神奈川歯科では、前期&後期というとらえ方ではなく、STAGEⅠ~Ⅴで表現されています。
ざっくり言うと、STAGEⅠ、Ⅱが前期、Ⅲ~Ⅴが後期にあたるようです。
進級するには、以下の三つの項目をパスしなくてはいけません。
①GPA・・・1.5~が合格。
②各教科のGP・・・各教科によりGPの数値は異なるが、再試で合格すると、100点であろうが60点であろうが、GPは1.0。つまり全教科を再試で合格したとしても、GPの値は平均1.0となり、1.5に達していたいため留年となる。つまり全教科再試でパスの人の進級を認めないためと思われる。貯金するという意味でも、出来るだけ本試で合格する必要がある(例:本試60点=1.0、65点=1.5、70点=2.0・・・)
③総合試験・・・定番の問題が出題される(対策すればそれほど難易度は高くない。)
一年は例年約120人のうち20人程度留年するのですが、今年はまだ全体で何人留年になったのかは定かではありません(2年の留年は当然増えます。)
神奈川歯科の場合だけではないが、一般教養科目を見ると、考えさせられることがあります。例えば、数学に関して言うと、受験で課せられる数学は数学ⅡBまで。数学ⅢCは入試で課せられていない。そのため、入学すると、1年で、履修してないため、大学側が数学ⅢCまでの知識を強制してくるように思えます。例えると、高校三年間で学ぶ数学を、1年の半年に一気に凝縮されたようなイメージ。これは数学に限らず、他の一般教科にもあてはまり、国公立の場合は、生徒が高校の時にある一定の一般教科を履修しているため、大学1年であえてそれを課すことはないようです。つまり国公立の単価大学は特に、総合大学は違うかもしれないが、一年は緩いカリキュラムになる傾向あり。例えば、東京医科歯科の1年の場合、数学は行列を少し課されるぐらい。微積を大学で課されても、生徒は履修しているため解けるので問題なし。
神奈川歯科の1年の場合、1年で解剖の座学も行われているし、全身の細胞&筋&組織なども課せられている。やることが多すぎてアップアップになってしまうのではないでしょうか?
今の1年は一般教養科目だけを履修しているだけでなく、専門教科も履修しています。
昔なら、2年で実施されていた専門が、1年に前倒しになったのでしょうか?いずれにしても大変ですね。