(朝日大学5年)進級テストの流れ

本年度の朝日大学5年の今後の流れは以下のようです。

〇2/24日・・・6年ブロック試験の一回目を受験(6年になると、ブロック試験は2回目から受験になるようですね。今後は年々5年のブロック試験前倒しが進んでいくのかも?)

〇3/8日・・・進級テスト

(既卒)当予備校に在籍する生徒たちは全員、歯科国試全国総合模擬試験(日本医歯薬研修協会主催)を受験(10月3日受験)。全員350番以内達成!(受験者数1197人中)

当予備校に在籍する生徒たちは全員、歯科国試全国総合模擬試験(日本医歯薬研修協会主催)を受験(10月3日受験)。全員350番以内達成!(受験者数1197人中)

ざっくり言うと、国試では、約2000人/約3000人中が合格します。これをベースに考えると、この歯科国試全国総合模擬試験は、受験員数が約1200人(10/3実施)ですから、約800人/1200人中にいれば、合格する算段になります。当予備校の既卒生の成績としては、なかなかいいと思います。合格範囲ですね。

この模試は大手で行われている模試の中で最も難易度が高い模試です。デンタル国進では毎年全員受験させることにしています(当予備校では、麻布&DESも受けさせています)。112回の国試も最も難しいものでした(確か大阪のDr.セミナーがこの模試を全員受験させていて、112回で華々しい実績となりました。一方他の大手の実績は燦燦たるものでした)。国試は難→易→難→易→を繰り返す傾向が一般的にあるため、今回国試114回は、いわゆる「難」にあたるため、なおさら受けておいた方がよいと思われます(ただ難と言っても、コロナがあるので、分かりませんが。。。)

この模試では、必修はAを取れば、あとの領域はBをキープすればよいと思います。

一般的に、歯学部ではどこも、麻布&DESの模試を受けさせていると思います。既卒になると、所属する大手の模試のみという傾向ではないでしょうか?当予備校では、麻布&DES&日本医歯薬研修協会主催の3つの模試を受けさせています。生徒さんには学費の面で負担がかかるのは仕方ありませんが、確実に合格するには、この3つを受けておいた方がよいでしょう。

今更ながら、思うのですが、浪人を再びしたくなり既卒が合格するには、3、4月に個別予備校に入る→優秀&実績のある講師の指導を定期的に受ける(毎回チェックテスト受講)→模試の結果を見ながら、指導を更新していく→ダメ出しチェックの流れしかないのではないでしょうか?毎年10月頃に、指導をして欲しいという方がいらしゃいますが、絶対に無理なので、「既卒は、3、4月から入る方のみを対象にしています」とお断りさせてもらっています。

皆さん、この調子で頑張りましょう。今年は全員合格させます。

(愛知学院5年)今年から留年増加か!?もしかすると激増!?

愛知学院は、5年の留年数を増やすと言っています。

ある意味、大阪歯科と同じパターンですね。6年で大量に卒業試験落ちを出すとばれるので、5年(さらには4年)で落とすようにして、6年で落とす人数を抑えようとの思惑なのでしょう。

しかし一体何人落とすのか?それは分かりません。実施されてみたら報告します。

ただ昨年の愛知学院の国試は悲惨でしたし、完全に朝日に負けてしまいました(朝日は学費安いですから、スパルタ式に指導出来て、さらに卒業試験で半数落とすことを明言しています。強いですね。それ以外の高額な歯学部には、朝日のようなことは出来ません。と考えると、愛知学院では、昨年の国試のリベンジを果たさないといけないことを考えると、「今年から思っている以上に5年(4年も)を落とす可能性があるのでは?」というのが私の考えです。

(現在の愛知学院5年のだいたいのパターン)

〇9月から実習が始まる→現在10月で、実習疲れ気味だが、学年末試験が気になりだす(5年ですでに上位者と下位者の差が大きい)→11月に模試→来年1月に学年末試験実施。

(朝日大学4年)CBTもうすぐですね。。。最終仕上げは順調ですか?

デンタルで4月からCBT対策をしている方々がいる一方、今でも直前になりCBTの問い合わせを頂く方もいます。

やはり4月から準備している方は、今の時期は抜群の安定感があります。模試にもそれが表れており、今のままいけば100%いけます、と講師から太鼓判を押してもらっています。

しかし最近、またCBTの問い合わせがまた増えていて、「成績が伸びなくて不安です。なんとか今度のCBT対策してもらって、合格させてもらえませんか?」とおっしゃられますが、お子様の成績をお聞きする限り、絶望的な方が多いですね。もちろん時期が時期なので、こんな時期からCBT対策を受け入れるわけがありませんが、親御さんが、CBTならなんとかなるのでないですか、と気軽に考えていますが、お子さんの成績との乖離が気になります。甘い考えを持っていて、きちんと対策しない人は、学習法を改めない限り、何年やっても合格しないでしょう。

ブロックテスト、小テスト、模試等と、対面授業もないままのテストづくめで、焦っている方が多いと思います。最後のスパート、頑張りましょう。

(福岡歯科大学)卒業試験で激しく落とされる割合の上昇は2015年から始まりました。それが今では。。。

福岡歯科大学は、失礼ですが、学力の低い歯学部です。

現在の現役の国試合格率が、50%程度です。しかしそれも留年して上がってきた生徒も含めてなので、どのくらい学力が低いのかは、想像つきますね(福岡歯科の定員100名切る程度)。

