明海大学の今回の国試の結果。。。なかなか激しいですね。。。忘れないうちに書いておきます。

明海大学の今回の国試結果の内訳です。なかなか激しいですよ笑

146名(6名全員)→69名/80人(卒試落ち77人)=合格率86%(新卒)

国公立と比べると。86%が新卒合格と言われても。。。。6年の半分以上が卒試で落ちているし。。。

やはり私立は、受験員数の分母数を削るしか手はないですね。結果を出すには。

やはりこれからは、私立で、実績出すなら、「4、5年でざくっと/ざくざくと進級基準を上げ→落として、6年は現状維持のペースで落とす(それでも半分くらい落ち?)」ですかね?

しかし激しいですね。。。忘れないうちに書いておきます。

今は、神奈川歯科の結果の内訳をまとめています。また書きますね。

(既卒)今回の国試の結果は深刻ですね。。。私立卒だけでなく、国公立の既卒の方からも多くのお問合せあり。。。

既卒のお問合せが相変わらず毎日お問合せがあり、本日も全国の校舎の面談に飛び回っていました。本日は10組以上の面談をしました。私立だけでなく、国公立の方も含まれています。

私立だけでなく、国公立の既卒の方からもお申込みを多く頂いています(東北大学、広島大学、大阪大学・・・)。不思議なのは、それらの方がおっしゃるのが、私立の既卒の方とコメントが非常に似ていることです。。。

今日面白い話を聞きました。東京医科歯科についてです。

今年の東京医科歯科の国試結果は、59人受験中10人が不合格になったようです。

東京医科歯科は、現在卒業試験がない状態(私立の人にはうらやましいでしょうね。しかし数年後に東京医科歯科でも、卒試が始まる模様)ですが、今回の10人不合格は、東京医科歯科の受験生の間でも、大きな波紋を呼んでいるようですね。過去15年以上においても、こんなことが起きたことはないと。。。

問題をややこしくしているのは、東京医科歯科の上位層でもかなり落ちていることです。

東京医科歯科生において、ラサールなどのハイレベルな高校出身でも、落ちている現実があるようでえす。しかしハイレベルな私立大学では合格者が多いという現実があると。

東京医科歯科では、大学自体が、国試の対策を強制することはなく、生徒に委ねられています。

今は、東京医科歯科では、最後の1ヵ月半ぐらいの対策で切り抜けている人がほとんどのようです(私立から見たら信じられない短さですね)が、今年はそれでは全く足りないことが判明したことになります。やはり東京医科歯科でも、三か月ぐらいかけて、過去問を三周ぐらいしないと、合格出来ないようになったのでしょう。国公立の医学部では、問題集を三周もしなくても、医師国家試験は、「通す試験」なので、合格するとのこと。

ある程度のスペックのある生徒たちが、ある程度の時間をかけないと、合格出来ないようになったのかもしれませんね。理解が不足してもダメ、理解していても学習時間が今まで通り少ない国公立の歯学部もダメ。。。ということは、上位の私立歯学部がいいのでしょうか?今バランスがいいのは。東京歯科大学などでしょうか?東京医科歯科では、自分たちの合格者が激減しているのに、友人たちのいるレベルの高い私立歯学部(東京歯科?)では合格が続出していると噂しているようです。。。レベル高いもの同士のジェラシーですかね。。。

今の国家試験が、難しくなっている理由は、私の推測ですが、歯学部のもともとの出題範囲が顎範囲が中心になりますが、医学部が全身なのに対して、範囲が狭いために、出題する問題が出尽くしてきているからではないでしょうか。ですから、歯科医師国家試験なのに、医師国家試験で出題されるような問題がぞくぞくと出題されるようになってきています(「そんなの聞いてないよ~」状態ですね。)例えると、以前は「世界史=医学部」、「日本史=歯学部」とはっきりとした住み分けがされていたのが、今は、「世界史」と「世界史の中での日本史」のように変わってきているのではないでしょうか?しかもその「世界史の中での日本史」は学校では教えてくれませんと。学校で教えてくれるのは、以前のように「日本史」(しかも試験にパスする基準は毎年上がりばかり)。しかし実際の試験は「毎年難化していく世界史の中での日本史」で、実際とのずれに、なかなか受験生が対応が出来ない状況かもしれません。。。ということは、その「毎年難化していく世界史の中での日本史」を攻略するには、世界史も日本史も学ばないとだめですね。「世界史」だけ受験すれば簡単だったのに、そんな教科を選択してしまったため、「世界史」を単純に取ったよりも二倍苦しむ。。。本当に理不尽ですね。

