(神奈川歯科6年)本日、卒業試験2回目終了。あとは結果待ちです。

神奈川歯科6年は、本日卒業試験2回目終わりました。あとは結果待ちとなります。

神奈川歯科には2回卒業試験があります。今回の一回目の試験の合格数は、60名/123名中です。ここから2回目も含めて、トータル何人が卒業試験合格出来るかが決まります。今年コロナだったので大学側がどう判断するか?大歯では、今年の卒業試験合格人数は、昨年の約半数落ちよりは、合格者が若干増えました(その代わり5年の留年数を増やしました)。結局、ライバル校の動きを見て、決まるような気がしますね。

来年はカリキュラムが変わることに加えて、神奈川歯科の場合、6年が下手したら、170名程度になってしまう可能性もあります。そうなったら、どうなるのでしょうね?


例えば留年生はオンライン受講で、5年から上がってきた生徒は、対面授業などしたら、可能なのでしょうか。神奈川歯科に、それほどの人数を受け入れる部屋がないと思います。いずれにしても、今年留年決まった人は、来年厳しい年になりそうです。しかも新カリキュラム。。。やはり早めに卒業試験の卒業試験の対策をしないと、今年と同じことになってしまうでしょう。

神奈川歯科の卒業試験は、大歯もそうですが、最初の試験をどれだけゆとりを持ってパス出来るかです。最初の段階で、どれだけ貯金出来ていて、ゆとりがあるのかと同じ理屈ですね。

神奈川歯科の卒業試験は、独自(国試に出題されない)の問題がたくさん出題されます。大学の先生がたまたま話していたような内容が出題されていたりします。

国試の対策をし過ぎても、卒業試験を不合格になるし、卒業試験の対策をし過ぎても、国試落ちます。結局はバランスですね。ですから、今回留年が決まってしまった人は、個別指導を受けて、先生にバランスよくなるように、ペースメーカーとなる指導をしてもらうのが、確実な卒試&国試の合格方法だと思います。

神奈川歯科の今回の卒業試験の正式な卒業試験の合否は、国試の4日前。。。厳しいですね。

当予備校の神奈川歯科6年の生徒たちは、一回目を無事余裕を持って合格しているので、2回目で点が大きく落ち込まない限りは、無事卒業試験をパス出来ると思います。

今は、当然受験生は精神的に追い詰められている人が多いと思いますが、それ以上に親御さんのほうが大変です。見守るしかないですから。。。

もし、お聞きになりたいことがあれば、お気軽にお問合せ下さい(お電話でもメールでもどうぞ)。
少しでもお力になりたいと思っています。

あと残り少し頑張りましょう。

(大阪歯科5年)学士1の3回のテストのうち、2回目までは国試レベルとほぼ同じ。学士1の3回目以降は、難易度高い応用問題のオンパレード。つまり「学士1の2回目まででいかに確実に貯金できるか」が、卒業試験を無事パス出来るかどうかを決めます。以後の挽回は厳しいでしょう。。。

結局大歯の卒業試験の勝負は、学士1(3回実施)の2回目までが、国試とほぼ同じレベルなので、2回目まででいかに貯金を作れるかですね。

学士1の2回目までで十分に貯金できなかった方が、以降を挽回するのは、いばらの道になるでしょう。以降はひたすら応用問題だからです。

つまり最初で貯金出来なかったら、以後は挽回が非常に厳しい。

今回留年決まった方は、今年も夏ごろに学士1の試験があるわけですから、実際には、学習する期間が半年もないことになりますね。

今回留年決まったかたは、4月からスタートしていたら、絶対に合格出来ないでしょう。

オンラインによる後期試験の再試個別対策実施。お電話にてお問合せ下さい 代表(052)220-5446

後期試験の再試対策のオンラインでのお申込みが増えてきました。

オンラインは主に遠方の方が多いのですが、近隣でも通塾する時間がないという方にも向いているのではないでしょうか?

