(朝日大学)口腔解剖学の抜き打ち実力テストについて→なんと二年でさえ学力の二極化&固定化の懸念!

2019年の口腔解剖学の抜き打ちの実力テストが行われました(実はだいたい年度初めに行われます)。これは教授が年度の最初に行うものです。その結果によると、146人中16人(70点以上合格)しか合格していません。落ちた方は、本来ならば追試になります。ここから読み解けることがあります。

1. テスト内容が難化している。
2.上位と下位の差が大きい(一番が97点、最下位が20点。)
3. 二極化してゆき、今後学力が固定化していく(2年の最初でさえ大きな差がある!国試の結果は似たようなものになるでしょう。)

 

〇2018年度は、23人が留年しています。つまり、口腔解剖学でも、下から23人程度は、留年の予備軍と考えられます。
〇ストレートに進級し、国試に合格は、全体の三分の一。全体が150人程度ですから、50名程度と考えられます。

 

大事なことは。。。

実力テストの順位を見て、目標値を決めること(進級できるのは当たり前)です。実力テストの結果は、前年度の学力の定着度をそのまま表します。

留年をする人、繰り返す方は、先のことを考えずに、定期テストが迫れば、丸暗記してなんなかパスして、知識はその後に忘れるパターンなのです。それでは、国試が難しくなる=進級基準が毎年厳しくなる現在において、対応できるはずがありませんね。