今の国家試験を作っている先生たちも、内心では、「こんな難しいの、受けて誰が受かるの???」と思っているかもしれませんね。私が治療して頂いている歯科医師の方は非常に勉強熱心で、優秀な方ですが、毎年国家試験の問題を見ていらっしゃいます。そして正直におっしゃいます。「いや~。。。今の国家試験は難しすぎて、霧の中を歩いているような感じだね。。。全然分からないよ。。。今の若い人かわいそう。。。僕らの時は、国家試験なんて、落ちることなんてほぼなくて、誰か落ちたら、「それ誰?」って何年も噂になったくらいですよ笑。それでその落ちた人にこっそり話を聞いたら、どうも間違えてマーク用紙をずらして解答したらしい。。。その程度でしたよ。」とのことです。。。つまり、今の国家試験が、現実離れするほど難しくなってしまったのは、事実のようです。

「煮詰まってどんどん難化してゆく歯科医師国家試験」がさらに進行していくと、次に起きるのが、恐らくCBTが、とどまるところなく、難化していく現象かもしれません。CBTは本来は医歯薬を問わず、本来の合格は60%です。しかしそれが、私立歯学部においては、70~75%にまで、ボーダーが高くなり、「そんなの合格出来るの?」と本音で思っているが、拒めないのが、私立歯学部生かもしれませんね。

歯科医師国家試験の指導に関して言うと、「そんな難しい試験を誰が教えることが出来るの?」ではないでしょうか?いい先生に、個別の指導をしてもらう以外、突出して学寮あり、ご自身で抜け目なく対策する人以外には、必要になる時代に来ているのではないでしょうか?

さらにCBT受験において、「資格試験」を実施して、これが得点出来ないと、CBTが受験出来ないようにすれば、実際の落ちた人数を少なく見せることが出来ます。4.5年生というものを作れば、5.5年生と同じく、「幽霊部員」のような位置に出来ます。

横浜校の専任講師によると、「今後CBTボーダーは、75%を超えて、80%に向かってゆく可能性があるのではないか?」とのことです。大阪歯科が今年73→75になる可能性あり、愛知学院も今年71→73(愛知学院は、今の71から毎年1つずつボーダーがアップしていくのかな?と思っていたら、そうではないようですね。今年は73になる可能性があるということは、+2で、翌年は75になる可能性ありですね。)

次は、5年で落とすこと。大阪歯科のように、5.5年生のようになれば、6年に上がる人数を減らすことが出来ます。

私立歯学部は、今以上に落とさないと、実績は出ない状況に陥っていく可能性あり→6年を今以上落とすと、目立つので、4、5年でたくさん落とし、6年でも今まで通り落とすという流れでしょうか?

やれやれ、大変な状況になりそうです。。。

(愛知学院既卒)第114回歯科医師国試の既卒合格率43.8%。。。

(愛知学院既卒)第114回国試の合格率43.8%。。。

愛学の授業では、やはり限界があるのかもしれません。。。

「基礎系科目の理解&知識の定着が不十分なまま、臨床の対策しているから、臨床問題を正しく考えられない→毎年数点で不合格の流れ」では!?
基礎系科目の力をきちんと定着させられないと、このままでは、いくら既卒を繰り返しても、歯科医師になれない方が大量に出るような気がしますね。。。
実績あるプロ講師に個別指導で、基礎系科目の点検をしてもらうしかないのでは?
あと問題は、個別指導してもらう先生の力量ですね。。。先生の力量には大きな違いがあります。今の国試は非常に難解です。。。やはり実績ある&自分と相性のよい先生を早く見つけて、対策を開始すべきではないでしょうか?。。。昨年と同じことしていたら、また同じ結果でしょう。私なら、昨年個別指導で合格した既卒のお知り合いがいたら、まずはそこから探ってゆきますね。

(愛知学院大学)
(新卒)62.8%
(既卒)43.8%

いわゆる「三振制度」は始まる可能性あるのか!?

