(前期募集)横浜校の面談可能な日程

以下が横浜校の面談可能な日程になります(既卒&現役両方です)。

日程は定期的に更新してゆきます。

後期募集は9/1~になります。前期募集の人数が定員に達し次第、締め切りとさせてもらいます

3月28日(日)15時以降

4月4日(日)18時~

4月11日(日)13時~

(前期募集)西岐阜校の面談可能な日程

以下が西岐阜校の面談可能な日程になります(既卒&現役両方です)。

日程は定期的に更新してゆきます。

後期募集は9/1~になります。前期募集の人数が定員に達し次第、締め切りとさせてもらいます

3月28日(日)20~22時

4月4日(日)13時~

4月11日(日)13時~

(前期募集)名古屋校の面談可能な日程

以下が名古屋校の面談可能な日程になります(既卒&現役両方です)。

日程は定期的に更新してゆきます。

後期募集は9/1~になります。前期募集の人数が定員に達し次第、締め切りとさせてもらいます

3月28日(日)15~20時

4月4日(日)13時~

4月11日(日)13時~

(神奈川歯科1)進級は本当に大変です。1年から勝ち残り戦です。1年の生物&解剖は、他の大学ならば、2年で実施されている内容です。。。さらに今年はコロナの影響が計り知れないくらい大きかったのですね。。。

神奈川歯科は、1年から進級が、他大学に比べても、露骨に大変な大学です。

一年生は教養がほとんどなく(英語体育の他は法学くらい)、基礎医学を早く始めます。

また、物理や生物を短期間で高校レベル+αまでやるので履修していない場合には難しいと思います。

1年の2stageで実施される「生物」、1年の4stageで実施される「解剖」などは特に大変です(神奈川歯科では、前期後期の2つに分かれているのではなく5つのstageに分かれています)。この二つの教科においては、特に難易度が高い&膨大な量をこなさないといけません。

この「生物」&「解剖」は他大学ならば、2年で実施されている内容です。。。

 かなり無茶です。。。


他大学で2年から始まるような内容が1年の「生物」の授業で行われています。
後半の生物が1番落としやすい科目です。(内容は筋学、骨学、細胞、代謝など範囲が広過ぎますね。生物1と生物2で大きく2つの授業に分かれています。)
3〜40人落ちるテストもいくつかあります。

前半の生物も普通に範囲が広く大変でしたが、後半のものの方が大変です。
テストで落ちる場合とGPAが足りなくて落ちる場合とがあります。
ほとんど回収されるため、過去問は入手しにくい一方、授業資料に小テストや小問があります。

●「解剖」は、露骨に難易度が高く、愛知学院(歯)の2年の「解剖」のように、全身の骨や脈管も範囲に含まれています。顎顔面領域だけでないため、医学部で通常で扱われる全身の知識も求められます。愛知学院2年でも「解剖」はものすごく大変な科目ですが、神奈川歯科では、なんとそれが1年で実施されるということです。

そのため、当塾での神奈川歯科&愛知学院の「解剖」の個別指導は、当予備校専属の歯科医師講師陣&医師講師陣があたります。当塾での指導もなかなか大変です。分業するわけですから。

2年~のほうが、まだ歯の専門のみに絞れるので、塾側としては、やりやすいのですが。。。1年は一般教養がありますので、この指導も手が抜けません。大変です。そのため、私の知るところ、1年から受け入れている歯学部の専門予備校は、当予備校ぐらいしかないのも納得出来ます(あまり自慢になりませんが笑。大変ですから)。

神奈川歯科1年の話に戻します。

今年はコロナで大学に通えないためありませんでしたが、通常では、ユニット試験(小試験)と口頭試験があります。

この年間を通じて大変だったのは、臨床実習(簡単なもの)やペアワークがなくなったことです。来年からの実習の不安が大きい状態です。

神奈川歯科では、卒業試験まで、とにかく休む間がなく、卒業試験の追試&再試になると、国試のぎりぎり直前まで続きます。。。卒業試験ばかり学習していると、国試の勉強が出来なくなり、落ちる流れですね。

