愛知学院1年の一般教養について。学院と朝日の一般教養の比較など。

愛知学院1年での前期の一般教養を振り返ると、化学&統計で落とした人が多い印象です。

学院は、化学が最も対策がややこしいのでないでしょうか?理由は前期と後期で先生が違うからです。他教科は全て先生は同じです。前期は教科書を使わなかったのに、後期では教科書を使います。先生たちの方針も少し違うようです。

化学演習では、今後実験を行いますが、それだけでなく、モル濃度計算、指数計算などの基礎的なことの復習も行うようです。あと化学では毎回小テストが後期はあるようですね(前期は課題でした。前期は課題の比重が重く、これが原因で前期に化学を落とした人も多かったでしょう。)

朝日では、化学を前期で終わらせますが、学院では、前期+後期に分かれています。その分、学院の方が内容が深くなっている印象です。

もし学院の前期で化学を落としているなら、化学の基礎的な理解から始めてみてはどうでしょうか?そうすれb、前期落とした化学の復習にもなりますし、後期の対策にもなります。化学を落とす人は、恐らく高校時代に、化学の基礎をやっていない方でしょう。ですからモル濃度計算、指数計算なども、復習しておくと、大学での理解度がぐっと上がるでしょう。

さて、物理に関してです。学院で前期合格した人も、後期は、対策を必要とするでしょう。前期と比べると、学ぶ内容が難しくなっています。これも化学のように、基礎概念をまずは理解するようにしましょう。学院の物理は、力学、電気など、高校の範囲と同じです。しっかり現象を理解して、学習することが必要です。

学院の統計学は、教科書に沿って、前後の繋がりを考えながら、学習することが必要です。朝日よりも深く、内容的にしんどいですね。学院の人は、前期に統計を落とさないようにするべきでしょう。

(愛知学院5年)総合歯学試験は、年間一回のみ!皆さん結構勉強している感ありますね。。。 

愛知学院5年の定期試験は、年一回の総合歯学演習があるのみです。

学院の前期では大学より、低学年のオンデマンド授業を自由に視聴するように勧められました。「低学年の科目は好きに見てもらっていいですよ」と大学から指示がありましたが、ある意味放置プレーで、親御さんたちも、「5年は試験が年に1回しかないのに大丈夫だろうか?」と不安に思われた方が多かったのではないでしょうか。

総合歯学試験では、全教科が問われ、基礎系科目を個別指導して欲しいリクエストが多いですね。理由は、基礎系科目は、2~3年に学んだもので、臨床科目は、3年の中盤から4年に学んだものと比べると、知識が古くなり、忘れている可能性があるため、ブラッシュアップしたい方が多いからでしょう。

〇二日間にかけて実施予定(1日目・・・1月4~8日のどこかで実施/2日目・・・1月11~15日のどこかで実施)
〇昨年は、再試になったのは20名程度→落ちたのは3~4名。
〇1日目・・・基礎系科目 2日目・・・臨床科目

5年の皆さん見ると、自分で意外にしっかりと勉強している印象です。実践などの問題集を解いている範囲&質問レベルを見るとそう感じます。

(朝日大学2年前期)今年は例年よりはるかに多く落としている模様。。。しかし来年2月の追試をパスする条件が厳しいことを考えると、落としても1~2科目でしょうね。

朝日大学2年の前期テストで、例年よりもはるかに多く落としているようです。点数も特に難易度が高い科目においては、例年より大きく低くなっているようです。

2年生は生化学と生理学、解剖学という苦手な生徒が多い教科が目白押しの中、今年はリモート講義で、分からないところをなかなか聞きづらい状況ですね。

前期は全6教科ありましたが、追試が一回しかない&80点に合格ボーダーがあることを考えると、前期に落としていい科目は、1~2教科程度が理想だと思います。

(大阪歯科大学)大手予備校に通っていて、模試の成績が伸びないので、問合せをする人の数が急増!今年大歯は、6年のほぼ半数を落としました。今の段階で、模試で合格圏内に入っていないと、今まで通りの勉強を継続するだけでは、正直厳しいですね。集中的に個別授業を受講できる方のみを受け入れます。

大阪歯科大学卒で、今年一年目の既卒の方からのお問合せが増えています。最も多いのは、既卒一年目。模試の結果(順位)を聞くと、とても合格圏内に入っていない状態。。。後卒で今年が一年目という方が多い印象です。在学中に、「留年されたことはありますか?」とお聞きすると、留年はありません、とのこと。こういう方が多いですね。次に多いのが、二年目。模試の成績も振るわない。。。