医師国家試験で、今ちょっとネットで話題になっていることがあります(冗談のような話です)。

今、東大理Ⅲに、いわゆる「不適格」と表現されている人がいるようですね(ひどいですね笑)。そしてその人が入学したことで、東大入試に面接が復活した伝説の人らしいですね笑。

ネットで、「この人のために、医師国家試験においても、三振制(=三年までしか国試受験出来ない制度)が始まることもありゆるのではないか?」と話題になっているようです笑。

当予備校では、歯科医師国家試験&進級支援以外にも、別に医学部の進級支援を行っており、本日医師たちと会議をしていたところ、これが話題になりました。

もちろんたった一人の「不適格」な方に、免許を与えないために制度が変わるというのは、ある意味ナンセンスかもしれません。

しかし歯科医師国家試験においても、以前から三振制の話はあるわけで。。。(まあ、大地震の予想みたいなものですが、地震がいつ起きるかよりリアルでしょう。)

特に今年は膨大な数の既卒が出ました。。。異様な数の問い合わせの数。。。難化する国試問題。。。

歯科国試において、三振制が始まったとしても、何もおかしくはないでしょうね。

これはあくまで、私がなんとなく思ったことです。医、歯、薬の国試において、連動して始まるのかどうかは分かりませんが、ないとは言えませんね。

既卒の方、一年でもご自身のためにも、ご家族のためにも、既卒を続ける限り、リスクはあるのです。一年でも早く国試に合格しましょう。

※三振制は、今回も見送りのようです。そもそもそんな制度を作らなくても、3浪以上は合格しにくい流れになっているのは、データからも明らかなので、改訂だけで十分に落とせるということのようですね。

(既卒&現役)申し込みが多すぎて、本日の受付はあと2枠とさせてもらいます。すいません、さばききれません。

既卒の方の申し込みですが、朝から申し込みが殺到していて、本日あと2枠とさせてもらいます。

またご希望の方は、明日朝10時~17時お電話でお願いします。

申し訳ありません。

代表

(愛知学院6年、既卒の方) 昨日発表された第115回医師国家試験から見る第114回歯科医師国家試験の闇。。。

第114回歯科医師国家試験の結果が昨日発表されました。

歯科医師国家試験を受けられた皆さん、お疲れ様でした。必修とC領域が厳しかったと、多くの方がお電話でよくおっしゃっています。

今回の既卒の方の面談数が非常に多いので、少し日をおいて面談を実施することもあるかと思います。申し訳ございませんが、その場合は、ご迷惑おかけします。

今日も朝から既卒の方の面談申し込みの電話が相次いでいますが、合間をぬってブログ書いています。

昨日、第114回歯科医師国家試験の合格結果も発表されましたが、第115回医師国家試験の結果も発表されました。。。

ここでは、医師国家試験の結果から、歯科医師国家試験を少しのぞいてみましょう。

医師国家試験から見ると、歯科医師国家試験の闇がよく分かります。

気分が悪くなるかもしれませんので、ご容赦を。

そうすることで、

医師国家試験は「合格させる試験」であり、歯科医師国家試験は、「落とす(=抑制する)試験」であることが、分かると思います。

(第115回医師国家試験の内訳)

では比較するために、同じく東海地方の国公立医学部からです。ほぼ100%の合格率ですね。

(名古屋大学)
申し込み人数 116人→合格結果112/113人(卒試落ち3人)

(名古屋市立大学) 
申し込み人数 102人→合格結果 101人/102人(卒試落ち1人)

では、私立医学部でも比較してみましょう。国公立と私立は違うのでしょうか?

