(朝日6年)もし後卒試験を受けるつもりならば、今から準備すべきです。★現在、朝日の後卒対策の個別講座の受付中!講師たちは、後卒を知り尽くした実績あるプロ講師陣。詳しくはお電話で(完全予約制)定員になり次第締め切ります。

「後卒試験を受けて卒業するべきか、それとも放棄して6年に留まるべきか?」

悩ましい選択です。どちらにも長所と短所があります。

後卒試験を受けて卒業する場合
(長所)
・来年の卒試にひっかかり卒業できなくなることはない。
(短所)
・大学の環境が失われるため、最新の情報が入ってきにくくなる&大手予備校に行くと、結局友達は落ちた人ばかりなので、足をひっぱる人に邪魔される可能性あり。

放棄して6年に留まる場合
(長所)
・大学の環境に留まるため、最新の情報が入ってくる&モチベーション高い現役生に触れれるため、国試に対するモチベーションが高く保たれる(既卒生の先輩に足を引っ張られない)→合格率上がる(実際、当予備校でも多く合格しています)。
(短所)
・来年卒業試験に合格する保証はない

どちらがいいのでしょうかね?。。。私的には、「後卒試験を受けて卒業する場合」を選択しますね。何はともあれ、来年卒業試験に合格できる保証がないので。特に本年度のように、大量に卒試に落ちる傾向が続いたら、危険です(卒試が難しい傾向は続く可能性ありですね。特に来年は確実に落ちる人は多いでしょう(今年が大量に落ちているため))。以前のように、卒業試験に100人以上合格できるなら、「放棄して6年に留まる場合」も選択してもいいかな、と思いますが、今年の卒業試験を見ていると、ありえないですね。来年も卒業試験に落ちたら、地獄です。

もし「後卒試験を受けて卒業する場合」を選択するならば、後卒は例年3/15、16日ぐらいです。結果はそこから1週間ほどして出ます。範囲は国試と同じ全範囲で、量は膨大です。今から対策しないと、間に合いません。まして、卒業試験に落ちている人たちなので、学力に足りているはずがありません。

デンタル国進では、後卒の個別講座を現在募集しています。お電話にての申し込みとなります。完全予約制。講師たちは、全て朝日の後卒試験を知り尽くした実績あるプロたち。定員に達し次第、終了になります。

(朝日大学6年)今年の卒業試験の非常に厳しい結果について考えるの。今年の卒試は、約50%の合格率!

卒業試験の2回目の発表が昨日あり、今年は第一回目の合格者の少なさから懸念されたように、信じられないほど落ちたようです

今年の卒業試験の合格者は、73名合格/144名中と驚愕の少なさです。


第111回から昨年の第112回までは、ずっと100人越えをしていましたが。。。109、110回とも、80~90人はあったのに、何が起きているのでしょうか?さすがに、70人代は、少なすぎますね。

朝日の現役の国試の合格率は、例年75%くらいなので、今回の人数から単純計算すると合格者予想人数は、54人程度。。。もともと6年は144名いたわけだから、その内54名程度とすると、1/3程度となります。驚愕の数字ですね!

愛知学院は、今年の卒試が100人を超えています。

国家試験は、年々合格人数を減らすのが国の意向なので、「もしかしたら今年2000人を切るとしたら。。。」、朝日大学がこれだけ卒業試験の合格者を絞るのは納得ですね(もしかしたら朝日はその情報を持っているのかもしれませんね(あくまでも推測))。あるいは今年の6年が単に出来が悪いためこうなっただけで、この卒試合格者の少なさが単発で終わるのか、それは分かりません。しかし今の朝日は、あるパターンができると、そのパターンを崩さないで、より強化した形で来るので、卒業試験を絞る傾向は、もしかしたら続くかもしれませんね。他の事例を見ても分かるように、2019年度から始まった2月に前期と後期の再試・追試が一緒に行われるパターンはずっと継続するようですしね。今の低学年が6年になる頃にはどうなっているやら。。。

気がかりなのは、来年の受験生です(今の5年生)。後卒試験を放棄して、6年に残る選択を多くの方がすると、下の学年の留年数に響いてくるのは間違いないでしょう。確実に例年より多く留年させる路線はできてしまったのではないでしょうか?今の5年で、上位50%以下はリスキーになってきました。

しかし方向的には、国は国試の合格者を減らす方向である以上、学院と朝日と比較すると、朝日の方が戦略的には正しいと思われます(朝日のこのパターンは少数精鋭ですし、朝日の方が学費は安い。もし朝日の方が、いい国試の合格実績となれば、学院は親が学院の方が行くだけの歯学部になるのかもしれませんね)。

