大阪歯科大学の国試対策には時間のロスが多い!?当予備校での卒試の指導から見えることは。。。

以前にも書いたことと重複するかもしれませんが、大歯の生徒さんたちを指導していて、共通して見えてくる傾向&大学の指導方針について書いてみます。

〇「成分名・薬品名など、どう頑張っても暗記するしかないような部分に関して後回しにしている傾向が見受けられます。

あとは、深読みしすぎて間違える部分もありますね。

驚いたことは、授業資料がさらっとしている教科があることですかね。先生の情熱にもよりますけど…

朝日の場合、国試勉強はこれでする(例えば授業プリント、教科書、参考書等に書き込んだもの)というものが決まっていますが、大阪歯科の各個人には、それがないことです。

一応生徒たちは、自力でまとめますが、そこにどんどん加えていくというよりも、それぞれの問題(資料等)に書き込んでいる傾向があるので、パッとまとめた部分が出てこないのが、見ていて「時間のロスかな?」と思うことがあります。

まあ、勉強方法は人によるので、自分のやり方がほかの人に当てはまるかと言われると・・・と思うこともありますね。
自分に合った勉強方法って試行錯誤して見つけないといけないのでそれが大変ですよね。浪人して入った方などは、自分の学習法を見つけていると思いますが、推薦入学などの方は大変かもしれません。

暗記だけとなると、当然誰しも避けたくなるのは分かりますが、そこを何とか乗り越えれば、あともう少しという生徒は、合格を勝ち取れるのではないでしょうか。

また、インプットよりもアウトプットを重視するのが、国試前の生徒さんには不可欠ではないでしょうか。

当予備校では、授業の度に、チェックテストを実施して、アウトプットを高める工夫をしています。

115回から新課程になります。国試はどう変わるか?既卒の方は、今回の114回をパスしておかないと厳しくなるでしょう。。。

既卒の方は、114回歯科医師国家試験に向けて、今最後の確認に追われていると思います。言うまでもないことですが、ぜひ今回の国試でパスしておきましょう。そうしないと、次回からは新課程になってしまいますから、「今回パス出来なかった人がどうして新課程に対応できるのか?」という話になります(何年も既卒をされている方は特に今後難しくなるでしょう)。大手予備校も、新課程になるということは、データがいったんリセットされてしまうわけで、115回においては、大手の強みが失われる可能性が大です。

115回からどう変わるのか?

今後より教科書ベースの知識が求められるのは、明らかと思います。国家試験の過程が改訂されようが、そこは変わらないはずなので、より一層正しい勉強が求められると感じます。

現課程でのブループリントしか出ていないので、分からない部分も多いですが、過去に過程が変わった110回から111回の変わり方を見ると、ある程度予想は出来ると思います。

・今まで口腔外科で(無理矢理)分類されていた、高齢者等の一般内科系の問題はより重要視されるはずです。
・内科系の対策は今以上に大切になるでしょう。しかしこれは医療に関しての教養と思って、しっかり対策して欲しいと思っています。
・法医学関連も恐らく対策が必要と思います。
・法医学内容を医科の教科書で一通り勉強するのも必要になりそうです。
・衛生系内容は、毎年の様に変わる内容が多いです。大学の授業で対策されている方はいいですが、それ以外は対応が厳しいです。少なくとも「公衆衛生がわかる」の最新版で対策する必要はあります。
・今後より思考力を求められる問題が増えるはずです。この当たりの問題が合否を分けるはずです。そうなると正しい過去問演習をしない限り対策は厳しそうです。

・これは盲点と思いますが、現6年生が購入している教科書では内容が旧い記載もあります(教科書を持っていない方も多々いると思いますが、そのような方は今後アウトでしょう。教科書は資産です。全て買いましょう。)
 
例えば

●C型肝炎の治療
●現在のTNM分類
●口腔悪性黒色腫の術後治療

などは、少なくともここ数年で、大きく変わってます。最新版の教科書にはいずれも記載されています。

特に下二つは、悪性腫瘍を専門に扱っていた歯科医師かつ医科領域まで扱える大学の口腔外科に在籍していた方以外は、分からないはずです。当予備校の国試指導の講師陣の中には、在籍していたものがいますので、この分野も解説可能です。

TNMは2018か2019に改訂されました。悪性黒色腫の術後治療は知らない歯医者の方が普通です。しかし教科書には記載されています。

結局は、「しっかり教科書をベースに正しい勉強をしなさい」ということでしょう。大手予備校のテキストも、結局は教科書を講師がまとめたもの=講師たちの解釈であるわけで、国試出題者たちが教科書から問題を作る以上、大手の教科書の解釈は実際に出題される国試の問題とずれている可能性があります(誤解しないで欲しいのは、大手の教科書を否定しているわけではありません。)

今後、学力の足りない学生は、個別指導が絶対に必要です。自分自身で何とか出来るボリュームでは無いですから。

2021の2月に大宮校スタート!