(卒業試験で落とされる割合)
2014年度・・・留年率10%
2015年度・・・留年率25%

急に2015年度から、卒試で落ちる割合が跳ね上がっています。現在は50%を超えているとのこと。入学した段階で、いったい何人がストレートで進級出来るのでしょうね。。。恐ろしいです。

(愛知学院1年)すでに10人切るぐらいの数の生徒が学校に来ないようです。。。後々これは大きな問題になりますね。。。

今年はコロナで、前期授業が全てネット授業になりました。

1年生は、内来生以外は、まともな人脈がなく、孤独な状態でネット授業になったため、精神的に病んでいる方が多いようです。

さらに、ネット授業なので、怠け癖がついて、昼夜逆転の生活になり、後期のこの段階で、10人切るぐらいの生徒が登校していないそうです。。。大教室の生物は、後期になり、前半&後半と分かれています。後半は分かりませんが、前半は数えてみると、現在54人しかいないようです(前半も後半も同じ人数で分けているはずですね。)(11/9現在)

朝日もそうらしいですが。。。お子さんを下宿させている親御さんにしたら、たまったものじゃないですね。お子様は大丈夫ですか?

学費が高い大学ほどOBの力強い。。。クレーム強い。。。しかし国試の結果を出さないといけないから、6年の半数を落とさざるを得ない。。。当然OBからのクレームはものすごく、しかも外部に大量に留年させて、合格出来ない生徒は受けさせていないのがばれてしまう。。。ならば「4、5年の留年数を増やして、6年を減らすのが得策ではないか」と高額な歯学部は考えています。実際今年から大歯5年の留年数が増えるのが決定ですから。

ほとんどの歯学部において、入学者の学力が低下している現在、合格実績を出すには、「合格する可能性の高い生徒しか受験できないようにする」しかありません。

今の国試の難易度&在籍する歯学部生の学力を考えると、「卒試で半数程度まで落とすこと」がまず求められるのでしょう。さらに「低学年から落とす」ことも必要となるかもしれません。

学費が高い大学ほど、OBの力が強いという事実があります。そのような大学では、OBが大学の教員と同期だったり、幹部と知り合いだったりすることがよくあります。当然、「うちの子供頼むよ」という流れになるわけです。ところが、大学としては、国試の高い合格実績を作らないと、入学者が減ってしまうわけで、それを考えるとやはり留年させるしかありません。

留年パターンとしては、今までは、「低学年で落とす+卒試で落とす」のが定番でした。ですから、低学年で学年の2~30%落とし、卒試で半数近く落とすようなことが起きていたわけです。

しかし今、変化が生じてきています。それは「6年で半数も落とすと、親からのクレームがすごいし、また外部にもあそこは6年で半数落とすと、ばれてしまう」というものです。これをかわすために、特に高額の歯学部では、「4、5年の留年者数を段階的に増やしてゆき、その代わり6年卒試落ちを減らす」流れが出来てきています。4、5年の留年者数は、外部には分からないことがほとんどです。ですから、4,5年で落とすのはある意味合理的な方法です。

実際、日本で現在最も学費が高い大阪歯科大学では、5年で臨床知識試験を行い、今年から5年の留年数を増やす流れです。5年は以前は、6年を前に、最後の腰を据えて、学べる時期だったのに、今では、怠けさせずに、留年数を増やさせられる学年になってしまいました。ミニ6年ですね。

さらに、4年でも留年数を増やす流れが全国的にありますが、学費の高い大学ほど、CBTの合格者数を絞るのではないでしょうか?CBTは合格ボーダーを上げてしまえば、簡単に落とせるからです。今年もCBTのボーダーは高額な歯学部ほど上がるのではないでしょうか?

こう見てくると、朝日大学が最強ではないかと思われます。学費が歯学部で最も安いため、OBの圧力に屈せずに、スパルタ式で指導出来、どんどん留年させることが出来ます。もしOBから、クレーム来たら、「他へ行かれたらどうですか?」と言えばよいのです。他の歯学部は朝日より学費の高いところばかり。。。朝日にいるしかないですよね。。。
ですから、朝日は全学年において、手加減なく、スパルタ式に出来るわけです。別に6年は半数落とすと公言して、4、5年もどんどん留年させることが出来るのです。学費が安いとは言っても、留年者数を増やせば、利益は出ます。そのため、国試の合格率も上がり、入学者も、増えます。優秀な生徒も入ってきます。高額な歯学部ほど、国試の高い合格率が難しくなってきています。学費が高く&国試の合格率が朝日ほどよくないため、「ならば朝日に行こう」となるのでないでしょうか。しかも朝日のある穂積駅当たりに、子息を下宿させるとしても、あのあたりなら、下宿代&生活費は他よりはるかに安いでしょう。こう考えると、大阪歯科や関東地方の偏差値の低い歯学部(関東の偏差値の高い大学は問題ありません)に通わぜるのはコスパ悪いですね。。。おまけに、今年はコロナが蔓延しているため、関東地方を受験する生徒さんは、来年から激減するのはないでそうか?今後、朝日の一人勝ちになる予感がします。高額な歯学部ほど、衰退していくでしょうね。