当予備校には、「後卒を受験して卒業するべきか、それとも後卒試験を放棄して6年に留まるべきでしょうか?」という朝日の方からのお問合せが、連日殺到しています。

西岐阜校の詳しい内容について(朝日の卒試の厳しい結果が出て、今またお問合せが増えています。)

西岐阜校のお問合せが、また増えています。現在は、朝日の卒試を落ちた方からのお問合せが大半です。

西岐阜校の紹介を再度掲載しておきます。

●朝日大学で、確実に国試に合格したい+確実に進級したい方に朗報です。「名古屋だけでなく、岐阜でも予備校を出して欲しい
と言うご要望を受けて、西岐阜は、スタートしました。

●穂積駅から電車で3分以内。西岐阜駅の北口から1分です。

●西岐阜校は、少数精鋭。選び抜かれた講師陣、現在の学力は問いませんが、真面目な生徒のみの入塾を許可しています。

●国試既卒の方、現役の方は、同じ校舎の中でも別の場所を使用します。また完全個室の個別であるため、知り合いの方と顔を合わせるということもありません。
よって、学習に集中することができます。

●当然既卒生と現役生の講師を分けています。デンタル国進では、指導実績があり、厳しい採用試験にパスしか方しか採用していません。西岐阜の講師たちは、10名以上。その中から相性のよい講師を選択できます。講師が担当する生徒の数は、1人3人まで。1人1人の講師たちは、進路部と毎週打ち合わせを行い、学習の進み具合、定着などを確認します。

●個別授業の回数は、オーダーメイド。回数などもリクエストにお応えすることができます(費用もご希望する回数により異なります)。

●既卒の場合は、入塾が決まったら、学力チェックテストを受けて頂き、正確な現状の学力を把握します。後卒の方ですと、その年の国試を知らずに、受験勉強を開始するので、まず最初に学力チェックテストを受けておくことが、非常に重要と思われます。

●既卒で毎年受験を繰り返す理由は、間違った知識を形成しているからです。現在の国試は全て新しい問題しか出題されません。問題集を何度も繰り返して、答えを覚えてしまっていても意味がありません。個別授業の中で、間違って知識を指摘され、修正していくことができます。

●自分用のロッカー、個室の自習室も完備しています。

●朝日大学では、現在カリキュラムの改変が急激な勢いで毎年進み、多くの生徒が戸惑っています。
2019年より前期の定期試験は、8月末から行われることになり&追試は前期後期とまとめて、翌年
に一回のみとなりました。留年者が続出するのは避けれない状況となりました。

●2年の生理学、3年の薬理学&病理学などが特に急激に難化しています。3年の病理学では、他科
目と絡めるため、範囲が膨大となり、どこから手をつけたらいいのか、と生徒が困惑しています。
5年は科ごとに3週間に一回のテストとなり、6年はブロック試験があるために、国試の学習にまと
もに取り組めるのは秋~冬ぐらいとなっています。

●歯学部に関する情報は、「リアルなブログ」にて日々更新しています。ご覧ください。

●ご希望の方は、お電話にてお問合せ下さい。個別説明会&体験授業を行います。講師の人数には
限りがあります。お早目にどうぞ。

(朝日大学6年)卒業試験真っただ中!今年は一回目の結果厳しい。20名弱!昨年は一回目の合格は60~70名合格だったのに。。。

朝日大学6年の卒業試験が真っただ中です。合計二回卒業試験はありますが、一回目の結果が昨年より合格者が少なく、内部で動揺が走っています。

昨年は、6年生約150名が受験して、一回目の合格は60~70名でした。しかし今年は一回目の合格は、20名弱!今年は厳しいですね。

二回目の卒試はまもなく始まりますが、受験生は、果たして今年は100人を超えるかどうか?で心配だらけの状態です。

実は卒試合格が100名を超えたのは、第111回の学年が初めてです。

今年はどうなるのでしょうか?

