(愛知学院1年) 後期科目の傾向一覧(全教科)

後期の科目について、多くのお問合せを頂きますので、ここに1年後期の授業特徴を書いておきます。自分の必要な科目に関して、参考にして下さい。

英語Ⅱa:学期毎に中間考査、期末考査が有り。リスニング問題が難しく、聞き取りづらい。

英語Ⅱb:学期毎に中間考査、期末考査が有り。問題は基本的に授業中に扱った長文から読解の形で出題。難易度は高校英語程度。

化学:軌道や有機化学が主。高校では範囲に無かった為、改めて学習が必要。計算問題はほぼ無し。

化学演習:高校での化学を含む計算問題が多く、大学に入って初めて耳にする用語もいくつかある為、改めて学習が必要。

生物Ⅰ:主に生化学。今年はオンライン、対面での授業であった為、とても分かりずらく、先生が機材に不慣れである為に、十分な復習が難しい。又、例年再試験受験者が多い。

生物Ⅱ:生物Ⅰ同様オンライン、対面での授業形式だったが、レジュメがとても綺麗に纏められており、復習がしやすい。

物理Ⅲ:本来であれば進むはずだった単元が終わらず、テスト範囲は電流、電場、電位、光波のみとなった。後期後半は主に実習だがテスト範囲にはならない。

情報統計学Ⅱ:前期とは異なり、比較的計算問題が少なく、論理的な内容が多い為、出題傾向がイマイチ分からない。

歯学入門セミナーⅣⅤ:レジュメが残っている授業と残っていない授業がある為復習が難しいが、授業の録画は残っているため勉強はしやすい。

歯科基礎科学:歯学入門セミナーと同様、レジュメが残っている授業と残っていない授業があるが、録画が残っている為、復習はしやすい。

情報の科学:出る範囲がかなり限られており、出題範囲も公開されている為、勉強がしやすい。

(愛知学院1年)生物Ⅰは大量に落とされます。。。ご注意!

愛知学院1年の生物Ⅰは、本当に大変です。神奈川歯科1年の生物も分量、難易度ともに大変ですが、学院1年の生物Ⅰもひけをとりません。

特に高校時代に生物を学んでいない方には、大変な科目でしょう。学院1年で最も大変かもしれません。しかし2年になり、専門科目につなげる意味でも、生物が大事な科目であることには変わりはありません。

学院1年の前期は生物基礎で、これは比較的簡単でした。しかし後期になり、生物がⅠとⅡに分かれ、専門性が増しました。

生物Ⅱには、しっかりとしたレジュメがあり、それさえ対策すれば受かるのですが、生物Ⅰには、体系だったレジュメがなく、しかも難易度も高いため、多くの生徒が困っています。年によっては、7割近くも本試で落とされた時もあったようです。

本試に落ちると、通常補講があります(例年)。

仮進になるにしても、しわ寄せが後から来るでしょう。避けた方がよいと思います。

生物Ⅰの対策で大事なのは、以下の二つです。

1)復元問題があること(代々続いている部活で入手出来るものは、答えに間違いがあるものあり)
2)専門の生物を指導出来る優秀な人がそばにいるかどうか?です。

学校にも復元問題があります(当予備校にも、独自の復元問題があります)が、問題は内容がかなり専門的であることから、対面で受験したら、落ちる!と思っている生徒が多いことです。やはり過去問を単純に解けばよい、ということではなく、理解→整理をして、早めから準備をしておくことではないでしょうか?

