朝日大学の1年の進級が厳しくなっています。
1年前期は一般教養履修ですが、近年難化して、普通にやっていれば楽に進級できた時代は終わってしまいました。2018年度も、1年の留年生は20人ぐらい出て、4~5人が退学する様相を呈しています。
一般的に、デンタル国進以外の進級支援の予備校では、1年を受け入れるところは少ないのが現実です。なぜなら、もともと歯科医のスタッフが少ないため、一般教養中心の一年を入れたがらないのです。
しかし、当予備校では、1年から全ての一般教養科目も、科目の専門教師が指導します。当予備校に入塾する1年の方で多いのは、留年をして入塾する生徒さんたちです。中には、1年での留年を3年繰り返し、今年留年したら退学という状態で入塾する生徒さんもいます。当予備校では、そのような困難な状況にいる生徒さんも、受け入れて指導しています。1年を3年目で入塾する場合、2年間自分で学習していた時に落単ばかりしていた生徒が、なんと成績はウナギのびりになり、1年の最後には、中の上~上位層になり、進級しているのです。当予備校に入塾して、進級できなかった生徒は今のところいません。
2019年から前期試験が、夏休み明けに行われることになりました。これにより1年は中間テストの内容と前期定期テストの範囲が同じになってしまうため、夏休み明けの前期テストの内容が非常に応用度の高い&量が多いものになります。中間テストで、苦戦していると、とても前期テストは厳しいことになります。この前期の定期テストで落単してしまうと、再試は一回のみで、しかも80点パス。。。非常に厳しい状況になります。ですから、この前期の定期試験で確実に全教科パスしておきたいところです。
朝日大学1年生は、2019以前は名古屋に週末に通われている方々が多かったのですが、2019の4月から西岐阜校ができたため、そちらに通塾される1年生が増えました。
英語(歯学部英語)・数学・化学・物理の指導だけでなく、要望があれば、心理学、情報(WORD&EXCELの実技)の指導もしています(心理学は復元問題を使用して。情報は専門のパソコンインストラクターが指導します。情報ではWORDは問題ないのですが、EXCELが苦手な生徒が多い印象です。表を作れても、グラフまでできないと点数をくれません。インストラクターがついて指導することで、自信を持って、実技試験をパスすることができます。)ここまで一年の科目を徹底的に指導する予備校は珍しいと思います。
それぞれの教科について書いてみたいと思います。
(英語(歯学部英語))
〇小テスト3、4が特に中心
〇p2からの長文は和訳を完璧にしておくこと(漢字ミスに注意)
〇熾列の名前、歯の構造の名前を覚えること。
朝日大学1年の歯学部英語も、年々難しくなっています。
2018年度は、前期テストの英語の再試は7人程度でした。今年から中間テストの制度が始まりましたが、中間の英語では140人中5~60人が落ちています。当初は2~30人落とすのかな?と思いましたが、長文(=和訳)をきっちりとやっていればげたをはかせてくれて、落ちる数は減るかもしれません(このあたりは教授の匙加減なので分かりませんが。。。)
前期の英語は、一問0.7点(この点数も調整がされるのでしょう)×100問=70点+歯学部英語のリーディング&単語といったところです。
第111回の学年が1年だった時は、英語はもっと簡単でした。しかし今では、前期に英語選択問題&英語長文、後期はそれ+英会話という図式です。昨年と比べてみても、特に難しくなっているな、と感じるのは、選択問題です。全て英語による問いで、その内容は、英語で選択していくもの、歯学部の知識で選択していくものなど、英語と歯学部の両方の知識が必要ということです。英語の授業では歯学部の内容の解説がなされます。かなり専門的に行われています。2019年度前期の選択問題を見ていると、昨年よりも、英語の問いが長いものが増えていて、選択肢もより歯学や物質の名称を英語で知っておかないと解けない問題が増えています(内容的にはリーディングの内容が出ていますから、リーディングを押さえておくと、選択問題はより楽になるでしょう。
また、歯学部リーディングは、中間テストから判断すると、基本和訳が出題されそうです。ただし、歯学部英語リーディングは、入門的な形態になっていますが、やはり対策していないと、せっかくの30点を取りこぼしてしまいます。この30点は恐らく点を与える意図のものと思います。しかし授業では、そこまで和訳について、指導を受けるわけではないようですから、大学の英語の授業を収録する生徒が多いようです(
このリーディングで、留年をしている生徒は、多少、文法で点が足りなければ救ってもらえるのかもしれませんね(部分点をもらったり、配点を変えてもらったりして)。そのためにもリーディングでしっかりと点を稼ぐようにするべきです。何も書かないのは最悪です。点を与えることができませんから)。生徒を見ていると、長文は全然書かないで、文法のみでパスしようとする生徒がいます。そのようなアプローチだと永遠に合格しないでしょう。選択問題は問題数が多すぎるし、時間も定期試験は中間より短いため、文法だけだと合格点に達しないと思います。中間テストは90分(最初のテストだからでしょう)でしたが、定期テストは短くなり、60分です。長文が7~8問の和訳、単語が15問題程度、空欄選択が100問。。。絶対に全部解けませんね。ですから、長文を確実に、100%得点することが大事です。
第111回の学年が1年の時に経験したものとは、全くレベルが違います。しかし指導している英語の先生は同じで、厳しいが、しっかりとした授業をされ、優しい、人情のある方と思われます(特に留年生に対して。)その意味でも、留年生で、リーディングの和訳をまるまる落としたり、空欄で答案用紙を提出するのは、先生の優しい思いを分かっていませんね。点を与えられないのだから、英語の落単は生徒の責任になってしまいます。
今の1年は13名程度休学なども含めて、留年生がいるので、昨年よりも、落単者の数は増えるかもしれませんが、長文をしっかりと得点して欲しいと思います。
デンタル国進では、個別で、その人の苦手な分野を中心に、基礎から英語の指導をしています。受講している生徒たちからも、分かるようになった、成績が伸びたと、喜びの声があがっています。まずはリーディングを確実に得点させるようにしています。
講師は、英語の専門家&朝日の1年の英語を長年指導しているプロ講師。基礎から分かりやすく、ポイントをおさえて指導します。次に歯科の専門概念も解説しています。
他の一般教科の内容に関する情報(1年前期の定期テスト範囲)
数学や化学の定期テストは、授業中の小テストとは、内容がかなり異なる問題がたくさん出ていて、朝日一年の留年生を不安にさせています。過去問を参照すると明らかです。当予備校では、以下のように、まずは学校の範囲を踏まえ、過去問をベースに、基礎から大事なポイントを解説していきます。基礎から理解させることにより、傾向を変えられても、対応する応用力がつきます。一通り解説をした後には、演習をさせて、学力の定着を確認します。最終的には、講師が作成した予想問題を合格するまで繰り返し、試験で確実に得点できるようにしています。
指導方法
数学:広義のレジュメ、課題をもとに微分・積分、確率の分野を基礎から指導
化学:定期試験の過去問の解答を作成し、それをもとに油脂・糖類・アミノ酸の分野を主に解説
範囲
数学:微分・・・積の微分法、商の微分法、合成関数微分など
積分・・・グラフの面積、置換積分、微分方程式
確率・・・ベン図、条件付き確率、ベイズの定理
化学
炭化水素、アルコール、アルデヒド、ケトン、カルボン酸
エステル、芳香族、アミノ酸、糖の性質、名前など