※6年時に実施されたデイリー&ウィークリー&期末テストの直前集中チェック(念のため過去3年分を対策)
※指導は、松本の卒試を熟知した講師陣が担当(松本卒の講師がヘッドティーチャー(スーパーバイザー))
※現在5年の方の卒試の早期対策も実施中
歯科医師国家試験に合格するための本音トーク
※6年時に実施されたデイリー&ウィークリー&期末テストの直前集中チェック(念のため過去3年分を対策)
※指導は、松本の卒試を熟知した講師陣が担当(松本卒の講師がヘッドティーチャー(スーパーバイザー))
※現在5年の方の卒試の早期対策も実施中
116D-8
( ) is one of the major side effects of COVID-19 vaccination.
a Cough
b Fever
c Loss of taste
d Smell disturbance
e Sore throat
【新型コロナワクチンの副反応】
問題の文を和訳すると「( )は、COVID-19ワクチン接種の主な副反応の1つです。」となります。
なので、COVID-19そのものの症状ではなく、ワクチンの主な副反応について問われています。
「vaccination=ワクチン」が理解できているかどうかが、問題を解く鍵になっています。
新型コロナワクチンの主な副反応としては注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等があります。
COVID-19は出題の可能性が高いと考え、講義中解説していました。
116D-8 解答
( ) is one of the major side effects of COVID-19 vaccination.
a Cough・・・咳
b Fever
c Loss of taste・・・味覚障害
d Smell disturbance・・・嗅覚障害
e Sore throat・・・咽頭痛
解答:b
116B-30
Ⅲ型アレルギーはどれか。1つ選べ。
a 気管支喘息
b 接触性皮膚炎
c アナフィラキシー
d 自己免疫性溶血性貧血
e 全身性エリテマトーデス
【アレルギー分類】
近年、アレルギーに関するにする問題はよく出題されます。
それは誤った対応してしまうと、最悪、患者さんの生命を危険さらしてしまう可能性が
あるからです。なので、
アレルギー型と反応をセットで覚えていく必要があります。
●アレルギー型と反応
・Ⅰ型(即時型)、IgE,
花粉症、アナフィラキシーショック、気管支喘息
・Ⅱ型(細胞障害型)、IgG,IgM
不適合輸血、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、重症筋無力症、溶血性貧血
・Ⅲ型(免疫複合症)、IgG,IgM
糸球体腎炎、血清病、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)
・Ⅳ型(遅延型)、T細胞
金属アレルギー、ツベルクリン反応
116B-30 解答
Ⅲ型アレルギーはどれか。1つ選べ。
a 気管支喘息・・・Ⅰ型
b 接触性皮膚炎・・・Ⅳ型
c アナフィラキシー・・・Ⅰ型
d 自己免疫性溶血性貧血・・・Ⅱ型
e 全身性エリテマトーデス
解答:e
【オリジナル問題】
次のアレルギー反応の中で細胞障害型に分類されるのはどれか。2つ選べ。
a 血清病
b 気管支喘息
c 糸球体腎炎
d 重症筋無力症
e 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
【オリジナル問題】解答
次のアレルギー反応の中で細胞障害型(Ⅱ型)に分類されるのはどれか。2つ選べ。
a 血清病…Ⅲ型
b 気管支喘息…Ⅰ型
c 糸球体腎炎…Ⅲ型
d 重症筋無力症
e 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
解答 d,e
116B-13
リスボン宣言で述べられているのはどれか。1つ選べ。
a 死の判定
b 健康格差の縮小
c 国民皆保険制度
d 倫理委員会の設置
e 患者が健康教育を受ける権利
【リスボン宣言・・・セカンドオピニオン】
セカンドオピニオンとは患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に求めた「意見」、または、「意見を求める行為」である。主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきという考え方に沿ったものである。
116B-13 解答
リスボン宣言で述べられているのはどれか。1つ選べ。
a 死の判定・・・シドニー宣言
b 健康格差の縮小・・・健康日本21など
c 国民皆保険制度・・・国民健康保険法
d 倫理委員会の設置・・・ヘルシンキ宣言
e 患者が健康教育を受ける権利
解答:e
115A-2
セカンドオピニオンの目的はどれか。1つ選べ。
a 転院の推奨
b 医療事故の防止
c 医療訴訟の回避
d 治療に関する患者の意思決定
e 主治医による治療方針変更の根拠
115A-2 解答
セカンドオピニオンの目的はどれか。1つ選べ。
a 転院の推奨
b 医療事故の防止
c 医療訴訟の回避
d 治療に関する患者の意思決定
e 主治医による治療方針変更の根拠
解答:d
116A-10 医師の職業倫理を示したのはどれか。2つ選べ。
a オタワ宣言
b シドニー宣言
c ジュネーブ宣言
d ヘルシンキ宣言
e ヒポクラテスの誓い
【医の倫理、宣言系】
医の倫理、宣言系は頻出なのでしっかり覚えましょう。グループ分けして覚えるとオススメです。
〇医師の宣言系
・ヒポクラテスの誓い
・ジュネーブ宣言…医師による患者情報の守秘義務
〇研究系
・ニュルンベルグ綱領…人体実験における被験者の自発的同意
・ヘルシンキ宣言…倫理審査委員会の設置
〇患者権利系
・リスボン宣言…セカンドオピニオン