デンタル国進では、生物Ⅰの個別対策講座を実施しています。短期間で、膨大な知識をまとめ、過去のデータを使い、最短でパス出来るように指導します。

(明海大学6年) 1次試験が本日終了。2次試験まで一か月を切るぐらい。。。~デンタル国進~2次に向けて個別指導実施中~

明海大学では、6年はほぼ半分が留年します。

明海大学の卒業試験は、二回に分けて行われます。合否は、二つの試験の平均で決まります。

今年の明海の卒魚試験の日程は以下の通りです。

〇1次・・・12/14、15日

〇2次・・・1/8、9日

この二回の卒業試験のボーダーは、必須が80%、A、B領域で65%です(二つの試験の平均)。

本日で1次試験が終わります。昨日からお問合せのお電話が多くかかっています。

1次で不振だった人は、2次に向けて一気に対策しないと厳しいでしょうね。

デンタル国進では、2次に向けて、個別対策指導を実施しています。

(国試受験)コロナ罹患は自己責任へ~追試なし~

国試受験において、コロナは自己責任になってゆきそうです。

国試受験会場も変更なしですし、変りはありません。

会場に入る時に検温システムがあり、そこで引っかかった人は、受験出来ません。

では追試はあるのでしょうか?ありません。つまり自己責任です。

試験会場に入る前に、相当解熱剤などを飲み、対策してゆくでしょう。試験前2週間前には、当然外出しない人が多いでしょうね。

試験が終わった後には、気分が緩むのが通常で、卒業旅行に行く人が多いでしょう。つまりコロナなら、そこでかかる人が増えるのではないでしょうか。来年の2月頃でしょう。

(大阪歯科大学) 高学年で大量に留年する原因は何か?それは主に2年生にあると思います。低学年のうちは、危機意識が親もお子さんもあまりなく、正しい学習をして、応用力の効く学力を定着させないまま、高学年になる方が多いから、最後に追いつめられるのです。高学年になると、いきなり非常に高い応用力が、学校側から要求されます。その時に基礎からやり直すことは、よほど集中的に対策しない限り、至難の業です。。。

大阪歯科では、高学年で大量に生徒が留年します。今年からは5年の留年数が激増していく流れです。

しかし大歯の低学年を見ると、非常に興味深いことに気づきます。それは他大学に比較して、一見大歯の進級は恵まれているように見えるのです。

例えば。。。

大阪歯科大の学生は、進級に関して、情報交換のチームワークが強いです(朝日と違いますね)。 2、3年は、過去問の解答は基本出回っています。また再試験までに、本試験の解答を試験委員のような係りの学生が、大抵作成しています。

模範解答自体の精度はそこまで高くないですが、上手く部活関係の教員を利用して作っていたり、授業スライドを全部コピーして、それから要点を整理したりしている感じで、予想以上に体制は整っている印象です。

ですから大歯の生徒&親御さんを見ていると、低学年のうちは危機感があまりない印象を受けます。「まあ、無事に進級出来るんやし、なんとかなるやろ」という感じでしょうか。上位層は低学年のうちにきちんと知識を仕込んでおくのですが、中位から下位ですね。特に油断するのは。。。

しかし進級としての体制が整っているのと、学力が定着しているかは別です。現状で、これほど多くの学生が高学年で留年することを考えると、大歯の場合、逆に体制が整っているのに生徒も親も甘えて、本質的な学力定着に目が向いていないまま、高学年になってしまう傾向にあるのではないでしょうか。これは恐ろしいことです。

問題は2年生です。

2から3年が厳しくて、科目によっては付け焼き刃の知識でテストを受ける→なんとかギリギリ受かる→教科書内容を理解していないので、結局6年の時の借金になる内容を低学年のうちから作る→6年でたまりに溜まった借金でどうしようもなくなるの流れと思われます。2年から3年の進級の反動で3年を適当に過ごせば、さらに借金は膨らみます。

ですから、そもそも大阪歯科大はギリギリで進級してはいけない大学なのではないでしょうか?

ロールプレイングゲームで例えると、「小ボスはへなちょこだからついつい油断してしまい、なのにラスボスはなんと最強!」と同じ理屈ですね笑。しかも課金額maxです。これは悪質なRPGです。ましてへなちょこな小ボスと対決するのに、息も絶え絶えで戦って、何も経験値を上げないまま過ごしてしまったら、その10倍以上の強度を誇るラスボスに勝てるでしょうか? 

基礎系科目という程なので、やはり臨床系科目の基礎になっているのです。ですから、基礎系科目をきちんと対策すると、臨床はその応用なだけなので、結果的に高学年で楽が出来るので、模試や時事問題などまでしっかり手が回る→国家試験に受かる流れが出来るのです。高学年になり、基礎教科を振り返る時間を作るのは、よほど集中的に個別授業を受けるなどしない限り難しいでしょう。

低学年の方々は、先輩たちが、卒業試験で苦しんでいることはご存じだと思います。それは低学年で、正しい学習をしなかったため、応用力の欠如という借金を貯めこんできたからです(大歯の上位層は優秀ですが)。具体的な反省例が目の前にあり、自分もそうなると分かっているのに、何もしないのは、愚かではないでしょうか?今の低学年の方々が6年になる頃には、国試の合格者は今の2000人規模から1500人規模に縮小されることが決まっている以上、今の6年の卒業試験より、低学年の卒試(もちろん5年の進級も含めて)の方が難しくなるのですよ。。。

