(大阪歯科2、3年)今の1、2年の方は、上級生のアドバイス(無事に進級&国家試験合格したというようなアドバイス)をうのみにすると、5、6年後にとんでもない目に会うかもしれません。。。「卒業」という椅子取りゲームは、既に2年(場合によっては1年から始まっています。。。)

大阪歯科の低学年の進級は、他大学に比べるとまだ緩い状態です。そのため、大歯の学生、親とも危機意識が薄いのが現実です。

低学年のうちは、過去問もよく回り、解答も頼めば作ってもらえるような環境です。一見恵まれているよう見えます。

しかし、中をしっかりと見てみると、実際には、低学年の基礎教科を対策するという、国家試験に直結する最も大事な時期を安易に過ごしてしまい、正しい勉強をしないまま、高学年に進んでしまうことが多いのです。

2→3年が内容的に厳しいが、科目によっては、付け焼刃的な知識で試験を受ける→なんとかギリギリ受かる→教科書内容を理解していないので、結局6年の時の借金になる内容を低学年のうちから作る→6年で溜まりに溜まった借金で、どうしようもなくなるパターンがあるように感じられます。2→3年の進級の反動で、3年の進級を適当に過ごしてしまえば、なお借金は膨らみます。

そもそも大阪歯科はギリギリで進級してはいけない大学なのではないでしょうか?

4年になると、急にスパルタモードに変わり、生き残り戦に切り替わるからです。その戦いは学年が上がるにつれて熾烈になります。。。(本来は低学年を厳しくしないといけないのですが、大歯の場合、学費が高いので、それをすると、低学年でやめられてしまうのでしょう。4年になれば、逃げられませんからスパルタモードに突入?(推測))

基礎系科目と呼ばれているくらいなので、2、3年の科目は、臨床系科目の基礎になっているのです。低学年の学習が定着しないまま、ギリギリ進級すると、よくて裏卒のような事態に陥りかねません(基礎系科目がちゃんと理解出来ていないので、臨床科目を解こうにも、正しく思考が出来ない)。。。逆に、基礎系科目をちゃんと学ぶと、臨床はその応用なだけなので、結果的に高学年で楽が出来→模試や時事問題まで手が回る→国家試験に安定して合格するという流れでしょう。低学年でしっかりと学んでおくことが、国試合格への最短への道であり、それしか手がないことが分かって頂けたでしょうか?

話は変わります。

今の大歯の1、2年の方は、上級生のアドバイス(無事に進級&国家試験合格したというようなアドバイス)をうのみにしてはいけないのではないでしょうか?

今の6年の現役ストレート進級組が入学したのが、ちょうど107回国家試験の後です。(浪人留年組はそれ以前に入学)

つまり今の6年が歯科大学を受験した頃は、国家試験合格者が2500人程度の頃だったはずです。(107回以降で2100人程度まで減りました。)

そう考えると、今の6年の先輩になる方達は、まだ比較的進級等も「緩かった」と言えると思います。ですから、先輩からの「進級や卒試なんか何とかなるよ」という助言をそのまま捉え、適当に勉強し何とかギリギリで進級してきた組が少なからずいるはずです。

今の卒業試験の問題を見れば、付け焼き刃の知識で何とかするのはほぼ無理です。1回でも教科書をしっかり一通り通読する事をしない限り、6年の限られた時間で対策するのは厳しいです。

つまり今1年、2年の方達は、上級生のアドバイス(特に無事に進級、国家試験合格した先輩)を信用すると、6年後とんでもない目に会う可能性があるのです。信用出来るのは学士2での留年、卒業保留者が半数以上という事実だけです。

3、4年生で成績が低迷、何とか進級してるレベルでは、確実に卒業出来ないと言っても言い過ぎではないでしょう。

1、2年生から正しい勉強すること。きちんと教科書を買い、一通り通読し理解すること。」

当たり前ですがこれが出来ていないなら国家試験に辿り着く事が出来ないのが実情と思います。