当予備校は、全国の歯学部を対象に、オンライン授業も可能です。人数が若干名となっています。お早目にお申込み下さい。電話でのお申込みとなります。

大宮校スタート!~大宮駅から徒歩5分~

1月18日(月)から、大宮校がスタートします。

場所は、「埼玉県 埼玉市 大宮区 吉敷町 1丁目 27-1 5階西室」となります。大宮駅から徒歩5分です。

再試対策など、ご希望の方はお申込み下さい。

プロ講師による完全個別&個室での指導。他の方に通塾していることが分からないように、完全なプライバシー厳守。

完全なマンツーマン(全て前日までの予約制)&広い部屋なので、3密にはならず、コロナ対策をしている場所としては、最適な環境ではないでしょうか。

もちろん自習も可能です。

(前期募集は2月からになりますが、大宮校は1月からの募集とします。)

定員になり次第締め切ります。

(大阪歯科6年)卒業試験分析~学士1の2回目までが、ほぼ国試の過去問レベル。以降は臨床的&応用レベル。学士1の2回目までで、十分に得点出来ないと、落ちますよ。。。

学士1の2回目までが、国試の過去問か少し改造したもの。学士1の3回目は、より臨床的になった内容。学士2は、学士1の3回目をより発展させた内容。つまり学士1の2回目までがまともに得点できないのに、それ以降の試験で高得点を取るのは非常に難しいということです。。。

学士1+2回目までと国試の過去問の類似性について、調べてみるとやはり国試の過去問を少し変えただけの問題が多いです。

つまりここを確実に得点することが、大歯の卒業試験をパスするコツなのです。

学士1の3回目以降は応用問題。。。

つまり。。。

結局国家試験まで早くたどり着きたければ、勝負は学士1の1回目からすでに始まっている事を早く意識してください。学士1の2回目までを十分に得点出来ずに、後から挽回するのは、基本ありえません。勝負は最初で決まるのです。