逆に言うと、2、3年さえ、正しい学習をして、基礎からきちんと仕込みさえしておけば、後は本当に楽になるということです。ギリギリ進級の方は以後茨の道を歩むことになります。

1日でも早く、大歯の低学年の方々にはその事に気付いて欲しいですね。

(主に大歯)なぜ多くの歯学部生が、入学後に苦労するのか?(私見)

現在のほとんどの歯学部は、ほぼ全員入学出来てしまうため、小手先のテクニックだけで乗り切れてしまうため。学力の低い生徒は、過去の成功体験にしがみつき、入学後にもその小手先のテクニックで乗り切ろうとする→入学後の膨大な知識量を対処出来ない→留年(上位層は余裕で進級出来ると思いますが)。

つまり全員が、「自力で合格した」と思っているのですが、実際のところ、本来ならば、入学出来ない生徒も大量に入学出来てしまうのです。

いくら国家試験が難しいとはいえ6割は受かるのですから(それが資格試験として適切かは別ですが)過半数が出来る問題を確実に得点するのが一番簡単な方法です

入学後の勉強方法が分かってない学生は本当に厳しいと思います。入試時の選抜試験が事実上全員合格では、自分の受験生の中での順位も分からないですから、勉強出来ていると思い込んでいる方もいるかもしれません。
これは私個人的な意見ですが、理系の場合、知識を組み合わせて解くというプロセスは数学(特に数学Ⅲ)で習得する気がします。(文系の最難関大学を狙う方なら日本史、世界史にもその様な要素があると思いますが。あれは単純暗記でどうこうなる話でないと思いますので。)大学受験時代にそこを鍛えないまま進学すると痛い目に合うのはある意味当然ですが、それが学費の高い、国家試験に受からない限り潰しの効かない歯学部というのがさらに大変と思います。

受験生時代の小手先だけのテクニックで乗り切れないと早い段階でわからないと、地獄に落ちますね

これを書くと、大歯から恨みを買うかもしれませんが、大歯の指導の方向性は間違っていると思います。留年や後卒も根っこにあるのは国家試験合格率を上げたいということのはずが、その対策の為学内試験が違う方向に難しくなる→国家試験と方向性の違う対策をしなければならなくなる→時間が足りなくなる→国家試験の合格率が下がる→進級を厳しくするため、卒業試験が明後日の方向に向かう。。。この悪循環にハマってしまった感じです。そして学生も教員も疲弊している感じがします。

さらに大歯では、模試はDESのみしか受験させていません。。。話は変わりますが、東京歯科大学は外部模試にかなり重点を置いているという話でした。(模試の受験も基本的に、後受験などは相応の理由が無いと認められないそうです。) また少人数グループ分けしてチューターを付けて模試の復習や勉強の進捗具合を確認されるそうです。(グループ分け、チューター制度は一部の国公立大がマネしているので恐らく噂ではなく事実です) 大阪歯科は逆の方向性に突っ走ってしまっている印象ですね。

大歯は、過去の栄光にとらわれ過ぎて、自分の首を絞めている印象ですね。

(愛知学院1年)愛知学院の後期の生物&情報統計の試験は大変そうですね。でもやはり生物でしょうね、本当に厳しい可能性があるのは。

(生物)

愛知学院1年の前期は、生物学基礎で、高校的な内容で問題がなかったと思いますが、後期の生物学Ⅰ・Ⅱは大変そうですね。やはり2年の生化学につなげる意図があるのでしょう。どこの大学でも、1年の生物は大変になっています。

愛知学院の後期の生物学Ⅱは、レジュメが頂けるのでまだいいとしても、Ⅰはレジュメなし、内容も飛び飛びで、生徒が対策に苦労していそうです。

しかも後期試験は、課題以上の内容が出題される可能性もあるとのこと。

さらに再試は一回のみとのこと。

課題は調べながらやっているので、問題はないと思いますが、それ以上のものが、学校で集められての形態で実施されたらどうでしょうか?

(統計)

前期はT分布など計算が中心でしたが、後期は概念を言葉で説明する方向に切り替わっています。概念を語句できちんと説明出来ますか?