(愛知医科大学)
申し込み人数 118人→合格結果 107/109人(卒試落ち11人)

(藤田保健衛生大学)
申し込み人数 109人→102/104人(卒試落ち7人)

ちなみに、医師国家試験の合格結果の底辺には、久留米大学があります。

(久留米大学)
申し込み人数 119人→95/112人(卒試落ち7人)

では、ここで第114回歯科医師国家試験に戻りましょう。

東海地方の代表的な歯学部である愛知学院(歯)の結果を見てみましょう。

(愛知学院大学)
(新卒)62.8%
(既卒)43.8%

う。。。!

新卒に関して言うと、これは6年落としてきて、この数字ですね。

内訳は怖くて、書けないですね。。。。

ちなみに、昨日発表された歯科医師国家試験のトップランキング3は以下のようです。

1. 東京歯科大学・・・91.4%
2. 北海道大学・・・87.5%
3. 日本歯科大学(新潟生命歯学部)・・・84.6%

1の東京歯科や2の北海道大学なら、内訳を聞いてもいいのかな?という感じですが、3の日本歯科大学(新潟生命歯学部)の内訳聞くのは、怖いですね。。。

歯科医師国家試験の場合、国公立は、一部を除いて、ほぼ国家試験を受験させているのに対して、私立は、トップレベルを除いては、
高い国家試験実績を出すということは、「受験させていない」ということなのでしょう。

もし私が、今既卒で、今回の国試の不合格だったとしたら、へこみますね。しかし同時に、「どうしたら来年合格出来るか」を、真剣に考えます。

歯科医師国家試験は、医師国家試験と同じく、合格出来ないと、潰しがきかないからです(薬剤師国家試験と違います。)

私なら、今後の流れをイメージします。

例えば。。。

今年確実に対策をして、出来れば、来年の1月の最初くらいには、学習を終わらせたい→試験の前まで自宅にこもり→国試は高得点取る→この得点なら絶対合格だと先生にもおすみつきをもらう(ギリギリで合格だと、試験発表まで不安な状態で待たなければなりませんから)→合格発表まで、旅行するなり(コロナに気をつけながら、三密を避けて)、気楽に楽しんで過ごす、などしたいですね。

確実に合格するには。。。

今現在の学力を専門の先生にマンツーマンで見てもらうことでしょうか?

正確に今の学力を把握出来ないと、いつまでたっても合格出来ないでしょう。これは多浪の方には、特にそうです。

多浪の人がなぜ多浪になったのかというと、「自分の学力を正確に把握しないまま、漫然と勉強してきたから」です。無駄な「勉強」(=勉強したいところを勉強して、したくないところは勉強しない)はやめましょう。国家試験に合格するには、「合格する人が取れる問題を確実に得点出来ること」です。

多浪の人が、合格しにくいのは、誰でも知っていますが、今回は新卒でさえ、悲惨な成績だったわけで。。。

よっぽど特別な対策をしないと、多浪が合格することが難しい時代が来ているのかもしれませんね。

新卒の方も、今までのように、「先輩やみんながするから」という理由で、今まで通りの学習をしていると、ご自身には、それが合わず、撃沈するリスクも!?なぜなら、国試は今までよりも難化して、歯学部全体の生徒の学力は低下しているからです。

日本の半数程度の私立歯学部の偏差値は50を切っています(昔はもっと高かったですね。15年くらい前は、愛知学院の偏差値は58くらいあったと思います)。医師国家試験を、偏差値70とした場合(すいません、強引な比喩です)、歯科医師国家試験の偏差値は75ぐらいでしょうか(歯科医師国家試験の方が、医師国家試験より、考え方によっては、難しいと思います)。しかも相対評価なので、上位65%合格のようなパターンです(しかも国家試験を受けれるのは、進級を潜り抜けたもののみ。。。)どうして偏差値50を切っている学力の人が、同じく偏差値75の試験を高得点でパス出来るのでしょうか?(今の私立歯学部は、全入のパターンが多いため、潜在的に高い学力を持っている人も、低い人も同時に入ってきます。それを選抜出来ないのが、学力の低い生徒にとっての不幸でしょう。)

