を受け入れ、合格させようとするよりも、低学年から育てあげたほうが、確実に合格する率が高いのは事実。

国試多浪が合格困難な理由

理屈としては、苦手分野の発見に乗り出し、積極的に間違いを正していけば合格できるが、なかなか合格できないのが現実。

理由は二つ。一つは、多浪ほどわがままになっていて(我流にこだわり)、素直に苦手分野の発見に乗り出さないため、いつまで経っても合格できないパターンに陥っている。

二つ目に、大手予備校では、一斉授業なので、一人一人どこが苦手なのかを見つける事は不可能。

〇国試合格率は、6年ストレートで卒業した一浪で75%、二浪は60%を割る状態。

国試点数の設定ついて

 550点中~点を得点すれば合格というものではない(絶対評価)→領域ABCの3つと必修(111回は77問のうち8割)をクリアしなくてはいけない(国試の出題側は、合格率を何%にするかは、最初から決めていて、試験結果の出来具合を見ながら、領域のボーダー%を考えていく。)

→「合格人数は決まっているから、何とかして落としたい」が採点側の本音。

補綴(全部床義歯+部分床義歯+クラウンブリッジ)は、なぜ難しいのか?

補綴を得意な生徒が少ない印象です。特に国試浪人ほどその傾向が強いと思います。

今回は、その理由を簡潔に列挙してみます。

〇丸暗記が通用しない。

〇一つに対して一つの答えではない→問題により、答えが変わる。

〇義歯に関して言うと、前歯は見た目を考えるが、奥歯は噛むことを考える。

〇国試浪人ほど苦手→分からない教科/分野の放置期間が長い為

多くの定期試験の問題用紙はなぜ回収される?また、問題作成者の本音について

問題用紙が回収されるのは、基本作成側の都合で、ほぼ同じ問題で、毎年使いまわしたいからです。考え方としては、定期試験ごときで、時間を奪われたくないと考えているからです。あと、回収することにより、問題のミスが露呈しにくいということもあります。作成側は、研究、論文作成、学校業務など、たくさんすべきことを抱えています。実際、教授側にとって、生徒への指導は「義務」であり、「本業」でないのです。大学にとって、本業は「研究」であり、確かに、生徒の指導に、多くの時間を割くと、この「研究」する時間が減ることになります。

国試・・・出題者は5月に発表される。大手予備校は教授の論文を読み、問題を「予想」するが、なかなか当たらない。問題は過去問とは全て異なるため、問題は出すことができる。
CBT・・・各大学で問題を割り振られ、まとめて出題される。問題は、同じ問題が出ているため、過去問は出せない状況。
定期試験・・・大学にしたら、最も手を抜きたいところ。回収、毎年ほぼ同じ問題でいける。朝日大学では、2019から中間テストが始まったが、例年の2倍以上と仕事がなっている以上、回収は都合がよい。問題は復元問題を持っている生徒とそうでない生徒との得点の差が大きくなること。
入試問題・・・赤本になるので、大学側にしたら手を抜けない。大学受験の大手予備校からのチェックが厳しい。

こう見ていくと、さらに大学関係者は論文も書かなくてはならないため、仕事が多いことが分かります。定期試験に最も手を抜きたい気持ちは理解できます

では、生徒にしたらどうでしょうか?定期試験パスは死活問題であり、過去問は何が何でも欲しいのが本音です。しかし、多くの問題用紙は回収されます。ですから、復元問題を作るのです。やはりどの教科も膨大な量がある以上、過去問を先に見て、大事なポイントを検索しておくことは、絶対的な優位を意味します。中間テストが数年前から始まり、実質問題作成者側からすると、例年の2倍の負担になったわけですが、問題回収もあるし、ストック問題もあるため、そこまで負担になっていないのが本音でしょう。ということは、復元問題などの過去問を手に入れておくのが良いに決まっています。

実際に、大学6年間をストレート進級は、入学時の約1/3と言われます。この1/3を30人とすると、10人は本当の努力型(並大抵の努力ではありません、才能も含まれます)、20人は過去問を仕入れて、要領良く学習した人たちということになると思います。どれか突出した点を取り、たくさん落単するより、本試で全教科71点でパスするほうが良いわけです。