「簡単な最初で十分に得点出来ない人が、どうして応用段階に入った試験をパス出来るのか?」ということです。

今回は。。。

ポイントとなる学士1の2回目までが、国試の過去問を少し変えただけであることを見てみたいと思います。

今回は対策しづらいであろう「口腔外科」の範囲について分析しました。卒業試験(今回は口腔外科範囲に絞る)の問題と実際の国試の過去問(同範囲)との比較です。

以下は、具体的な問題番号、内容を記載したものです。前半が学士1の2回目まで。後半が学士1の3回目+学士2です。面白い分析ではないでしょうか。

1-1A27
これはもはや過去問を解くために必要な問題です。しかし正答率は34%程度です。MCVやMCHとMCHCの区別が出来ていないから正答率が低くなったと思われます。必ず、日本語も意識して覚えるのが重要と思われます。
1-1A32
トリアージの問題です。112A27とほぼ同じです。
1-1A40
バイオハザードマークと処理の問題ですが、必ず衛生か基礎にに類似問題があるはずです。ほぼ過去問そのままです。
1-1A46、1-2B3
これについては麻酔中の呼吸状態の問題に帰着できます。107A115とほぼ同じです。後者は全く同じです。
1-1A47
これは下顎大臼歯部へのインプラント埋入の内容ですが、実質下顎8の抜歯と同じです。過去問としては101C14、103A120が対応します。111C58がそれの少し発展系です。
1-1A72、1-1B55、1-2B75
急性膿瘍への対応ですが、炎症範囲に必ず載っている内容です。
1-1B8
PT-INR値と手術可否の問いですが、103C-78が類似しています。この問いをしっかり解いていれば必ず分かる問題です。
1-1B33
糖尿病患者への抜歯に対しての注意ですが、112B36とほぼ同じです。
1-1B37、1-2A30はいずれもワルファリンと併用禁忌の薬についてです。ミコナゾールは2016年から禁忌になったのでそれさえ知っていればすぐ分かる選択肢です。
1-1B50、1-2A74
唾石の摘出と偶発症です。112D62とだいたい同じ内容です。
1-1B59、1-1D22
局所麻酔薬に血管収縮剤を入れる理由とその成分ですが、105C78、105A70が類似問題です。
1-1C8
感染性心内膜炎の問題ですが、105A115がほぼ同じです。
1-1C34
プロドラッグ化する目的です。以前ロキソプロフェンで同じ内容の出題がありました。
1-1C59
血友病と検査値の内容ですが、113D23とほぼ同じです。
1-1C61
大球性貧血の問題ですが、貧血の分類で必ず整理する内容と思われます。
1-1C89
ウイルス性感染症とその治療ですが、ラムゼイハントなどの所で出て来る基本内容です。
1-1D43
がん患者の苦痛とその緩和ですが、どちらかというと衛生内容に近い内容でした。考えれば必ず解ける問題で、類題もあったはずです。
1-1D47
APTTが延長する疾患は?という問題です。113D23と109A59を合わせただけの問題です。
1-2A39
アスピリンと出血時間の内容です。過去問ではあまり問われてないようでした。強いて言えば97D6ですが、解説には書かれているはずの内容です。
1-2A53
aronj関連ですが、104A94や109D40と近いです。
1-2A68
ACCの特徴の問題です。古い問題にほぼ同じのがあったはずですが、その他111でも問われており、解説には必ず載っている内容です。
1-2B12
アルドステロンの作用ですが、90B43その他に出ています。これもかなり似ています。
1-2B60
貧血の分類です。98A48など昔から出ている内容です。
1-2C6
肝障害による止血異常ですが、106B48とそのままです。
1-2C13
血友病と製剤の内容です。113D23の応用ですが、血友病の病態がわかっていれば全く問題なく解答出来るはずです。
1-2C21
アドレナリン反転の問題です。113D23に出ています。ほぼ同じ問題です。111回にも出ているので、過去問の理解で差が出ます。
1-2C89
ワルファリンのモニタリングについてです。103C78の応用です。
1-2D54
がん性疼痛とオピオイドの内容ですが、過去問にあった問題の類題でした。
1-2D64
遊離皮弁での再建の問題です。再建の問題は101B76とその他数問しか過去に出てないので、必ず過去問集に収録されています。
しっかり演習したかで差がつく問題でした。
このように学士1の2回目までは少し応用する程度で解けますが、3回目からは違います。どのように変わるか見ていきます。
1-3B29
シェーグレン症候群とミクリッツ病の鑑別ですが、これは知らないと解けないと思われます。シェーグレンと聞いて抗SSA、SSBと条件反射みたいに考える学生は要注意です。
1-3B46
aronjの原因薬ですが、選択肢に他の分子標的薬が並び、キチンと正しく名称を覚えてないと引っかかるかもしれません。しかも大抵が抗悪性腫瘍薬なので悪性腫瘍を扱っていないと馴染みがない物も多くやや苦戦するかもしれません。
1-3B48
帯状疱疹後の疼痛治療薬についてです。プレガバリンは選べるでしょうが、ある種の抗鬱薬が鎮痛補助になることを知らないと消去法以外で解答できなくなります。(ただしきちんと勉強している学生はそれで選べる選択肢です。)教科書には記載がありますが、そこまできちんと読み込んでる学生は少数と思います。やはり一筋縄ではいかない解いです。
1-3B59
分子標的薬を選ぶ問題でした。セツキシマブが解答です。悪性腫瘍を扱ってきた者からすれば当たり前なのですが、学生レベルでは難し目と思います。しかし、ここ最近の国家試験の外れ選択肢にセツキシマブはでています。なので外れ選択肢の吟味はやはり重要です。ちなみに頭頸部癌適応の薬です。
1-3C48、81
出血時間、APTTが延長する疾患を答える問題です。これは割と過去問通りですが、問われる角度が様々と言う事は理解しておいて下さい。
1-3C86
シェーグレン症候群患者に処方する薬を選ぶ問題です。ただし、シェーグレン症候群というのは抗SSA抗体と臨床所見から理解する必要がありました。その上で薬を問われるので、外科、薬理など総合的に知識を動員しなければ解答できない問題でした。過去問ベースの問題とは明らかに難易度がちがいます。
1-3D37
一見ただの糖尿病の症状を答える問題ですが、落とし穴があります。これは糖尿病の病態が何かまで理解していれば正攻法でもいけます。内科疾患の有名所は必ずどのような病態か、それによりどのような問題が出るかを理解する必要があります。
1-3D65
感染性心内膜炎の予防についてですが、これは実際の投薬量を問われました。ガイドラインを見て学習する必要があります。ただこの問題は選択肢からズルイ解き方も出来ますが、それは省略します。
1-3D72
急性膿瘍への対応ですが、小児患者で治療に非協力的なので、大人への対応と変わってきます。絶対的な正解は無いと言うことを知っておいてください。
1-3はやはり難易度が急に上がります。ただ、1-1、1-2をきちんと復習すれば対応可能です。
では学士2はどうでしょうか?
学士2は学士1の応用プラス捻りが入ります。どのように応用し捻られるのか対応番号を記載しておきますので、なんとなくわかってください。
1-1A72と2B68
1-1B37、1-2A30と2B25
1-1B50、1-2A74と2A75
1-1C59と2B60
1-1C89と2A71、2B73(疾患自体は違うかもしれませんが本質的な所は同じです。)
1-1D22と2D39
1-1D43と2B57
1-2A53と2C21
1-2B12と2A45
1-2B60と2C82

(大阪歯科6年)学士の問題毎の傾向分析

大阪歯科はポリクリがかなり厳しく、課題量、内容とも非常に重いです。その厳しいポリクリが理由になっているのか、保存、補綴系は少し勉強するだけで、中間層の学生は比較的容易に得点出来てきます。また親御様が歯科医師の方も多くイメージもしやすいのかもしれません。