歯科医師国家試験は、私立歯学部には、相当留年させないと、機能しない仕組みでしょう(私立歯学部が、全員進級させて、全員国試を受けさせたら、どんな結果が出るのでしょうか?一度見てみたいですね。) 多くの私立歯学部においては、理屈が破綻しています。医学部の場合は、入学する時に、選抜されるので、機能しますが、歯学部の場合は、それが?ですね。

もしかしたら、歯科医師国家試験を受ける人にとって、自分がいやな教科や分野から目をそらしていると、永遠に国試合格出来ない時代になったのかもしれませんね。最後は自己責任です。

 

本日、第114回歯科国家試験の結果発表!電話鳴りやまず。嬉しいですね。しかし疲れました。。。(本日だけで全国20名超えの新規の面談お申し込みあり(特に大阪摂津富田校と横浜校が激増(あと大宮校も増えています。) ~既卒の方の面談用のお問合せ番号(代表)052-220-5446 (お電話にてのお申込みになります。)~

本日、歯科医師国家試験の合格者の結果発表でした。

14時頃から、受験した当予備校の生徒たちから電話がかかりはじめ(しかも全国の校舎の生徒たちから)、その間にも、新規の問い合わせ&体験授業の申し込み(本日だけで全国20名超えの新規の面談申し込み(特に大阪摂津富田校と横浜校が激増。昨年横浜校はあまり反応がなかったのに。。。出来たばかりだったからですかね?))があり、ばたばたする中、先ほどやっと落ち着いたところです(3月の半ばでペース激しいですね。体もつか心配です。。。

当予備校の今回の合格結果は87.5%です(全て校舎の生徒を集計(現役~既卒は最高5浪))(3/17日計算結果)

当予備校では、生徒さん一人一人に目を届かせるために、講師一人につき、4人までと決めています。講師が10人や、それ以上生徒を担当していると、きっと生徒は、毎週個別授業を入れて欲しくても、入れられないような状況が出てくることでしょう。

興味深いのは、当予備校は、広島校があるのですが、ここも問い合わせが増えていることです。広島には、大手予備校がなく、困っているという方が意外に多いです(広島大学の方、既卒を重ねて、大手予備校を巡ったが、最後は自宅の広島で宅浪している私立歯学部既卒の方など)。広島校に比べると、岡山校は今のところあまり問い合わせは多くありませんね(なぜでしょうね?岡山校は講師の数も絞ってあるので、問題はありませんが)。広島校が突出して、問い合わせが多い感じです。

東海地方の既卒のお申込みは例年通りの高いペースですね。実は合格発表ある前から入塾された方々も、いらっしゃいます。全国の校舎の中では、生徒数としては、No.1です。特に名古屋校は、全国の支店の中で、場所的に最も高価な場所で、しかも敷地面積が広く、セキュリティ完備の豪勢な作りになっています(10年前に入居した時には、入居費&内装費がものすごく高かったのを覚えています(名古屋市錦二丁目の伏見駅近くの、広小路上で45坪の敷地(定期的に来る既卒には自分用の個室が与えられる)ですから。泣きそうでしたが、結局一年でペイしました。よかった、よかった。。。)私が既卒で、もし全国のどの校舎に通いたいかとしたら、名古屋校と答えます。名古屋校の場合、頻繁に自習に来ると、自分専用の個室を年間貸してもらえるからです。名古屋校は、ビジネス街にあり、休憩の時間に外出するにしても、本当に便利です。。。(他の校舎もいいですよ、もちろん笑)

当予備校は、完全個別&個室指導で、プライバシー厳守です(進級&国試支援どちらも(前日までの完全予約制))。通塾しているのを、他の人に知られないようにするのに、細心の注意を払っています。生徒さんが集中して、学習に集中出来るようにするためです。授業は全て完全個室の個別指導。前日までの完全予約制です。自分のペースで、プロ講師の個別指導を受けることが出来ます。

