「愛知学院で留年したことないから、国試落ちはない」という大昔の神話はもう終わりました。それは、愛知学院が東海地方の断トツトップだった時代の話です。
今の愛知学院は、「誰でも入学できて、学費が高い割に、留年させ、留年生がたまりまくり、これからどうなるの!?」という大学に成り下がってしまったのです。過去の栄光や、ああ!という感じです。
愛知学院の方が、朝日でなく学院に入学した本音は、「朝日だと確かに年間学費安いけど、スパルタで留年させられる。ならば、学院で安全に進級して、国試までいけばよい、朝日みたいな、あんなきつい進級しなくても、なんとかなるんじゃないの?」でしょう。
しかし近年、学院の国試結果はだだ下がりを続けています。
特に今年の学院の国試の実績は悲惨です。既卒も含めた全国平均より低い成績です。ランキングで言っても、下から3番目ほどの低さです。
学院の問題は3つあります。
1. 入学する生徒のレベルが下がり続けていて、現在の国試を勝ち抜けるレベルにないのに、昔からの放任主義で、生徒に学力がついていない(今の入試なら誰でも入れます)。
2. 学院のカリキュラム&授業が、今の国試にマッチしていない。
3. 理事長と教順たちが対立していて、OBの力が強く、実際の国試を出す操作がしにくい=卒業試験で落としにくい。
学校の方針も日和見主義で、矛盾がいっぱいあります。特に今年の国試が悲惨なのに、なぜ学費の値上げになるのでしょうか?もし学費の値上げを行いたいなら、今年の卒業試験で、後卒を含めて、全員合格させるという愚かなことをするべきではなかったでしょう。+100万なので、さすがにこれはやりすぎです。歯学部に通うのに、そこまでの学費では今後ペイできないでしょう。あとCBT合格ボーダーを、5年後には75%にする、としてみたり、無茶苦茶です。学費を上げる=OBが強くなる=進級で厳しく落とせない、ということになります。
今年から新カリキュラムになり、学院では、卒業試験を受ける試験を作ると言っています。つまり他大学の真似ですね。国試を受けさせない数を増やして、国試の実績を上げるということでしょう。今年大量に国試を受けられない生徒が出るのは間違いありません。
今年の学院新6年の方々、本当に大丈夫ですか!?