しかし問題は口腔外科内容です。

口腔外科は範囲が広く、対策しにくいように感じる方も多いですが、実は内容1つ1つは保存、補綴系に比べると浅いのです。(深くした問題は難易度が高すぎて削除になる事が多いです。)

口腔外科は、ポリクリでどこまで経験出来るか、大学によって様々です。悪性腫瘍の頸部郭清から上下骨切り、抜歯程度の症例と様々です。

大阪歯科の場合、見学できる症例が限られているようです。ですから見たことのない症例に対して、イメージがつかない為、基本問題から得点出来てないという事態になっている印象です。

興味のある学生、将来口腔外科に進みたい学生は、専門書等で自分で勉強出来るでしょうが、そもそも外科なんか興味ないという学生には非常に厳しい環境です。

ですから中間層で成績がなかなか伸びない学生は、外科で足を引っ張られている可能性が高いと思われます。

また、外科に一応一般内科が含まれます。内科領域は決して範囲も広くなく問われている事も基本的ですが、出来ていない学生が多いように感じます。内科については、薬理学や生理学の内容と関連が深く、それを応用出来ていない学生が多い様子です。内科は今後も比重は増えていくので、対策しないとより厳しくなるでしょう。

その他歯周外科などは、専門書で予習した上で授業に出ることも必要かもしれません。

衛生系は計算が多い為、計算問題の演習は充分行う必要があります。

基礎は難から易まで様々ですが、なぜか薬理学が弱い学生が多い印象です。上で書いた通り内科、外科とも関連が深いので、最低限わからないものは教科書で調べ理解する事は必要です。

(大阪歯科6年)今年の学士1~3の傾向分析

学士1は3回ありますが、前半2回と後半1回で傾向が変わります。

前半2回は比較的国家試験の過去問そのままの設定の問題が多いです。(勿論選択肢まで一緒ではありませんが、マニアックな選択肢は少ない。)ベースになっている問題は比較的最近5年からが多い印象ですが、良問はそれ以前からも出題されます。

3回目は過去問ベースに独自の捻りが入り始めます。恐らく大学の授業の内容を絡めたり、先生の専門とされている分野からも出始めます。

学士1は基本的に積み立て方式で合否が決まる事を考えると、過去問ベースの1、2回目で得点できないと高確率で再試験になります。

再試験は寄せ集めのイメージですが、どちらかと言えば3回目の試験に近い様子です。

つまり1、2回目で得点出来ない→3回目はより取れない→再試験も取れない→早期に留年決定
という負のスパイラルに陥る方もいるでしょう。

仮に学士1の再試験をギリギリ通過したとしても、学士2は学士1の3をより発展(改悪?)させた内容の為、付け焼き刃での対策は無理です。

つまり、新6年生もしくは既に留年が決まってる学生さんは、以下の事に注意する必要があります。

学士1の1までに過去問をきっちりやり込む(選択肢1つ1つまで吟味し、なぜ正解か間違いかまで説明できる様にするのが正しい勉強。

)新6年生はポリクリが終盤に差し掛かり、大変でしょうが、国家試験にたどり着くために必要な対策と割り切って下さい。6年2回目以降の学生さんは一日も早く対策を始めて下さい。一度留年経験をしているなら同じことをしていればまた留年します。

大阪歯科大学の国試対策には時間のロスが多い!?当予備校での卒試の指導から見えることは。。。

以前にも書いたことと重複するかもしれませんが、大歯の生徒さんたちを指導していて、共通して見えてくる傾向&大学の指導方針について書いてみます。

〇「成分名・薬品名など、どう頑張っても暗記するしかないような部分に関して後回しにしている傾向が見受けられます。

あとは、深読みしすぎて間違える部分もありますね。

驚いたことは、授業資料がさらっとしている教科があることですかね。先生の情熱にもよりますけど…

朝日の場合、国試勉強はこれでする(例えば授業プリント、教科書、参考書等に書き込んだもの)というものが決まっていますが、大阪歯科の各個人には、それがないことです。

一応生徒たちは、自力でまとめますが、そこにどんどん加えていくというよりも、それぞれの問題(資料等)に書き込んでいる傾向があるので、パッとまとめた部分が出てこないのが、見ていて「時間のロスかな?」と思うことがあります。