〇脳死系
・シドニー宣言…脳死の判定
※脳死(のうシ)だから、シドニー宣言など、語呂で覚えるのもオススメです。
116A-10 医師の職業倫理を示したのはどれか。2つ選べ。解答
a オタワ宣言・・・ヘルスプロモーション
b シドニー宣言・・・脳死の判定
c ジュネーブ宣言
d ヘルシンキ宣言・・・倫理審査委員会の設置
e ヒポクラテスの誓い
解答:c,e
オリジナル問題
ヘルシンキ宣言に謳われているのはどれか。1つ選べ。
a 脳死の判定
b セカンドオピニオン
c 倫理審査委員会の設置
d 医師による患者情報の守秘義務
e 人体実験における被験者の自発的同意
オリジナル問題 解答
ヘルシンキ宣言に謳われているのはどれか。1つ選べ。
a 脳死の判定・・・シドニー宣言
b セカンドオピニオン・・・リスボン宣言
c 倫理審査委員会の設置
d 医師による患者情報の守秘義務・・・ジュネーブ宣言
e 人体実験における被験者の自発的同意・・・ニュルンベルグ綱領
解答:c
116A-1
心筋梗塞のマーカーはどれか。1つ選べ。
a CK
b PT
c ALP
d ALT
e HbA1c
【心筋梗塞】
心筋梗塞は、虚血性心疾患の一つであり、心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している冠動脈に閉塞や狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死してしまう症状である。心筋が虚血状態に陥っても壊死にまで至らない前段階を狭心症と言う。
心筋梗塞は現在、日本人の死亡原因の第二位で高齢の男性に圧倒的に多いのが特徴である。
歯周疾患が全身の健康にも影響を与えることを「ペリオドンタルメディシン(歯周医学)」と言い、糖尿病、肥満、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、誤嚥性肺炎、早産などが歯周疾患が原因であったり、相互に深く関連しているというものである。
CK(クレアチンキナーゼ)は心筋壊死のマーカーであり心筋梗塞ですみやかに上昇するため診断,病勢把握に用いられる。
歯科医師国家試験の1問目でこの問題が出題されるということは、歯科医師を志す皆さんは歯科学のみではなく、全身管理に関する知識も求められていることを認識しましょう!
1 心筋梗塞のマーカーはどれか。1つ選べ。
a CK
b PT・・・プロトロンビン時間、出血傾向の診断
c ALP・・・アルカリフォスファターゼ、肝機能のマーカー
d ALT・・・肝機能のマーカー
e HbA1c・・・糖尿病診断
解答:a
大阪歯科で合格発表がありました。当塾の生徒さんたちは、全員合格となりました。4月から積み重ねてきた努力が、まずは実ったわけです。これで正式に大学卒業が決まったわけです。次は国試の向けて、頑張ってゆきましょう。
○国試の難化に伴い、どの大学でも、進級も以前より、よりいっそう厳しくなっています。高学年で、基礎からやり直すことはますます難しくなりつつあります。
○国試で苦労される方は、多くの場合、低学年で、国試を解くのに必要な理解力&知識を欠いたまま、ギリギリ進級される方が多い印象です。文字面だけを丸暗記して仮に進級出来たところで、所詮付け焼き刃です。
○ビジュアルで理解しておく習慣がより重要になります。今後CBTや国家試験(特にCBT)では視覚素材を用いた問題がさらにたくさん出てくると思われます。
○そのため、当予備校の授業では、一般的に用いられている問題集の単なる質問の受付&受け答えで終わるのではなく、全ての講師がビジュアル的な資料を生徒さんの弱点を踏まえた上で、完全オーダーメイドに作成して行っています。
視覚的に解りやすい指導資料作成を心掛けています。
○低学年のうちに基礎力を固めておく事は将来、CBT,国試の対策を進めて行く上で非常に有利です。今の国試の臨床実地問題は5、6年の臨床実習に準じた内容からかなり出題されます。低学年のうちに基礎力を固めておかないと、臨床問題の対策をする際に、そこまで手がまわらなくなり、かなり不利です。
○入会希望者の方には、面談&体験授業を実施しています。お申し込みは、お電話にて受け付けています。
【2022.7.28】2022年度・後期募集のご案内
・前期と同じフォーマットです。
・各校舎、定員15名とします。
・締め切り9月末。
・入塾ご希望の方は、お電話にてお問合せ下さい(各校舎&オンラインでの面談は名古屋校で一括で受け付けています(代表052-220-5446))
・個別面談&体験授業を実施(完全予約制)
・定員になり次第締め切ります。
定期試験用 【99A-13 (口解) 類題】
複根歯で歯冠の近遠心径が頬舌径より大きく、組織学的に新産線がみられると考えれるのはどれか。2つ選べ。
a 上顎第二乳臼歯
b 下顎第二乳臼歯
c 上顎第一大臼歯
d 下顎第一大臼歯
e 下顎第二大臼歯
【新産線の特徴】
新産線とはエナメル質を斜走する形成不全線であり、出生前後の環境変化によって歯胚細胞が障害され、その結果生じた低石灰化帯と考えられている。
特徴としては出生時における大きな環境変化の影響によって生じる石灰化不良層、歯の発育線に平行に生じ、エナメル質のみでなく象牙質にも出現する、
すべての乳歯、及び第一大臼歯に見られるなどがある。
また、複根歯で歯冠の近遠心径が頬舌径より大きくなるは、主に下顎の乳臼歯、下顎の大臼歯の特徴である。
定期試験用 【99A-13 (口解) 類題】 解答
複根歯で歯冠の近遠心径が頬舌径より大きく、組織学的に新産線がみられると考えれるのはどれか。2つ選べ。
a 上顎第二乳臼歯・・・新産線はみられるが、頬舌径の方が大きい。
b 下顎第二乳臼歯
c 上顎第一大臼歯・・・新産線はみられるが、頬舌径の方が大きい。
d 下顎第一大臼歯
e 下顎第二大臼歯・・・歯冠の近遠心径が頬舌径より大きいが、新産線はみられない。
解答:b,d