コロナのため、遅れていた大宮校が2021年の2月からスタートします。

2019に、来年2020は池袋あたりに校舎を出そうかな、と考えていましたが、コロナになり、なしになりました。

コロナの影響を考えて、東京都内に出すことはなしにしました。

その代わり、関東地方を取り囲むように校舎を出すことにしました。現在ある横浜校、今回の大宮校、次は船橋校を考えています。

大宮は関東地方において、東京の方も埼玉の方も通える非常に便利な場所です。

大宮校は、大宮駅から徒歩5分の交通至便な場所にあります。大宮校は特にぜひ早く校舎を出して欲しいというリクエストが多かったですね。

詳しいことはまたご報告します。

(既卒生)当予備校の指定個室で、朝から夕方までずっと学習可能(当予備校の個室で、大手予備校のネット授業受講→復習→プロ講師によるマンツーマン授業)。このパターンの受講者が今年コロナの中増加しました。

今年まさかのコロナで、どの大学も対応に追われました。朝日は見ていて、さすがで、いち早く立て直し、年間のパターンを作り出しました。今年も国試の実績はトップレベルになるのではないでしょうか。愛知学院は見ていて?ですね。

前年までの違いは、今年当予備校の個室(45坪の中に10部屋ほどあり。当予備校は個室のみ)で、朝から大手の授業を受講して、夕方から当予備校のマンツーマン授業を受講する既卒の方が増えたことです。

もちろん当予備校のマンツーマンのみの方がメインですが、そういうパターンは今まではありませんでした。今年からコロナのため、大手に通う必要がなくなり(いや通えなくなり?)、学校で自習を気軽にする環境が失われました(これが一番痛いですね)。残るのは自宅/下宿先ですが、だらけがちになります。友人宅に集まり、配信される授業を受講する生徒も増えているようです。

既卒で、入塾された方には、個室を指定にして、朝から学習できる環境にしています。プライバシー厳守されます。

(愛知学院6年)昨年に続き、今年度も6年は全員受験。。。昨年度と同じ結果か!?

昨年は6年全員受験させ、今年も全員受験のようです。

昨年の実績がひどかったので、今年は6年の卒業人数を絞る予定だったのが、まさかのコロナに。。。そして全員受験に。今年はパターン的に難化の年と言われているので、さらにどうなるか?ですね。前のヘッドの方と違い、今のヘッドの方は比較的受験させてあげよう、という方というのもあるでしょうが。。。

隣の朝日大学が、最低学費で、全学年スパルタ指導で、さらに6年絞ってきているから、合格は当然よくなるわけで、その中で愛知学院の合格実績がどうなるのか、正直あまり明るい展望は見えないですね。朝日にボロ負けするでしょう。

(卒業試験の再試対策)プロ講師の指導のもと、完全個別・個室指導中。集中的に対策。ご希望の方はお電話にて 代表(052)220-5446

卒業試験の再試対策を実施中です。愛知学院においては、1月8日と日数があまりありませんが、集中的に対策をしています。

毎年実施しており、高い実績を誇ります。各大学毎の卒業試験のデータが揃っており、傾向を知り尽くした講師陣が指導します。

個室での指導になりますから、プライバシーが完全に守られます。ご自身に合わせたオーダーメイドのカリキュラム作成が可能です。

今年は、当予備校の既卒&6年が多いため、受け入れ可能なのは、若干名になります。ご了承下さい。

(愛知学院1年) 後期科目の傾向一覧(全教科)