まあ、勉強方法は人によるので、自分のやり方がほかの人に当てはまるかと言われると・・・と思うこともありますね。
自分に合った勉強方法って試行錯誤して見つけないといけないのでそれが大変ですよね。浪人して入った方などは、自分の学習法を見つけていると思いますが、推薦入学などの方は大変かもしれません。

暗記だけとなると、当然誰しも避けたくなるのは分かりますが、そこを何とか乗り越えれば、あともう少しという生徒は、合格を勝ち取れるのではないでしょうか。

また、インプットよりもアウトプットを重視するのが、国試前の生徒さんには不可欠ではないでしょうか。

当予備校では、授業の度に、チェックテストを実施して、アウトプットを高める工夫をしています。

115回から新課程になります。国試はどう変わるか?既卒の方は、今回の114回をパスしておかないと厳しくなるでしょう。。。

既卒の方は、114回歯科医師国家試験に向けて、今最後の確認に追われていると思います。言うまでもないことですが、ぜひ今回の国試でパスしておきましょう。そうしないと、次回からは新課程になってしまいますから、「今回パス出来なかった人がどうして新課程に対応できるのか?」という話になります(何年も既卒をされている方は特に今後難しくなるでしょう)。大手予備校も、新課程になるということは、データがいったんリセットされてしまうわけで、115回においては、大手の強みが失われる可能性が大です。

115回からどう変わるのか?

今後より教科書ベースの知識が求められるのは、明らかと思います。国家試験の過程が改訂されようが、そこは変わらないはずなので、より一層正しい勉強が求められると感じます。

現課程でのブループリントしか出ていないので、分からない部分も多いですが、過去に過程が変わった110回から111回の変わり方を見ると、ある程度予想は出来ると思います。

・今まで口腔外科で(無理矢理)分類されていた、高齢者等の一般内科系の問題はより重要視されるはずです。
・内科系の対策は今以上に大切になるでしょう。しかしこれは医療に関しての教養と思って、しっかり対策して欲しいと思っています。
・法医学関連も恐らく対策が必要と思います。
・法医学内容を医科の教科書で一通り勉強するのも必要になりそうです。
・衛生系内容は、毎年の様に変わる内容が多いです。大学の授業で対策されている方はいいですが、それ以外は対応が厳しいです。少なくとも「公衆衛生がわかる」の最新版で対策する必要はあります。
・今後より思考力を求められる問題が増えるはずです。この当たりの問題が合否を分けるはずです。そうなると正しい過去問演習をしない限り対策は厳しそうです。

・これは盲点と思いますが、現6年生が購入している教科書では内容が旧い記載もあります(教科書を持っていない方も多々いると思いますが、そのような方は今後アウトでしょう。教科書は資産です。全て買いましょう。)
 
例えば

●C型肝炎の治療
●現在のTNM分類
●口腔悪性黒色腫の術後治療

などは、少なくともここ数年で、大きく変わってます。最新版の教科書にはいずれも記載されています。

特に下二つは、悪性腫瘍を専門に扱っていた歯科医師かつ医科領域まで扱える大学の口腔外科に在籍していた方以外は、分からないはずです。当予備校の国試指導の講師陣の中には、在籍していたものがいますので、この分野も解説可能です。

TNMは2018か2019に改訂されました。悪性黒色腫の術後治療は知らない歯医者の方が普通です。しかし教科書には記載されています。

結局は、「しっかり教科書をベースに正しい勉強をしなさい」ということでしょう。大手予備校のテキストも、結局は教科書を講師がまとめたもの=講師たちの解釈であるわけで、国試出題者たちが教科書から問題を作る以上、大手の教科書の解釈は実際に出題される国試の問題とずれている可能性があります(誤解しないで欲しいのは、大手の教科書を否定しているわけではありません。)

今後、学力の足りない学生は、個別指導が絶対に必要です。自分自身で何とか出来るボリュームでは無いですから。

2021の2月に大宮校スタート!

コロナのため、遅れていた大宮校が2021年の2月からスタートします。

2019に、来年2020は池袋あたりに校舎を出そうかな、と考えていましたが、コロナになり、なしになりました。

コロナの影響を考えて、東京都内に出すことはなしにしました。

その代わり、関東地方を取り囲むように校舎を出すことにしました。現在ある横浜校、今回の大宮校、次は船橋校を考えています。

大宮は関東地方において、東京の方も埼玉の方も通える非常に便利な場所です。

大宮校は、大宮駅から徒歩5分の交通至便な場所にあります。大宮校は特にぜひ早く校舎を出して欲しいというリクエストが多かったですね。

詳しいことはまたご報告します。