(卒試に落ちた場合の流れ)

国試は例年2月の最初の土日に実施されます。卒試落ちた方には、国試の少し後に、合宿があります。この合宿で教えられる内容が、後卒の試験の内容として出題されます。後卒試験は、3月の2週目ぐらいにあります。

後卒の結果が出るには、約1週間かかります。つまり3月の3週目ぐらいに、後卒試験の結果が分かります。合格した人は、そこから予備校探しに行くので、予備校は4月20日ぐらいからスタートするのは、朝日の後卒を受け入れるためです。

卒試には、何が何でも合格しておきたいですね。ですが、今年は厳しそうです。内部情報です。

CBT試験直前~当予備校で今指導していること

臨床科目は、思考問題を問うので、少し前まで生徒たちに取り組ませていました。しかし直前期の今は、基礎科目に集中的に取り組ませています。
基礎科目は、知識を純粋に問うもので、知っていればすぐ解けるので、変に臨床問題を今大量に解かせて、解けない問題があった場合に不安にさせるより、確実に基礎科目に時間をかけるべきだと思っているからです(臨床はある程度やってきたなら、試験の時に考えるようにします。終わりがないし、今までやってきたなら、これからやっても点の伸びがそれほど期待できないからです)。理工や薬理などに苦手な方が多いので、確実に得点できるように今指導しています。

今年の生徒は昨年に比べても、学力的に高いです。模試も安定しているし、結果が楽しみです。

横浜校スタート!完全個別の留年防止対策(=進級支援)・CBT・国試個別対策。過去問収集。少数精鋭。(特に神奈川歯科大学の方には交通至便な場所です。鶴見大学の方も、通塾を他の人に知られずに、実績ある先生に指導してもらい、落ち着いて学習できます。定期試験の過去問の収集実施。)プライバシー厳守のため、自分が通塾しているのが他の人には知られません。やる気のある方のみが通塾しています(やる気のない方は入塾させません)。やる気のあるいい雰囲気の中で、定期的にしっかり集中して学習することで、確実に学力アップ。自習も毎日可能(休日なし)。横浜駅西口から徒歩約7分。河合塾の裏辺りです。(045-534-5150)(鶴見大学&神奈川歯科大学&明海大学&日本大学松戸歯学部&昭和大学&東京歯科大学&日本大学&日本歯科大学の過去問を収集中!)

関東地方から、デンタルサポートのご要望が多く、ついに横浜校をスタートすることになりました。

2019年の11月から横浜事務所の契約はしていましたが、名古屋・西岐阜・大阪校が忙しく、この時期になってしまいました。申訳ありません。

既に問い合わせを頂いており、今後具体的に体験授業を実施していく予定です。

(横浜校)

住所:神奈川県横浜市西区北幸2丁目 15-15 第11笠原ビル 405号

電話番号:045-534-5150

場所は、横浜駅西口から徒歩約7分の場所にあります。分からなくなったら、河合塾(横浜校)がそびえていますので、そこを目指していらっしゃるといいと思います。デンタル国進の横浜校は、河合塾の裏のビルあたりにあります。

スタッフは全員プロ講師のみ。皆さんいずれも実績をお持ちの方々ばかりです。生徒さん1人1人に目を届かせるため、講師1人に月、担当する生徒は4人以内にしています(担当する生徒が多すぎ、授業が入れられないというようなことをなくす+1人1人の生徒に対して十分な予習をできる時間を割くため。)。

鶴見駅など、大学の目の前の駅だと、同じ同級生などで溢れかえってしまいますよね。ですから当予備校は少数精鋭方式。目が全員に届くように、講師1人が担当する生徒数は3人までとなっています。

鶴見大学&神奈川歯科大学&明海大学&日本大学松戸歯学部の過去問の収集を実施していきます。

現在の学力は問いませんが、モチベーションは問います。親御さんがいくら入塾させたいとしても、ご本人にモチベーションがないと判断した場合には、入塾をお断りしています(雰囲気が悪くなるからです)。

神奈川県には、鶴見大学、神奈川歯科大学が地元にあります。さらに千葉県に行くと、明海大学、日本大学松戸歯学部もあります。まずは、この4つの大学に絞ってゆきたいと思います。

特に神奈川歯科大学の方は、わざわざ東京に行かなくても、横浜で学校の補強個別の授業を受けることができます。またデンタル国進は、各大学のデータ&定期試験の過去問収集に最大の力を注いでいます。他の予備校と当予備校の違いは、過去問があるのかないのかにあるのかもしれません。過去問、利便性、一流の講師、少人数精鋭。。。1人1人にぴったりと合う学習環境を作るのに腐心をする予備校です。

鶴見大学&神奈川歯科は、特に悲惨で、第109回(平成28年)の国試結果で見ると、平成22年4月入学者は、神奈川歯科も鶴見も76人。6年ストレートの新卒合格者は、神奈川歯科大学は25人(32.9%)、鶴見大学は10人(13.2%=全国の歯学部ワースト1)です。ぱっと見ると、これは合格した人の数ではなく、落ちた人の数では!?と思えるほどです。実際には、定員割れを留学生入れることで抑えている状態です。