現段階で、模試の成績が振るわないということは、ご自身の見通しが甘かったということです。多くの方があげる苦手な科目としては、「補綴系、生化学、麻酔、口腔解剖学など」です。いわゆる基礎系ですね。

大手予備校は、惜しくも落ちてしまった人が、ダメ出しをするために行くところととらえた方がよいのではないでしょうか。 

考えてみれば、大手に行く人は、皆既卒です。一年目に合格した人が抜け、新しい一年目の既卒が送り込まれてくる。そして人数が多い大学では、クラスまで作られる。。。二年目はまた同学年の多くが抜け、さらに新しい既卒が送り込まれてくる。。。私なら、鬱のようになってしまいます。。。2浪以上になると、同じ大手にはいづらくなるので、他の大手に移動する。。。そこがダメなら、他に移動する。。。もう3年目以上になると、ほぼボーダーで、今後合格出来るか分からない領域に入ってしまいます。

大手の模擬試験は、これしか全体での順位を把握するものはありませんから、必要です。

今からだと、当予備校では、集中的に通塾出来る方のみを受け入れることとしています。こちらが指導出来る時間も有限である以上、合格する態度がある人を確実に合格させることが大事だと考えています。

(愛知学院1年)今年から日進キャンパスから楠本キャンパスへ移動。今は祝日ですが、授業開始!教室は狭く、今後のテストがどう実施されるか、今は分からない状態。しかし成績は出るので、落ちる人は落ちるでしょう。前期で落とした科目がある人は、要注意です!

前回、愛知学院新1年は、部活に入らないほうがよいのではないでしょうか?というブログを書きましたが、結構反響があり、お問合せも増えました。

結局、愛知学院は昔から部活が盛んな大学ですが、入部すると、意外と縛りがきつく、他にいないからということで、役職を歯学部の生徒がやらされ、試験ギリギリまで部活していて、本業の歯学部の学習に時間を取れない、というような事例を、私は多々見てきました。結局、部活に入ったところで、過去問がなければ意味がないわけです。しかも入ったから過去問があるわけではない。愛知学院の部活は、楽しげな雰囲気で、行くと、思ったより拘束が強く、勉強に響くのが現実ですね。

さて、本題に入りますが、いよいよ後期授業が始まりました。祝日でも授業があります。今年から日進キャンパスから楠本キャンパスに、学院1年は移動しました。出る来る声は、教室が狭いという声です。今は第1~7講義室を使用していて、まだセミナー室は使っていない状態です。

授業は、前期はオンラインのみでしたが、後期は対面を取り入れ、遠隔と同時併用、班ごとに隔週でまわす仕組みです。

本日9/22(火)は物理がありました。前期は1週間ほど提出まで余裕がありましたが、本日は授業終わりに、すぐ出して下さい、とのことで、戸惑った生徒が多かったようです。課題自体は簡単な内容でした。これはひょっとすると、大学に集めて、定期テストを実施を考えているのでは?という感じもしますが、コロナがまた出たりすることも、考えられるので、後期の試験は集めて紙で実施するのが、遠隔でデータで行うのかは、定かではありません。

しかし前期の結果を見てみると、やはり化学、統計などを落としている生徒が多いのを見ると、後期の試験の形態がどうなるにせよ、やはり落とされる人は落とされるということです。つまり後期の間に、後期の対策をするのはもちろん、前期で落とした科目も対策をしておかないと、来年2月の再試で落としてしまい、留年ということになりかねません。

9月現在の当予備校の国試既卒生(全員2020年4月入塾)たちの模試結果分析

◎最近実施された医歯薬模試&麻布模試の結果が出ましたので、本日当予備校で、講師たちと模試分析会議を実施しました。

〇当予備校の6年生は皆低学年で入塾して、全員成績優秀なので、ここでは省き、当予備校に通う既卒(1~3浪、2020年の4月に入塾)に絞ってみたいと思います。既卒の伸び具合は、予備校の指導力を表すことが出来ると思われます。

◎現在デンタル国進の既卒生たちは、
現在受けている模試の人数がおよそ1500人ほどの中、全員400番以内にいます。

◎大手予備校の模試は基本、所属する予備校生に有利に作られています。大手予備校以外の生徒には、基本不利なので、この成績は、非常によいと思います。

◎毎年国家試験は3,000人ほど受けて約2,000人が合格します。模試で1,000番以内にいたら合格すると言われています。

◎この調子でいけば大丈夫ということが、本日の会議で確認されました。

◎毎年既卒がどれほど合格できるのかに力を入れています。今期、全員合格出来ると思います。気を緩めず、指導してゆきます。

〇今上の順位から、下に大きく外れてしまっている人は、よっぽど特殊なことをしないと、合格は厳しいでしょうね。

(愛知学院&朝日)解剖実習の比較

愛知学院2年の解剖実習(座学の実習とは別)は、落とすと即留年決定の科目です。

〇朝日も当然解剖実習を行いますが、内容的に大きな違いがあるので、まとめておきたいと思います。

※愛知学院の解剖実習は、顎顔面は単なる1項目(全体の3分の1)に過ぎず、全身(全体の3分の2)に大きな比重が置かれるのが特徴。全身に関しては、つま先の神経など、歯科医師国家試験に不要な内容→なのに、落とすと即留年決定(年度途中)。