ちなみに神奈川歯科の卒業試験&国試の傾向は国試と大きく異なっています。留年や後卒も根っこにあるのは、国家試験合格率を上げたいということのはずが、その対策のため、学内試験が難しくなる→国家試験と方向性の違う対策をしなくてはならなくなる→卒業試験の勉強にばかり時間を取られる→国家試験の合格率が下がる→進級を難しくするため、さらに卒業試験の傾向が国試とずれる。。。悪循環にはまってしまっている感じです。

話は変わりますが、東京歯科では、外部模試にかなり重点を置いているようです。模試の受験も、基本的に後受験などは、相当の理由がないと、東京歯科では、認められないようです。また、東京歯科では、少人数グループ分けして、チューターをつけて模試の復習や勉強の進捗具合を確認しているようです(グループ分け、チューター制度は、一部の国公立大学が真似しているので、恐らく噂ではなく、事実でしょう。)神奈川歯科では、逆の方向性に突っ走っている感じですね。

(愛知学院1年)再び留年しないための年間計画

前期募集の時期になり、学院1年の親御さんからお問合せをよく頂いています。

留年しないための年間計画です(特に留年生向け)。

1.前期の科目を一つも落とさない・・・・これが留年しないためには、どの学年でも、最も重要です。前期で落とすと、翌年2月に前期&後期の再試・追試がまとめてあるため、前期で落とした科目の対策がどうしてもおろそかになりがちです。留年するリスクを避ける意味でも、「前期で落とすのはありえない」と心がけましょう。これは他学年でも同じです。前期で落とすと、留年の可能性が出てきます。

2.前期のうちから、後期の生物Ⅰの先取り対策を開始する・・・後期に生物Ⅰの授業があります。この科目はかなり大変で、スパルタです。特に生物を高校時代に履修したことがない人には大変な科目でしょう。前期にも生物の授業はありますが、基礎科目で比較的に楽です。後期になり、いきなり生物Ⅰを対策すると、かなりの負担になるはずです。この生物Ⅰをパスさせれれば、一年での留年の可能性は大きく下がります。当予備校では、前期のうちから(できれば4月から)この生物Ⅰの対策を先取り開始します。繰り返しますが、確実に留年しないためには、この生物Ⅰはパスさせなければなりません。

留年するパターンとして、「前期科目を落としてしまう→後期の生物Ⅰを落とす」のが、最も留年しやすいパターンです。

留年を確実に防ぐには、前期から対策をしてゆき、積み上げてゆくしかありません。

(愛知学院)これからCBTのボーダーは毎年上がっていくでしょう。。。現在は71%。。。今年の愛知学院のCBTボーダーは72%合格になる可能性が濃厚。。。そうすると新3年は73%、新2年生は74%、新1年は。。。CBTの内容は基礎系科目の内容です。学院の2、3年の方、コロナだったのは分かりますが、2,3年の時、怠けずに勉強しましたか???

大阪歯科では、今回のCBTのボーダーが73%でした。今年は75%になる可能性があります。さらに大歯は今回5.5年生という制度も作りました(これは最低限の縛りだけで、後は大学に来なくてもよい?ような仕組みのようです怖!5.5年生は今年出来た制度なので、正式の人数は間もなく決まると思われます(大歯が次に作るとしたら、4.5年生でしょうか?))。これにより、6年に進級出来る生徒数をぎゅっと絞ることが出来、国に提出する人数を少なく見せる流れが出来ました。

大阪歯科は学費の非常に高い大学ですから、この流れは、学費の高い歯学部では、同じようになる可能性があるのではないでしょうか?

学費が高い大学は、1~3年を厳しく留年させると、大学を辞められてしまう恐れがあります。4年からスパルタにしたら、逃げれないのではないでしょうか(私見)。

しかし親・生徒の側からしたら、たまったものではないわけです。

5年を最も厳しくして進級人数を絞るのが、大阪歯科の今回の流れのようですが、愛知学院でも今後同じようなことが起きかねないかもしれません。

そして4年の時に実施されるCBTも以前のように、簡単に合格出来たものから、難関な制度に変わっていく可能性があります。

愛知学院は、昔は年間学費およそ400万、対して朝日は300万でした(朝日も以前は高かったのですが、急に安くなりました)。

CBTのボーダーは愛知は65%、朝日は70%で、朝日から見たら、当時の愛知学院はうらやましかったでしょう。

しかし今や愛知学院と朝日のCBTのボーダーは逆転しています。今回のCBTのボーダーは愛知学院71%、朝日70%です。しかも愛知学院は値上げを過激に行っていますから、今の愛知学院は高額で、留年数が年々増えている割に、国試合格者が激減している大学になってしまいました。