明海大学は、朝日大学と同じ企業に昔買収された大学で、システムをほぼ同じです。スパルタ式です。

いずれにしても、国家試験の合格人数が決まっている以上、合格できない生徒は留年させるのは、避けようがないことです。

いずれにしても、大事なのは、各学校のデータ・資料があること。講師が一流であること。交通至便であること。授業をフレクシブルに入れることができること。

横浜校に関して、もし分からないことが、あればお問合せ下さい。体験授業を実施しています。

(朝日大学1年) 今の1年の留年予想数(2018年度のデータから見ると)単純計算すると18~22人!?今の2年が出来が悪いので、例年より出来の悪い今の2年が落ちると最大30名切る程度か?!

以下は2018年度の留年数です。

6年・・・50人
5年・・・26人
4年・・・27人
3年・・・8人
2年・・・23人→(2019年度の2年の内訳:135名中→現役110人→留年23人+編入2名)。
1年・・・18人

・1年から6年まで上の昨年の留年数を見てみると、最大が4年の27人(6年は50人ですが、6年は後卒があるのでここでは省いて考えます。)最小が3年の8人となります。さて、1年の留年予想ですが、昨年の1年を見ると、18人なので、とりあえず18人を最低限の数とします。そして最大を27人としてみます。

・1年がどれだけ留年するかは、収容可能な施設のキャパシティ(=どれだけ収容できるか)が大きく関係するでしょう。これについて分析してみます。

・1年と他学年は校舎が違います・・・1年は一般学部と同じ校舎で授業が行われるため、何人でも収容が可能です。それに対して、2年以上は、歯学部棟に移動になります。この歯学部棟は席数が決まっており(最大180名)、3列シートですが、真ん中を一人開けて、2人程度で座るパターンです。つまり180人満員で座ることはありません。

・歯学部棟の3列シートを真ん中を全て開けたて座るとしたら、最小120人となります。
(最大は先ほど述べたように180人ですが、1~5年で満席で座ることはありません。6年になるとほぼ満席になることを想定しているからです)。

・具体的に見てみると、昨年と今年度の定員比較をしてみましょう。2019年度の2年は146人。3年生は130人(休学を除く)。2018年の2年は135人。3年は124人←2018と2019を比較してみると、2019年度の2年は多く、3年は少ないですね。2018年度の4年は149人。2018年度を見ると、学年によっては、多い学年と少ない学年がありますが、大学側は120~150席にしたいようです。

・今の2年は人数が多く、出来が悪いようです。今の2年は昨年より+11名で、前年度より上回っています。今の2年がどれほど落ちるかにより、今年の1年の留年数はさらに増える可能性があると言えるでしょう。いずれにしても、2019年度の1年は上の学年よりも多く落ちるのは、間違いなさそうです(今2019年度の2年の内訳:135名中→留年23人、編入2名)。

(朝日大学2年)基礎臨床を落としたら即留年決定!まずは定期考査と基礎臨床を同時に準備すべし!空いている時間で、計画的に追試対策を。

朝日大学2年の年明けは、以下の1~3の流れになっています。

1. 基礎臨床考査(一日で試験実施)(1~4年全てそれぞれ実施される)

2.
(後期・学年末テスト)
〇歯冠修復
〇英会話
〇病理
〇患者と医療
〇生化学(2科目に分かれる)
〇微生物

3. 追試実施

ほとんどの朝日2年の方は、2の後期・学年末テストの準備をしていると思いますが、定期テストの前に、1.の基礎臨床考査があります。この基礎臨床は、前にブログで書いたように、1日で試験は実施されるのですが、これに落ちると、留年決定です。ある意味、国試の禁忌問題(第111回で廃止)のようなポジションです。ということは、1と2を併用して準備しておかなくてはならないということですね。
 

朝日の2年の多くの方は、やる気をなくしている方が多いでしょう。なんといっても、今年から夏休み明けに前期の期末試験が行われ(つまる夏休みがなくなり)、翌年の2月にz前期と後期の追試が一気に実施となりました。これが大きいと思われます。つまり朝日は愛知学院のカリキュラムを真似したということですね。今は11月末ですが、今頃になると、休みがないため疲れてきます。しかし休むことはできません。

さらに2年からは、解剖実習も開始されます。これも1や2の基礎臨床+行為・学年末テストの準備をする時間を削っています。しかし可能な限り要領よくなり、実習はその場で終わらせ、基礎臨床&行為・学年末テストに時間をかけるべきです。

