part63 第114回歯科国試 A-48(全部床) 正答率が低かった問題 50.7%

114A-48 正答率:50.7% (全部床)
無歯顎患者における上顎骨の経年的変化はどれか。2つ選べ。
a 皮質骨の肥厚
b 口蓋突起の肥厚
c 大口蓋孔の拡大
d 歯槽頂の頰側移動
e 上顎洞底-歯槽頂間距離の減少

【歯の喪失による経年的変化】
すべての歯を喪失し、無歯顎になるとどのような変化があるのか。
(基本的にすべて悪い方になります)。
上顎と下顎で変化がことなることを覚えておく必要があります。

〇上顎…歯槽頂が口蓋側に移動。
〇下顎…歯槽頂が頬側に移動。

114A-48 正答率:50.7% (全部床) 解答
無歯顎患者における上顎骨の経年的変化はどれか。2つ選べ。
皮質骨の肥厚 逆、非薄化する。
口蓋突起の肥厚 肥厚はしない。
大口蓋孔の拡大 拡大する。
歯槽頂の頰側移動 頬側が吸収し、口蓋側に移動。
上顎洞底-歯槽頂間距離の減少 顎堤が骨吸収し、減少する。

解答:c,e