(大阪歯科6年)今年の学士1~3の傾向分析

学士1は3回ありますが、前半2回と後半1回で傾向が変わります。

前半2回は比較的国家試験の過去問そのままの設定の問題が多いです。(勿論選択肢まで一緒ではありませんが、マニアックな選択肢は少ない。)ベースになっている問題は比較的最近5年からが多い印象ですが、良問はそれ以前からも出題されます。

3回目は過去問ベースに独自の捻りが入り始めます。恐らく大学の授業の内容を絡めたり、先生の専門とされている分野からも出始めます。

学士1は基本的に積み立て方式で合否が決まる事を考えると、過去問ベースの1、2回目で得点できないと高確率で再試験になります。

再試験は寄せ集めのイメージですが、どちらかと言えば3回目の試験に近い様子です。

つまり1、2回目で得点出来ない→3回目はより取れない→再試験も取れない→早期に留年決定
という負のスパイラルに陥る方もいるでしょう。

仮に学士1の再試験をギリギリ通過したとしても、学士2は学士1の3をより発展(改悪?)させた内容の為、付け焼き刃での対策は無理です。

つまり、新6年生もしくは既に留年が決まってる学生さんは、以下の事に注意する必要があります。

学士1の1までに過去問をきっちりやり込む(選択肢1つ1つまで吟味し、なぜ正解か間違いかまで説明できる様にするのが正しい勉強。

)新6年生はポリクリが終盤に差し掛かり、大変でしょうが、国家試験にたどり着くために必要な対策と割り切って下さい。6年2回目以降の学生さんは一日も早く対策を始めて下さい。一度留年経験をしているなら同じことをしていればまた留年します。