CBTのボーダーをどんどんと上げてゆくのは、それだけ、低学年を緩く進級させてしまっているため(=つけですね)でしょう。

1~3年のうちに厳しく指導して、留年させ(向いていない方には、留年させ、傍目に退学させて、新しい進路を見つけさせるのも本人のためでしょう)、4~6年を大学側がしっかりとした個別サポートつけるのが、本来あるべき姿でしょうが、実際は逆になっています。大歯が特にそうで、低学年で緩く進級させられるため、そのつけを解消するために、4年から急にスパルタモードになるのです。大歯の今年のCBTのボーダーは75%になる可能性があります。大歯が75%にしたら、学費が高い系の大学はこぞって、真似するでしょう。

さて話を愛知学院に戻しましょう。

愛知学院の今回のCBTのボーダーは71%でした。今年は72%と言われています。そうすると、次は73→74→75%となっていく可能性があります。愛知学院は以前から75%にすると言いながらも、実際にはそこまでしないのではないか、と言われてきましたが、大歯が現在73%ですし、今年から75%になるとしたら、学院も追随する可能性ありです。

実はCBTを75%合格にすると、国試合格者の数が、大学が狙っている数になるという統計上の背景があります。

しかし実際に、CBTが75%合格になると、ポテンシャルのある人でも落ちるようになり、恐らくCBTで落ちる人は、同一学年を何回繰り返しても、合格しない人は合格しない流れが出来、大量の放校者が出るのではないでしょうか?

今回のコロナで、ネット授業になり、怠けている生徒さんが激増しているようです。今後のCBTは、本当に大丈夫ですか???

2021年度・前期レギュラー個別コース募集のご案内

2021年度・前期レギュラー個別コース募集を開始します。

個別授業は、全国の校舎で受講可能です。

お申込みはお電話にて予約→体験授業→入塾の流れになります(代表) 052-220-5446)。定員になり次第締め切ります。後期募集は、9/1~です。

(当予備校の特色)

・専属のプロ講師による完全個別・個室指導。
・1人1人の弱点を中心に、基礎から指導。
・他の人に知られずに、自分のペースで通塾可能(プライバシー厳守)。
・大学毎のデータの収集&蓄積(データ閲覧いつでも可能)。
・自習は各個室で、朝9~夜10時まで可能(年中無休)。
・コロナ感染防止に最大限の配慮(入室時の検温&手の殺菌実施→完全個別・個室指導なので、3密を完全に避けることが出来、各部屋には最新の空気清浄機設置&授業の前のドアノブ&机&椅子の殺菌も実施。
・校舎のある場所は以下の通り(名古屋本校&西岐阜校&大阪校(摂津富田&牧野)&広島校&岡山校&横浜校&大宮校&船橋校)→今後は、仙台校、福岡校、北海道校などを予定
・入塾ご希望の方は、お電話にてお問合せ下さい(代表名古屋校 052-220-5446)
・個別面談&体験授業を実施(完全予約制)
・次回の募集は後期募集(9月~)になります。
・定員になり次第締め切ります。

(大阪歯科4年)今年度のCBTの本試ボーダーが73%。来年度は本試75%の予定のようです。。。大歯で今から約2週間後の追試を落ちた人は、来年無事に合格出来るのでしょうか???

大歯のCBTの結果が出ました。

2週間後に追試があります。

大歯のCBTにおいて驚くことは、この本試&追試ボーダーの高さです=本年度ボーダーは本試73%(追試はなんと75%合格!) 

本年度の大歯のCBTの平均は79%で、実際には、85%欲しいところが全然不足している状態です。

他大学においては、CBTの本試のボーダーは大半が70%、愛知学院が少し高くて71%(来年は72%になるようですが)程度ですが、この大歯の本試ボーダー73%というのは、群を抜いて凄すぎます。。。

さらにすごいのは。。。

大歯の本試のCBTのボーダーは、来年度は75%になるようです。」ということは、来年の大歯の追試のボーダーは。。。?