後期の科目について、多くのお問合せを頂きますので、ここに1年後期の授業特徴を書いておきます。自分の必要な科目に関して、参考にして下さい。

英語Ⅱa:学期毎に中間考査、期末考査が有り。リスニング問題が難しく、聞き取りづらい。

英語Ⅱb:学期毎に中間考査、期末考査が有り。問題は基本的に授業中に扱った長文から読解の形で出題。難易度は高校英語程度。

化学:軌道や有機化学が主。高校では範囲に無かった為、改めて学習が必要。計算問題はほぼ無し。

化学演習:高校での化学を含む計算問題が多く、大学に入って初めて耳にする用語もいくつかある為、改めて学習が必要。

生物Ⅰ:主に生化学。今年はオンライン、対面での授業であった為、とても分かりずらく、先生が機材に不慣れである為に、十分な復習が難しい。又、例年再試験受験者が多い。

生物Ⅱ:生物Ⅰ同様オンライン、対面での授業形式だったが、レジュメがとても綺麗に纏められており、復習がしやすい。

物理Ⅲ:本来であれば進むはずだった単元が終わらず、テスト範囲は電流、電場、電位、光波のみとなった。後期後半は主に実習だがテスト範囲にはならない。

情報統計学Ⅱ:前期とは異なり、比較的計算問題が少なく、論理的な内容が多い為、出題傾向がイマイチ分からない。

歯学入門セミナーⅣⅤ:レジュメが残っている授業と残っていない授業がある為復習が難しいが、授業の録画は残っているため勉強はしやすい。

歯科基礎科学:歯学入門セミナーと同様、レジュメが残っている授業と残っていない授業があるが、録画が残っている為、復習はしやすい。

情報の科学:出る範囲がかなり限られており、出題範囲も公開されている為、勉強がしやすい。

(愛知学院1年)生物Ⅰは大量に落とされます。。。ご注意!

愛知学院1年の生物Ⅰは、本当に大変です。神奈川歯科1年の生物も分量、難易度ともに大変ですが、学院1年の生物Ⅰもひけをとりません。

特に高校時代に生物を学んでいない方には、大変な科目でしょう。学院1年で最も大変かもしれません。しかし2年になり、専門科目につなげる意味でも、生物が大事な科目であることには変わりはありません。

学院1年の前期は生物基礎で、これは比較的簡単でした。しかし後期になり、生物がⅠとⅡに分かれ、専門性が増しました。

生物Ⅱには、しっかりとしたレジュメがあり、それさえ対策すれば受かるのですが、生物Ⅰには、体系だったレジュメがなく、しかも難易度も高いため、多くの生徒が困っています。年によっては、7割近くも本試で落とされた時もあったようです。

本試に落ちると、通常補講があります(例年)。

仮進になるにしても、しわ寄せが後から来るでしょう。避けた方がよいと思います。

生物Ⅰの対策で大事なのは、以下の二つです。

1)復元問題があること(代々続いている部活で入手出来るものは、答えに間違いがあるものあり)
2)専門の生物を指導出来る優秀な人がそばにいるかどうか?です。

学校にも復元問題があります(当予備校にも、独自の復元問題があります)が、問題は内容がかなり専門的であることから、対面で受験したら、落ちる!と思っている生徒が多いことです。やはり過去問を単純に解けばよい、ということではなく、理解→整理をして、早めから準備をしておくことではないでしょうか?

デンタル国進では、生物Ⅰの個別対策講座を実施しています。短期間で、膨大な知識をまとめ、過去のデータを使い、最短でパス出来るように指導します。

(明海大学6年) 1次試験が本日終了。2次試験まで一か月を切るぐらい。。。~デンタル国進~2次に向けて個別指導実施中~

明海大学では、6年はほぼ半分が留年します。

明海大学の卒業試験は、二回に分けて行われます。合否は、二つの試験の平均で決まります。

今年の明海の卒魚試験の日程は以下の通りです。

〇1次・・・12/14、15日

〇2次・・・1/8、9日

この二回の卒業試験のボーダーは、必須が80%、A、B領域で65%です(二つの試験の平均)。

本日で1次試験が終わります。昨日からお問合せのお電話が多くかかっています。

1次で不振だった人は、2次に向けて一気に対策しないと厳しいでしょうね。

デンタル国進では、2次に向けて、個別対策指導を実施しています。

(国試受験)コロナ罹患は自己責任へ~追試なし~

国試受験において、コロナは自己責任になってゆきそうです。

国試受験会場も変更なしですし、変りはありません。

会場に入る時に検温システムがあり、そこで引っかかった人は、受験出来ません。

では追試はあるのでしょうか?ありません。つまり自己責任です。

試験会場に入る前に、相当解熱剤などを飲み、対策してゆくでしょう。試験前2週間前には、当然外出しない人が多いでしょうね。

試験が終わった後には、気分が緩むのが通常で、卒業旅行に行く人が多いでしょう。つまりコロナなら、そこでかかる人が増えるのではないでしょうか。来年の2月頃でしょう。