(神奈川歯科大学1年)生物&解剖は、本当に厳しいですね。。。他大学ならば、2年で実施される内容です。。。

一年生は教養がほとんどなく(英語体育の他は法学くらい)、基礎医学を早く始めます。

また、物理や生物を短期間で高校レベル+αまでやるので履修していない場合には難しいと思います。

数学では正規分布などを扱っていました。

化学は化学の内容とそれが応用されている基礎医学を結びつけたような授業でした。

●1年では「生物」と「解剖」が最も大変でしょう。他大学では2年で実施されているような内容です。。。

(生物)
他大学で2年から始まるような内容が1年の「生物」の授業で行われています。
後半の生物が1番落としやすい科目です。(内容は筋学、骨学、細胞、代謝など範囲が広過ぎますね。生物1と生物2で大きく2つの授業に分かれています。)
3〜40人落ちるテストもいくつかあります。

前半の生物も普通に範囲が広く大変でしたが、後半の方が大変です。
テストで落ちる場合とGPAが足りなくて落ちる場合とがあります。ほとんど回収されるため、過去問は入手しにくい一方、授業資料に小テストや小問があります。

(解剖)
●「解剖」は、露骨に難易度が高く、愛知学院(歯)の2年の「解剖」のように、全身の骨や脈管も範囲に含まれています。顎顔面領域だけでないため、医学部で通常で扱われる全身の知識も求められます。愛知学院2年でも「解剖」はものすごく大変な科目ですが、神奈川歯科では、なんとそれが1年で実施されるということです。
そのため、当塾での神奈川歯科&愛知学院の「解剖」の個別指導は、当予備校専属の歯科医師講師陣&医師講師陣があたります。当塾での指導もなかなか大変です。分業するわけですから。

(大阪歯科6年)今の1、2年の方は、上級生のアドバイスをまともに聞くと、6年後とんでもないことになる可能性あり

今の6年の現役ストレート進級組が入学したのが、ちょうど107回国家試験の後です(浪人留年組はそれ以前に入学)。

つまり今の6年が歯科大学を受験した頃は、国家試験合格者が2500人程度の頃でした(107回以降で2100人程度まで減りました。)

そう考えると、今の6年の先輩になる方達は、まだ比較的進級等も「緩かった」と言えると思います。ですから先輩からの「卒試なんか何とかなるよ」という助言をそのまま捉え適当に勉強し何とかギリギリで進級してきた組が少なからずいるはずです。

卒業試験の問題を見れば付け焼き刃の知識で何とかするのはほぼ無理と思います。1回でも教科書をしっかり一通り通読する事をしない限り、6年の限られた時間で対策するのは厳しいです。つまり今1年、2年の方達は上級生のアドバイス(特に無事に進級、国家試験合格した先輩)を信用すると、6年後とんでもない事になるかもしれません。信用出来るのは学士2での留年、卒業保留者が半数以上という事実です。

3、4年生で成績が低迷、何とか進級してるレベルでは、無事に卒業出来ないと言っても良いと思います。

1、2年生から正しい勉強すること。きちんと教科書を買い、一通り通読し理解すること。

当たり前ですがこれが出来ていないなら、国家試験に辿り着く事が出来ないのが実情と思います

(大阪歯科6年)卒業試験で苦労しないようにするには。。。

大歯6年で、卒業試験において、どのような流れで苦労するようになるかを、簡単に分析してみました。

理解ではなく、暗記だけで乗り越えなければならない内容を、そのまま放置(手を付けておらす逃げている)している傾向は朝日・大歯ともに高いと言えることでしょう。

6年生はまとめの学年なので、スライド等もシンプルもしくは国試に向けたまとめ方になるので、ベースが安定していないと、雪崩のように崩れ落ちる感じがします。

出題者の先生の意図(授業プリント等)をうまくくみ取れると取れる問題もありますので、そこを落とすともったいないですね。

今年に関して言うと、大歯6年は、コロナの影響もあり、自宅待機から解除され、すぐに学士1-1へと移りました。

試験対策を、自宅でしっかりしている大歯6年生は乗り越えられますが、そのまま過ごしていた生徒は、厳しい境遇に立たされるのではないかと感じます。

朝日でも、点数をある程度稼いでおいておかないと、その教科の平均(もしくは正答率)で合否が決まるものもあります。

出鼻をくじかれると自分の置かれる環境が不利に働くことが多い気がします。

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