追試対策は、相手いる時間に計画的に行っていくべきです。朝日2年の場合、後期の定期考査が終了して、追試まで約10日ありますから、追試はそこで最後は集中的に対策すべきです。

(朝日大学1年) 基礎歯科入門(=UNIT1,2)において、平常点制度(小テスト)で、大幅に減点される生徒続出!? 今年の1年は、他学年より多く留年させるため狙い撃ち!?!今年の1年の留年数は過去最高になる可能性大。

2018年からは、平常点制度(小テストの点数、授業態度、課題の点数)が導入されましたが、建前に留まり、実際には使われてはこなかったようです。教授たちも平常点導入は煩わしいため、あまり積極的ではないようですが、トップダウンで実施をするように求められているようです。

しかし今の1年の今回のUNITテスト(後期の中間)には実際に平常点制度が使われました。本試、平常点がそれぞれ50%の割合です(成績評価を見ると、1~4年に平常点のことが書かれています。ということは、今実施されている基礎臨床の小テストにも導入されている可能性があります。)

今年2019年の1年後期で、平常点(主に小テスト)のために、基礎歯科入門(=UNIT)で減点を喰らい、本試のUNITを落とす生徒が続出しています。 小テストが取れなかったために、大幅な減点です。やはり1年は139人(前期は146人でしたが、7名が退学)と人数が他学年より多いため、留年させるために、狙いうちされているようです。なんとか留年させようという大学側の思惑が露骨に見えます。

留年する人(=要領の悪い人)の2パターン(1つのパターン=過去問(あるいはその情報)なしに自分1人で教科書の範囲を最初から最後まで学習している人、もう1つのパターン=実習のレポートに必要以上の時間をかけすぎ、科目の学習に十分な時間を使えない人)

毎年、留年が決まって入塾する生徒さんたちが多くいますが、見ていて、だいたい二つのパターンがあるのに気づきました。

(1つ目のパターン)
過去問(あるいはその情報)なしに、自分だけで、教科書の範囲を、1人で最初から最後まで学習している人です。これは建前上は正しいのですが、実際には教科数が膨大であるため、そんなことをしていたら、全ての教科に手が届かずに、どれか後してしまい、留年が確定してしまいます。まずは、過去問、あるいはなければ、その情報を仕入れて、学習していく必要があります。

(2つ目のパターン)
実習のレポートにこだわりすぎて、必要以上の時間をかけてしまい、肝心の進級に関わる教科の学習に、十分な時間がかけられない人です。実習のレポートは、事前に学習のできる友人と話し合い、70%ほど書くべき内容を決めておきます。当日実習の時に、残り30%ほどを、学んだことを折りまぜて、さっさと書いて、提出しておけばよいのです。事前に準備したレポートは、当然内容的にも、しっかりとしているため、いい成績をもらえます。しかし建前にこだわり、実習の時のみに、書くことを考えている人はいい成績をとれません。要領が大事です。実習のレポートは体裁さえ、整っていれば、さっさと済ませるべきものです。

上の二つを見て考えると、進級に大事なポイントが見えてきます。それは大学に入学後の学習は「情報戦」であるということです。高校までは知識量が少ないため、自分1人でやっていても問題がなかったのですが、医歯薬ともなれば、入学後に学ぶ科目の知識量は膨大です。科目数も、正直なところ、自力でこなすには、とてもやりきれないほどの分量があります。大事なのは、「学習のできる人とアクセスができ、質の高い情報をinputできる環境にあるか」ということです。試験直前に、どうしても時間がないときは、学習のできる友人がいれば、自分が教科書を読まなくても、ポイントをその人に解説してもらえば、自力でまとめる手間が省け、その科目はパスできるではないですか?

留年すると、このような優れた環境は失われてしまいますよね。ですから、留年しない最大の利点は、学費を損しないで済むということもありますが、それ以上に「学習のできる友人たちとアクセスできる環境を維持できるため、モチベーションが失われず、その後無事に進級できる可能性が高まる」ということです。つまるところ、留年を繰り返す人は、「学習のできる友人が回りにいない」ということに、尽きるのではないでしょうか?このような友人を失わないためにも、留年しないのは、大事だと思いませんか? もし、留年をしてしまい、環境が失われているなら、予備校・塾に入るのは、非常に有効な手段です。塾の先生は、学校の同級生とは比較にならないほど、「学習ができる友人」であるのは、間違いないのですから。