part43 第114回歯科医師国家試験 B-77(小児) 正答率が低かった問題 37.5%

114A-81 正答率:37.5% (小児)
萌出性歯肉炎の好発部位はどれか。3つ選べ。
a 上顎前歯部
b 上顎小臼歯部
c 下顎小臼歯部
d 上顎大臼歯部
e 下顎大臼歯部

【萌出性歯肉炎の好発部位】
この問題は正答率:37.5%と、低かった。
小児の場合、ブラッシング不良によるプラークが原因の歯肉炎が多い。

萌出性歯肉炎は、歯の萌出途中に歯冠周囲のプラーク沈着などが原因で生じる。
辺縁歯肉が発赤、腫脹し、ブラッシング時の出血や疼痛を伴うこともある。

歯の萌出完了に伴い炎症は改善し治癒するが、不潔になると炎症が進んでしまうので、
ブラッシングにより清潔に保つことが重要です。

■萌出性歯肉炎の好発部位
上顎前歯部
 口呼吸の影響で増悪しやすい。
上下顎大臼歯部
 プラークが沈着しやすい。

☆上顎前歯部+小児がブラッシングしづらいであろう大臼歯に好発する。

114A-81 正答率:37.5% (小児) 解答
萌出性歯肉炎の好発部位はどれか。3つ選べ。
a 上顎前歯部 口呼吸の影響で増悪しやすい
b 上顎小臼歯部
c 下顎小臼歯部
d 上顎大臼歯部 プラークが沈着しやすい。
e 下顎大臼歯部 プラークが沈着しやすい。

解答: a,d,e