マッチング試験は8月がピークで、9月の締め切りにかけてが一次試験が多いものです。
また、2次募集として追加で11〜12月に募集、3月に国家試験落ちた人たちの人員補充としての3次募集という形が多いです。
マッチング試験① 見学準備
みなさん。こんにちは。
マッチング試験が近づいてきましたね。
準備のほうはいかがですか?
去年の日程は、来月の6月頃には大学側からIDを頂き、参加登録をはじめる頃合いでした。
参加登録締め切りは8月上旬で、9月上旬には希望順位を書く、というものです。
マッチング試験は簡単に説明しますと、
募集施設側とこちらの希望順位が高ければ採用です。人気の病院ですと記述試験および面接があります。
中でも市民病院などの定員1名の歯科研修は人気が高く、国立大学の優秀な方々が勢揃いです。
ひとまず、今回はマッチング試験に関して、見学から説明していきましょう。
去年はコロナの影響もあり、zoomでの説明会や試験を実施する病院が多かったです。
7月中旬から試験をはじめる口腔外科の病院もあるので、いまの時期からしっかりzoom見学、実際の見学を通じて施設側にアピールして行きましょう。
マッチング試験② 見学当日
見学当日についてお話ししたいと思います。
市立病院、医学部附属病院、歯学部附属病院などにおいて、今回は見学当日に留意すべき点をご説明したいと思います。
①zoomでの急な質疑応答に注意!
・zoomで向こうの説明が終わってから、急に名指しで質問が飛んでくることがかなり多い。無難な質問は用意しておこう。
(質問の例)
・「抜歯は1日あたり何件ですか?」
・「模型を使って同期と歯科治療の練習ができますか?」などなど。
②名前では選ばないほうがよい。見学して自分が見たものが本物!
ネームバリューではなく、本当にやりたいことができる場所なのかどうかきちんと考えるべきでしょう。しっかり自分の目でいきたい病院をえらぶべし。
③外科病院の際は、水曜や木曜にロングオペがある。出席数に注意!
外科病院ならば、平日休みをとってロングオペにしっかり参加すること。
また、回診もみられたりするとよいので、
前日移動も考えて2〜3日お休みが取れるとよいでしょう。 深夜バス、お勧めです。
④しっかり違和感ない程度にアピール
6年になって見学にいくのではなく、本当にいきたいところには、5年からコツコツと見学をするつもりでアピールしていくこと!
また、施設の研修担当の先生には、行きたいことをただ漠然というのではなく、母校と何が違うのか、何がやりたいのか、どんな歯科医師を目指したいのかを明確に伝えるとさらによいでしょう。
マッチング試験③
試験について
筆記試験ならば、情報をもとに対策は立てるべきでしょう。出やすいテーマも決まってるので、国家試験に沿って合わせて勉強るとよいと思われます。
また、面接では、履歴書に書いた自分の面接の志望動機を、もう一度きちんと自分の言葉で説明できるよう確認しましょう。多少間違えても問題ありません。
履歴書と矛盾がないよう説明しましょう。
そして、施設によっては合格内定の電話や手紙を送ることもあります。
送られた際にはマッチングの順位を優先的に高く希望すると採用される可能性が高いと思われます。
※合格通知を定員人数以上に出して、確実に定員を集めようとする施設もあります。
その際は成績によって落ちる可能性があるので、
2次募集や3次募集に期待しましょう。
2次募集や3次募集でも応募しないor1年間国家試験受かったけど研修はしないで翌年から研修先探しを考えている方へ
→拾ってくださる病院がなくなるのでそれはやめましょう。