※朝日の解剖実習は、全身の知識は与えられるが、顎顔面が中心。進級基準となるのは、顎顔面のみ。顎顔面は、歯科医師国家試験に当然出題。

愛知学院2年の解剖実習は、理不尽ですね。学院の解剖実習は、医学部のようです。歯学部として、内容的にかなり無茶な気がします。学院の方、気をつけましょうね。

(愛知学院1年)部活動について~愛知学院の人は、出来るだけ入らないほうがいいのではないでしょうか?もちろん大学は部活動を勧めますが、余計な繋がり出来て、過去問入手出来ても、結局勉強する時間なくなり→留年になってしまう可能性あり。でも部活に入っても、過去問入らないかもしれませんよ。なのにしつこい拘束。。。どちらにしても理不尽ですね。

デンタル国進に、先月から、愛知学院の方が多く入塾されています。その中でも1年の方が特に多く、お話を伺っていると、悩み多いことに気づきました。

「人脈もないまま、前期に大学のオンライン授業が開始されました。今年はコロナでオンライン授業だから全員通るかな?と思ってみたが、前期でいくつか一般教養を落としてしまった。。。後期も対面も開始されるが、大学は恐らく実習をやりたいだけで、結局情報収集にならない。部活などに入るべきでしょうか?」というお話をよく聞きます。

長年愛知学院の生徒さんを見てきて、私が思うのが、「愛知学院の生徒さんは、部活動に引っ張られ過ぎて、勉強出来なくなる→留年する→国試に不合格になる人が多い」ということです。実際、愛知学院は昔から部活動の盛んな大学です。全国大会に出たりする部活も多くあります。しかし何気なく入部したら、役職に就かされ、勉強時間が足りず、結局留年してしまったら、何の意味があるのでしょうか?

愛知学院の怖いのは、この放任主義です。昔はその放任主義は良かったのですが、今では弊害しかありません。直前まで指示もなく、直前でばたばたと課題が出される。

問題をまとめると、こういうことです。「オンラインになっても、何気なく前期落とされた。その基準は先生毎により違い、公表はない。成績を聞きにいっても、はっきりした点数は教えてもらえないため、生徒のモチベーションが出ない。しかし勉強しないまま、部活ばかりやり、過去問が手入ったが、結局最後に留年してしまった。」

昔の愛知学院は全国的にはトップレベルでした。現在は、残念ながら激しくその地位を落としています。理由は国試が激しく難化していること、入学する生徒の学力が落ちているが挙げられます。昔は国試が簡単であったのに、優秀な生徒が多く入学してきました。留年する必要がほぼなかったため、部活道に熱中出来たというのが、本当のところではないでしょうか?今も歯学部生で、部活動に熱中して、留年しそうなのに、直前まで部活をしているのは、何なのでしょうか???6年もの長い時間を使い、国試を取れないとしたら、人生ダメにしてしまったのと同じです。歯学部生(医学部生もそうですが)は、国試に合格しなければ、「単なる歯に詳しい高卒」です。まともな就職は厳しいでしょう。

今の愛知学院の生徒に部活を勧める(大学も進めていますね)のは、「昔はよかった」と子供の世代に昔の自慢話をして、既に終身雇用はないのに、住宅ローンを勧め、斜陽産業なのに、やめずにずっと働き続けるように勧め、その結果、リストラ→貧困になっても、「俺は知らないよ」と開き直る団塊世代の弊害と似ているものがあります。

歯学部に入った人は、何のために入学したのでしょうか?資格を得るためではないでしょうか?国家資格を取れば勝ちです。もし取れなければ大負けです。今の歯学部は、親の時代とは違い、ある意味「ぼったくりバー」のような仕組みにもなりかねません。同一学年で留年を繰り返すと退学&放校になったり、卒業しても、国試浪人になり、ずっと国試に合格できない可能性もあります。大学も、1人の入学生を獲得するより、1人留年させた方が、コストパフォーマンスがよいため、「留年ビジネス」に走りがちです。