今年大歯でCBTを落ちた人は、来年合格出来るのでしょうか?

大歯では、いろいろな進級基準の変更が毎年されていますが、本年度の変更から考えると以下の点に尽きるのではないでしょうか?

・「6年を大量に落としてしまうと、外部にばれてしまいます。しかし4、5年で、留年数を増やしておけば、6年の留年者数を減らすことが出来、外に情報は出ません。。。」これを狙っているのではないでしょうか?ちなみに、大歯が最も留年させたい学年は、5年ではないかと思われます。。。

・大歯では、今年度から5.5年生(=6年生ではない)という制度を作りました。まもなく何人になるか決まりますが、最低限のことさえ大学ですれば、あとは放置&しかし年間学費はフルで500万というシステムです。つまり6年に進級出来る数を減らすことにより、国に届け出る出願者の数を抑えることが出来、結果落ちた人の数を少なく見せることが出来るのです。

話は変わりますが、大歯のように、1→3年を楽に進級出来てしまうことは、後に大きな弊害を生みます。。。

今の国試で問われているのは、「1~3年で学ぶ基礎系科目の正しい知識を、応用して、臨床科目を解く際に正しく思考することが出来るか?」です。

低学年時(1~3年時に学ぶ教科群)の正しい知識を徹底的に定着させることこそが、国試への合格への道です。

既卒を繰り返す方がなぜ毎年既卒になるのかというと、「基礎系科目の理解&暗記するべきものを暗記することが、しっかり出来ていない&定着していないのに、苦し紛れに、むやみやたらに臨床問題を解いて、全体の点数を稼ごうとし、問題の意味するところが正確に分からないから、力ずくで問題集の問題&答えごと暗記して、国試を突破しようとするからです。」こんなやり方をしていたら、どんな大手予備校に行っても、大学の優れた先生の教えを受けても、合格することは出来ないでしょう。

逆に言うと、基礎系科目の理解&知識の暗記さえしっかりとやり直せば、どれだけ既卒を繰り返してしまった方でも、十分に合格することは出来ます。

話を戻します。

大歯は1~3年までは進級は緩いのですが、4年になると、急にスパルタモードになります(低学年であまり絞り過ぎると、大学を辞めてしまうのでしょう)。

そして、その4年からのスパルタモードは年を追うごとに厳しくなります。

本来あるべきベストの進級体制としては、「1~3年を厳しくして、4年からは、サポートシステムを充実させて、出来るだけ多くの生徒を進級させ、出来るだけ多く国試を受けさせるようにする」でしょう。特に学費の高い大学ではそうです。朝日のような学費の安い大学は、(=学費は全国最安値なので、「いやなら、他に行って下さい!」と大学側が強気に生徒&親御さんに言えますね)、コストパフォーマンスがよいと言えると思います。朝日は学費が最安値なので、最初から最後までスパルタでいけ、実績も出せます。極論を言うと、「今の大歯で1年留年するとしたら、朝日で2年留年した方がよい」と私は思います。

大歯は名門であるためか(確かに先生たちは全国的に著名な方が多い)、生徒たちの間に、焦りが他大学に比較して少ないように感じます。。。油断しているというのでしょうか?よく分かりませんが。。。

大歯では、1~3年の間は、大学の面倒見がよく、過去問も出してくれるし、解答作り&質問受付などの体制も万全です。しかし4年に上がると、いきなり雰囲気が激変して、スパルタ&勝ち残りモードに突入するのです。

よく私は大歯のこの進級の傾向を、RPGに例えて言います=「大歯RPGは、小ボスはへなちょこで、そのためプレーヤーは、余裕をかましていて、時間を無駄にしていたら、ラスボスたちは最強で、ボロ負けしてしまい、「そうか、俺は本当は実力はなかったんだ。。。」と最後に分かるが時既に遅しというゲーム」です。これは悪質なRPGです。そのRPGをするのに、どれだけの時間&金をかけてしまったのでしょうか?もう逃げることは出来ません。一生のキャリアがかかっています。。。良質なRPGならば、「小ボスの段階で厳しく鍛えられ、そのため実力が養成され、ラスボスは余裕で倒せる」ではないでしょうか?RPGなら、再度やり直せばよいのですが、歯学部の進級においては、高学年になって、やり直しをすることは出来ません。気づいたら6年になっています。。。5年も実習で忙しく、目の前のものしかこなすことしか出来ないでしょう。

