学費が高い大学ほどOBの力強い。。。クレーム強い。。。しかし国試の結果を出さないといけないから、6年の半数を落とさざるを得ない。。。当然OBからのクレームはものすごく、しかも外部に大量に留年させて、合格出来ない生徒は受けさせていないのがばれてしまう。。。ならば「4、5年の留年数を増やして、6年を減らすのが得策ではないか」と高額な歯学部は考えています。実際今年から大歯5年の留年数が増えるのが決定ですから。

ほとんどの歯学部において、入学者の学力が低下している現在、合格実績を出すには、「合格する可能性の高い生徒しか受験できないようにする」しかありません。

今の国試の難易度&在籍する歯学部生の学力を考えると、「卒試で半数程度まで落とすこと」がまず求められるのでしょう。さらに「低学年から落とす」ことも必要となるかもしれません。

学費が高い大学ほど、OBの力が強いという事実があります。そのような大学では、OBが大学の教員と同期だったり、幹部と知り合いだったりすることがよくあります。当然、「うちの子供頼むよ」という流れになるわけです。ところが、大学としては、国試の高い合格実績を作らないと、入学者が減ってしまうわけで、それを考えるとやはり留年させるしかありません。

留年パターンとしては、今までは、「低学年で落とす+卒試で落とす」のが定番でした。ですから、低学年で学年の2~30%落とし、卒試で半数近く落とすようなことが起きていたわけです。

しかし今、変化が生じてきています。それは「6年で半数も落とすと、親からのクレームがすごいし、また外部にもあそこは6年で半数落とすと、ばれてしまう」というものです。これをかわすために、特に高額の歯学部では、「4、5年の留年者数を段階的に増やしてゆき、その代わり6年卒試落ちを減らす」流れが出来てきています。4、5年の留年者数は、外部には分からないことがほとんどです。ですから、4,5年で落とすのはある意味合理的な方法です。

実際、日本で現在最も学費が高い大阪歯科大学では、5年で臨床知識試験を行い、今年から5年の留年数を増やす流れです。5年は以前は、6年を前に、最後の腰を据えて、学べる時期だったのに、今では、怠けさせずに、留年数を増やさせられる学年になってしまいました。ミニ6年ですね。

さらに、4年でも留年数を増やす流れが全国的にありますが、学費の高い大学ほど、CBTの合格者数を絞るのではないでしょうか?CBTは合格ボーダーを上げてしまえば、簡単に落とせるからです。今年もCBTのボーダーは高額な歯学部ほど上がるのではないでしょうか?

こう見てくると、朝日大学が最強ではないかと思われます。学費が歯学部で最も安いため、OBの圧力に屈せずに、スパルタ式で指導出来、どんどん留年させることが出来ます。もしOBから、クレーム来たら、「他へ行かれたらどうですか?」と言えばよいのです。他の歯学部は朝日より学費の高いところばかり。。。朝日にいるしかないですよね。。。
ですから、朝日は全学年において、手加減なく、スパルタ式に出来るわけです。別に6年は半数落とすと公言して、4、5年もどんどん留年させることが出来るのです。学費が安いとは言っても、留年者数を増やせば、利益は出ます。そのため、国試の合格率も上がり、入学者も、増えます。優秀な生徒も入ってきます。高額な歯学部ほど、国試の高い合格率が難しくなってきています。学費が高く&国試の合格率が朝日ほどよくないため、「ならば朝日に行こう」となるのでないでしょうか。しかも朝日のある穂積駅当たりに、子息を下宿させるとしても、あのあたりなら、下宿代&生活費は他よりはるかに安いでしょう。こう考えると、大阪歯科や関東地方の偏差値の低い歯学部(関東の偏差値の高い大学は問題ありません)に通わぜるのはコスパ悪いですね。。。おまけに、今年はコロナが蔓延しているため、関東地方を受験する生徒さんは、来年から激減するのはないでそうか?今後、朝日の一人勝ちになる予感がします。高額な歯学部ほど、衰退していくでしょうね。