(朝日大学6年)今年の卒業試験の非常に厳しい結果について考えるの。今年の卒試は、約50%の合格率!

卒業試験の2回目の発表が昨日あり、今年は第一回目の合格者の少なさから懸念されたように、信じられないほど落ちたようです

今年の卒業試験の合格者は、73名合格/144名中と驚愕の少なさです。


第111回から昨年の第112回までは、ずっと100人越えをしていましたが。。。109、110回とも、80~90人はあったのに、何が起きているのでしょうか?さすがに、70人代は、少なすぎますね。

朝日の現役の国試の合格率は、例年75%くらいなので、今回の人数から単純計算すると合格者予想人数は、54人程度。。。もともと6年は144名いたわけだから、その内54名程度とすると、1/3程度となります。驚愕の数字ですね!

愛知学院は、今年の卒試が100人を超えています。

国家試験は、年々合格人数を減らすのが国の意向なので、「もしかしたら今年2000人を切るとしたら。。。」、朝日大学がこれだけ卒業試験の合格者を絞るのは納得ですね(もしかしたら朝日はその情報を持っているのかもしれませんね(あくまでも推測))。あるいは今年の6年が単に出来が悪いためこうなっただけで、この卒試合格者の少なさが単発で終わるのか、それは分かりません。しかし今の朝日は、あるパターンができると、そのパターンを崩さないで、より強化した形で来るので、卒業試験を絞る傾向は、もしかしたら続くかもしれませんね。他の事例を見ても分かるように、2019年度から始まった2月に前期と後期の再試・追試が一緒に行われるパターンはずっと継続するようですしね。今の低学年が6年になる頃にはどうなっているやら。。。

気がかりなのは、来年の受験生です(今の5年生)。後卒試験を放棄して、6年に残る選択を多くの方がすると、下の学年の留年数に響いてくるのは間違いないでしょう。確実に例年より多く留年させる路線はできてしまったのではないでしょうか?今の5年で、上位50%以下はリスキーになってきました。

しかし方向的には、国は国試の合格者を減らす方向である以上、学院と朝日と比較すると、朝日の方が戦略的には正しいと思われます(朝日のこのパターンは少数精鋭ですし、朝日の方が学費は安い。もし朝日の方が、いい国試の合格実績となれば、学院は親が学院の方が行くだけの歯学部になるのかもしれませんね)。

当予備校には、「後卒を受験して卒業するべきか、それとも後卒試験を放棄して6年に留まるべきでしょうか?」という朝日の方からのお問合せが、連日殺到しています。