今年の愛知学院の国試の結果は壊滅的になる予想!本年度は訳アリの後卒制度を使い、全員合格に。ライバルの朝日はほぼ50%が卒試で落ちているのに。。。今年から学院は100万の値上げを行いました。今後は完全な低落スパイラルにはまり込んでゆくでしょう!教授たちと理事長の対立の結果、今後生徒がえらい目に!

国試の結果発表はまだですが、今年は壊滅的な結果が予想されます。

本年度愛知学院は、なんと後卒を実施して、卒業試験で落ちた15人を全員合格させました。朝日大学がほぼ50%しか卒業試験で落としているのにです。(学院では、昨年45人落ちています。)(学院が後卒を利用するのは、今年だけではないか、と言われていますが、どうなるかは分かりません。)

(愛知学院の後卒は、9月に1回目のテスト、12月に2回目のテストがあり、1月に再試があります。)

愛知学院のそうした背景にあるのは、二つのことが考えられます。(あくまでも私見)

1.後卒で落ちた生徒の中に、学院に対して力を持つ父兄の子供がいて、しかもかなり低い成績だったので、親がプレッシャーをかけて、教授たちの反対にもかかわらず、理事長命令で強制的に、後卒が全員合格になってしまったこと(外科の教授のヘッドの方は、実際は落としたかったが、理事長のトップダウンで決定。そのヘッドは今年で役を退きます。)

2.今年から、新カリキュラムが始まるので、旧カリキュラムの生徒を全員追い出したこと(今年から、学院では卒業試験を受けるための試験に受からないといけなくなる。つまり朝日のブロック試験を真似していると思われる)。

その結果が、今年からの100万円の値上げです。〇本来ならば残るべき生徒を出してしまったための補填、さらなる〇ブランド化など理由はいろいろ考えられますが、全国の歯学部が一律に学費を下げて、より優秀な生徒を入れて、国試の合格率を上げる流れとは真逆です。

愛知学院は、合格実績もずっと低迷してきています。さらにここにきて、100万円もの学費の値上げ。。。お隣の朝日大学は、年間学費が300万で、歯学部の中ではほぼ最安値で、本年度の受験生の人数も過去最高、レベルも京都大学を併願して受けている生徒が第一志望にしているほどレベルが上がってきています。

今年から愛知学院の学費は年間500万、朝日は年間300万。昨年まで愛知学院は400万でしたから、朝日と比べると、100万高いだけだったので、まだブランドという意味で学院を選ぶ方が多かったのでしょうが、

しかし今年からは学院500万と朝日300万。親が歯科医師の出来の悪いぼんぼん以外は、学院に入学しなくなるのではないでしょうか?出来のよい親が歯科医師のお子さんは、別の大学を選ぶでしょう。)朝日が東海地方の断トツトップになるのは明らかです。

今年国試に落ちてしまうと、来年は新カリキュラムになるため、不利になります。そうして大手の麻布に行っても、2浪の合格率は54.6%。。。後卒の人は、大手に行っても、ほぼ半分が落ちる結果です。

学院は、CBTの合格ボーダーを、5年後には75%にすると発表するなど、完全に迷走しています。2019年度の4年の留年数は40人以上と学院の歴史上最高の数になっています。昔はCBTは、愛知学院の合格ボーダーは60%、朝日は70%でした。朝日からしたら学院が羨ましく見えました。しかし今後は75%に向けて、急激に合格基準が厳しくなってゆきます。2020年度から、学院のCBTボーダー72%になるのではないか?と言われています。大量にCBTで落ちる→退学の路線になるのは、明らかですよね(CBT75%合格なんて、どれだけ落ちるのでしょうか!?4年の半数以上落ちることは間違いありません)。

学院は、今年からさらなる低落のスパイラルにはまりこんでしまいました。ライバルの朝日はぐんぐん上昇してゆくなか、どんどん下落してドツボにはまっていくのが、愛知学院歯学部なのでしょうね。実績の低迷し続ける業界最高額の歯学部に、いったいこれからどんな生徒が行くのでしょうか?