大歯の卒試=学士は、最初で得点を稼いでおく必要があり(=学士1の3回のテストの最初の2回目までは国試とレベルが同じなので、この2回で得点を稼いておく必要あり)、最初に稼いでおかないと、結果は、良くても後卒になってしまいます。理由は、学士の難易度も上がってゆき、まわりも頑張ってゆくので、後に挽回するのは、至難の業だからです。3、4月の最初の段階から、年間の計画を立てて、プロの先生の個別の指導のもと、取り組んでいけば、学士&国試も両方合格することが出来るのです。当予備校でも、学士の指導のために、途中で入塾される方々が毎年多いのですが、途中入塾の場合、よくても後卒のパターンが多いです(再試対策で入塾される方が多いため)。それならば、3、4月から入塾して、学士も国試も余裕で合格出来た方が、合理的だと思いませんか?また留年してしまって塾に入ると、大学と塾の両方に学費を払うことになり、費用対効果は悪くなります。タイミングが大事ということでしょうか。留年は未然に防ぐのがベストです。

超トップの生徒にとっては、余裕でしょうが、それ以外の生徒にとって、大歯の高学年での進級はまさに、茨の道でしょう。

もし大歯の低学年の方がお知り合いにいるなら、次のようにアドバイスしてあげてはいかがでしょうか?「確かに低学年のうちはゆるゆるだから、楽に進級出来るけど、超トップ層でなければ、そんな状態だと4年以降地獄に見るぞ。。。4年になると、大学側は急に態度が変わり、何もしてくれなくなるし、進級基準は今よりも信じられないほど厳しくなっていくばかり。。。4年以降は、今の基礎系科目の学力を応用させることが問われる。低学年のうちに、基礎学力をしっかりと定着させることが出来るかどうかが、4年以降ストレートに進級出来、無事に国試に合格出来るかどうかを決めるんだよ。だから、今のうちにそういった科目を極めて、学年上位者になっておきなさい」と。

私が大歯の生徒ならば、以下のようなことを考え、行動するでしょう。

「1~3年の低学年のうちに、最近5年以内に国試に合格した&成績優秀な&教え方のうまい&情熱のある方を探し出し、個別指導を頼みますね。。。1~3年のうちは1週間に一回ぐらいのペースで、4年のCBTは厳しいので週1~2ペースで。5年以降は、質問がある時だけ、その人のもとを訪ねるでしょう。低学年のうちに学年上位層を目指して、あとは自力で学習出来るように環境を整え、ストレート進級を狙うでしょう。」

(既卒生)既卒を何年も繰り返す方は、なぜ合格率が激しく下がるのか?そのような方が合格するには???

毎年既卒の方を多く当予備校で指導していますが、何年も既卒をして、入塾してくる方も多くいます。この数年は全国に校舎を出していることもあり、本当に既卒の生徒さんが増えました(名古屋校→西岐阜→大阪摂津富田→大阪牧野→広島→岡山→横浜→大宮→船橋)。私立だけではなく、国公立の既卒の方も多く入塾されています。

面談をしていて、分かることは、既卒を繰り返す方は(1、2年目もそうですが)だいたい毎年数点不足していて、合格出来ないパターンを繰り返す方が多いということです。
しかしその数点が大きいのですが。。。

なぜ既卒を何年も繰り返す方の合格率は、年々&激しく下がるのでしょうか?

