親御さんの世代と今の世代の歯学部のカリキュラムは大きく異なります。今では前倒しの傾向が全国的に見られます。
今の歯学部生は大変です。
2~30年前までは
1・2年基礎知識(生物、化学等)
3・4 歯科基礎(解剖、生理等)
5・6 歯科臨床 (保存、補綴等)
国試
↓
だったのが、
今は
1・2 基礎知識、歯科基礎
3・4 歯科臨床
CBT.OSCE
5 病院実習、国試対策
6 国試対策、総合試験、模試
卒試
国試
のイメージでしょうか。
進学校の中高一貫校では、しばしば前倒しカリキュラムを実施していますが、あれの大学バージョンを目指す感じでしょうか。
この傾向は、私立だけに限らず、国公立でも見られます(もちろん私立ほどではないようですが。)
6年をまるまる国試対策にしたい意図が見えます。昔は6年かけていたものを、ほぼ4年に圧縮すれば、体感としては、1.5倍ではなく、3倍ぐらいの大変さがあるのではないでしょうか?