国試は難しくなっているため、大学側は留年をさせます。受験者の分母数を減らすしか、私立の歯学部が合格率を上げる手はないからです。愛知学院で、自分の成績悪い&留年するリスクあるのに、部活に熱中している人は、ある意味デガダンス(=退廃主義)ではないでしょうか。現実逃避ですよね。

当予備校の愛知学院の生徒さんを見ていると、部活に入っていない人の方が、勉強が出来る傾向があります。愛知学院は放任主義ですから、時間を持てあますことが多いは分かります。しかしこの時間をもてあます、というのが曲者です。「時間もあるし、情報欲しいからとりあえず部活動に入ろう」と考える人はかなり、思考力が足りないように感じます。部活に入ったからと言って、過去問が入手できる保証はありません。仮に入手出来ても、部活の拘束は思っていたより厳しいため、勉強時間が足りなくなり、留年する可能性もあるのです。

今年の愛知学院の1年の方は、はっきり言って孤独です。コロナが直撃して、名来生以外は、人脈がないまま、オンライン授業で毎日過ごしているからです。teamsのオンライン上に顔が表示されるとしても、対面型の付き合いが出来るわけではありません。内来生は知り合いが多いので、気楽は気楽でしょうが、ある意味、「ぶっ飛んでいる人が多い」(笑、悪意はありません)ので、正直外来生はあまり深入りしないほうがよいと思います。得はあまりありません。

当予備校は、同一学年の情報のやり取り、先輩からも情報のinputが出来る場所でありたいと思っています。当予備校は他の人に通塾しているのを知られないように、完全個室個別の指導方式ですので、情報のリクエストがあると、私がその情報を同一学年や先輩の塾生に聞いていくことが可能です(私は中間管理職みたいものですね。)また当予備校の今まで蓄積されたデータも提供可能です。

情報を必要な生徒に、必要なだけ、お寿司屋さんのように、毎日情報というネタを仕入れして、提供しています。しかし以前は、簡単であったことが、どんどん難しくなっていきますね。コロナになり、オンライン授業に移行していった結果、対面での人脈形成が難しくなり、情報が仕入れにくくなったという意味で、毎年情報を蓄積する場所が、今まで以上に貴重になってきているのかもしれませんね。

(朝日大学)前期試験の成績が出そろいました。いい成績取っている生徒が多いです。特に留年を繰り返して、当予備校に入塾した生徒の多くが、今回の前期試験で上位層の成績になっていると思います。

今年は、当予備校の生徒は、同一学年を繰り返して(2~3回目)、3,4月に入塾した生徒が多いのですが、定期的に指導した結果、今回の結果を見ると、模試ではないので、正確な順位は出ませんが、成績から見るところ、上位10番から20番に入っていると思われます(愛知学院の場合は、はっきりした成績が出ないので、いい成績としか言えませんが)。

今の3年は大学の先生からも、出来の良くない学年と言われているのですが、どの科目が点がよくないのでしょうか?大学の平均点を見ると、全部庄義歯が最も平均点が低い印象でしょうか。次に悪いのが、口腔病理学、薬理学でしょう。

今学期の朝日の後期の定期試験は、1/25~2/2。再試は2/18~。

朝日の5年は、現在3週間に一回のテストを行っていますが、これはさぼらせないためですね。進級試験が一回のみあるのですが、追試がないのでは?という噂があります。あくまでも噂なので、あるかもしれませんが。。。以前の5年は時間的にもゆとりがあったのですが、今の5年は締め付けが厳しそうですね。

留年したくなければ、前期を頑張るべきです。

〇落としても、最小限にとどめる。
〇落とすにしても、低すぎる点数を取らない。

上記が大事でしょう。後期は後期で、前期以上に学習が大変なので、実は前期の復習は後期の間中に実施するのは、よほど本人に覚悟がないと厳しいでしょう。しかしもし前期に大量に落としてしまっていて、何がなんでも留年したくないなら、後期の間にも、前期の復習をする必要があります。

また前期で大量に落としてしまうと厳しいのが、後期に行われる基礎臨床です。これは一日で前期の全教科が凝縮されて問われる科目です。前期で落としてしまった科目を集中的に学習して行いと、基礎臨床で落とすと、即留年決定です。基礎臨床は、後期に大学で、授業がありますが、あまり役に立たないでしょう。というのも、後期には1~2時間に短縮された対策授業が行われるだけです。前期に3~4か月かけて授業は行われていたわけで、その意味で、そんな短時間では、ほぼ役に立たないと思われます。

やはり前期で大量に落としてしまったら、それなりの覚悟を持って、後期にも前期の落とした科目の対策をしないと、抜け道はないですね。