その理由は明らかです。

既卒を何年も繰り返すのは、「基礎系科目の知識が不十分なまま、臨床科目に取り組んで、点数を稼ごうとしている」からではないでしょうか。


基礎系科目は、2、3年で大学で学ぶ科目ですが、生化学や解剖など、重要で、重い科目ばかりです。誰もそのような科目を、楽しんで学ぶ人はいないでしょう。

興味深いことがあります。それは、2、3年になると、そのような基礎科目において、上位の方はその後も上位というパターンがあることが分かってきました。つまり上位層、注意層、下位層の固定化ですね。

話が戻りますが、既卒を何年もしている方は、「2、3年の時に留年してしまって(あるいは留年はしていないが、基礎系科目が苦手なまま)、実はいまいち基礎系科目の学力が定着していない状態で、臨床問題を多く取り組むことで、得点を稼ごうとする」方が多いのではないでしょうか?

その基礎系科目の力をつけるのは、既卒になってしまうと簡単ではありません。なぜなら既卒になってしまうと、ほとんどの予備校は、大学時代に身に着けた学力のチェック(苦手教科を伸ばすのではなく)することしか出来ないからです。

大手予備校は多くの生徒に向けて、予備校講師がまとめた教科書を、前期において、集団で読むのに多くの時間を使うため、時間の無駄が甚だしく、個人の苦手なところに特化して展開していく授業は無理です(もちろん無理)。また他の中規模の予備校においては、だいたい実践などをやらせて、確認→解説のパターンが多いように思われます。実践を解くだけならば、個人でも出来る話であり、先ほどの基礎科目の体系的な知識の定着には至らないため、それで合格出来るとしたら、学力の蓄積がある方のみでしょう。学力の不足している方だと、実践の答えを覚えて終わりではないでしょうか。

それに既卒を繰り返す方は、基礎系科目の知識を間違って覚えている可能性もあります。先ほどの「2~3点足りなくて落ちる」のは、たった2~3点ではなく、「2~3点も」ではないでしょうか?膨大な知識の中で、数か所知識が不足しているところがあり、それを突き止めることに時間を使うことが、既卒の合格への道です。コンピューターのシステムの中で、ほんの数か所欠陥があるために、起動しないのと同じでしょう。生徒側にも、教師側にもものすごい忍耐力が必要になると思います。既卒を繰り返す方は、そのようなことをしない限り、合格は厳しいと思います。

これでは、現役時代の学力が著しく不足している方には、絶望的な状況になっているといっても過言ではありません。

既卒を繰り返し、基礎系科目の知識が著しく欠けてしまっている方は、自力では、そのような基礎系科目の学力を再定着させるのは難しいでしょう。なぜなら、もし自力で出来るならば、そこまで既卒を繰り返さないからです。、

解決法としては一つしかありません。最近の国試の傾向を知り尽くした&実績のある講師を見つけ、個別で基礎系科目の授業をしてもらい、その知識の再確認(あるいは再構築)をすることです。

体系的な知識が欠けているまま、ただ実践をやらせても、答えを暗記するぐらいしか意味はありません。(既卒の方で、何回も実践を繰り返したため、答えを覚えてしまっている方がいますが、答えを覚えてしまっている方は、そのような学習をしてきた方は、よほど学習法を変えない限り、合格は厳しいでしょう。。。)

当予備校では、年間カリキュラムにおいて、まずは苦手な基礎系科目からスタートします。

そして、講師が、個別に、基礎系科目の授業を既卒の方に行います。それにより、基礎科目の体系的な知識がつき、臨床問題においても、考えて、問題を解くことが出来るようになります。

当予備校の今年度の既卒生の受付についての話をします。

既卒の方の受付は、3月1日から始まります。当予備校で一人当たりの講師が担当出来る生徒の数は、4人まで。一人の講師が一人一人の生徒の学力をしっかりと把握するためです。

3月の合格発表までにはまだ時間がありますが、不安な方はすでに面談にいらっしゃっています。アドバイスも出来ます。個人面談は、お電話にて受け付けています。お気軽にどうぞ。

(奥羽大学4年)CBTの結果。受験人数が少ないですねえ。。。

奥羽大学CBT結果が分かりました。

○70%ボーダー・・・奥羽もやはり70%ボーダーなんですね!
○今回の平均72~3%
○80%以上が、80名中40名
○C、D領域が苦手な方が多い(今回30問連続、生化+薬理(歯科理工も苦手多し))

しかしCBTの受験者は、約80名。。。低学年はさらに人数が減っているというし、奥羽は先がなかなか大変そうですね。