(朝日大学1年)化学は毎年留年者を出します。今年はunitが廃止されたため、定期試験の分量は昨年の倍。さらにコロナでオンライン授業で、理解が不十分なまま、多くの生徒がだらけている模様。。なのに定期試験は大学に集められ一斉受験。。。本当に大丈夫ですか?

歯学部専門予備校にとって、歯学部1年、特に朝日1年の指導は、嫌がるところが多いでしょう。その理由として、歯学部専門予備校の指導はメインとして、国試指導&2~6年の指導になるからです。1年には、一般教養科目があり、歯科専門の先生が一般教養の指導には、そこまで自信がないので、嫌がるという現実があります。

さらに、1年の指導がやっかいなのは、大学により、1年の一般教養科目の傾向&難易度が異なるということです。前期だけで見ると、朝日大学1年の化学がやっかいですが、神奈川歯科大学だと、生物がやっかりという具合です。だいたい留年する人は、この科目を落として留年する人がほとんどです。

さて、朝日大学1年の一般教養科目の話をしましょう。

どの教科も十分な対策をしないと、落ちます。短期的に、大量の内容を詰めないといけないので、いかに効率よく身につけるかがコツです。

朝日の化学では、毎年留年者が出ます。問題も凝った問題で、本試と再試の傾向が大きく異なるのも特徴です。いわば、落とすために実施している印象があります。
化学の内容に関して言うと、高校化学の内容を復習するような内容がメイン。その中でも、有機物が特に量を割かれています。試験は記号なので、とりあえず選択肢を与えられたら、答えるを第一目標にすることが大事です。

数学は極限、微分積分、確率の基礎が大事。典型的な問題を解けるようにすること。応用度の高い問題は特にありません。

生化学は、内容がかなり深くまであるので、難易度は高いと思いますが、基本理解して、覚えるしかないので、何周も全体を繰り返すようにします。様々な生体内での反応なども、出てくるので、覚えやすいように、そのメカニズムを理解して、覚えることです。

化学以外の朝日大学1年の一般教養科目についても、語っておきたいと思います。

〇統計学・・・一つ一つの講義の内容が繋がっています。先生の意図した筋道を把握しながら、問題を捉え、過去に学んだ内容を使って考える力が必要です。

〇物理・・・応用的な問題もありますが、物理の基礎的な法則をしっかり理解していれば、解ける問題ばかりです。例えば、物体が静止している時に得られる情報は何か?情報を整理して、自分の知っている法則に落とし込む力が求められます。