(愛知学院2年)生理学は、最終的には再追試でほとんど同じ問題が出題されるのでパスできますが、実習の解剖学の授業は危険。翌年の追試はないため、下手すると10月で留年決定!

愛知学院の2年の生理学のカリキュラムは大きく変わりました。2015年には、生理学の定期試験は前期、後期と分かれていて、それぞれ60%を得点すればパスでした。そして落ちると、追試がある仕組みでした。追試になっても、片方だけなら、全範囲にならないので、まだ負担は軽かったのです。ところが、2019には、生理学は、前期と後期に分かれず、3回のテストになりました。それぞれが100点満点で、合計300点中180点(トータル60%を得点する仕組みになりました。こうなると、追試の範囲が全範囲になります!)

ただし、生理学の教授には、大量に落単させる意図はなく、追試も再追試もあります。再追試はほぼ同じ問題が出題されるため、授業の難易度的には、とんでもなく難解ですが、最終的にはパスできることを多くの生徒が理解していると思います。

ところが、解剖の教授は大量に落とすことを意図しています。特に、実習の解剖が最も厄介です来年2月の再試はないため、10月の段階で、下手すると、留年が決定してしまいます。ですから、当予備校に入塾している生徒の多くは、この実習の解剖の対策を希望されている方々がほとんどです。解剖では成績がA~Gまで分けられ、通知されますが、具体的に何点になるのかは知らされていません。しかし、例えばFだとすると、20~30%の得点であることが予想されます(Fでは留年する可能性大です!)。よくないことに、学院では、成績がはっきりと開示されていないのです。この点は朝日と大きな違いと言えます。

解剖、生理学、病理が、3年の外科の授業に繋がっていきます。手を抜くと落ちるのが、外科の解剖です。大変な教科は確実に対策しておき、10月に留年!とならないようにしたいですね!