自習室も、毎日利用可能です。年中無休です(1/1日もやっていますが、例年この日はどなたもいらっしゃいません笑)。自習室に関するご質問が昨年、今年と多いのですが、コロナで大学の施設が使えないなどの影響があるのでしょう。昨年からコロナになり、生徒数が激増したのは、もしかしたら、オンラインなどになり、情報が入らないのと、ご自宅だと、集中して勉強出来ないという事情もあるのかもしれませんね。

既卒に関して言うと、今年と例年の違いは、オンライン授業の受講生が増えたことです(オンライン受講生は今年は全体の3~4割くらいですね)。大学も会社もオンラインが普通になったのもあるでしょう。以前は対面式個別にこだわる方が多かったのですが、それがかなり消えた感じがします。(生徒さんを見ていると、最初対面個別授業にこだわっていても、いったんオンラインにすると、ずっとオンライン授業を希望する方が多いですね(本当にそうです)。オンラインですと、通学する時間も短縮されるし、その分長く授業を受けることも出来るようになります。違う校舎にいても、当予備校の校舎のうち、no.1の実績を誇る講師に指導してもらうことも可能になります。関東地方に東京医科歯科を卒業された専属の講師陣がいます(横浜、大宮校)。この講師たちの個別指導も、オンラインで受講可能です。

今日合格した当予備校の既卒生にも、今年オンライン個別指導を受講をしていた生徒も多かったところをみても、やる気さえあれば、オンライン指導は、力強いツールになるのでは、と思いました。

国試に合格すると、嬉しそうな声で、皆さん電話をかけてきます。嬉しいから当然です。しかし今年は全国に校舎を、昨年とは比較にならないほど増やしてしまい、既卒の生徒さんも増えたため、本日昼頃、重なるように(一気に)合格を報告する生徒たちの電話がかかってきたときには、驚きのあまりひいてしまいました笑。何か悪いことをしたか!?と一瞬思いました(警察の問い合わせかと)笑

合格の感触としては、昨年よりも格段にいいと思います。今回は、試験問題が難化した中、当初はどうなるやら、と思っていましたが、ほっとしました。

合格体験談も、電話でかかってきた生徒たちに、頼みました。今までは掲載してきませんでしたが、今回は掲載してみようかな?と思います(掲載はご本人に許可を頂き、イニシャルなども変えて、ご本人と特定出来ないようにします。)

それにしても、校舎が増えてしまいました。。。

〇名古屋校
〇西岐阜校
〇大阪摂津富田校
〇岡山校
〇広島校
〇横浜校
〇大宮校
〇船橋校

今朝、福岡の方から(多分既卒の方でしょう)電話があり、「ブログ読んだのですが、福岡に校舎は出来るのですか?いつですか?」と問われました。今の計画としては(本音は、疲れたので、しばらくのんびりしたいのですが。。。)、「仙台」→「盛岡」をまずは考えていますが、「福岡」も捨てがたいですね。どうしたらいいやら。。。新潟も考えています。北海道も捨てがたい。。。

支店を出すのが、趣味のようになり、自分で自分の首を絞めるようなことをしています笑

昔は名古屋だけで運営していましたが(以前は校舎を増やしてはいけないと思っていました。拡大経営はいけないと。実際は増やした方が、よいことが分かりました)。これほど支店が増えると、毎年楽しいですね。

今後も全国の歯学部の方のサポートをしたいと思っています。

愛知学院、朝日、大阪歯科の比較考察~残念ながら愛知学院の一人負け図式~

愛知学院は、昔は東海の断トツNo.1の大学でした。しかし今は違います。。。近隣の大学と比較してみて、考えてみたいと思います。

朝日大学
〇昔は学費高かったが、現在では年間300万程度に下げられ、完全なスパルタ路線(=実力勝ち上がり路線)に切り替わり(1年から厳しいため、低学年で別の進路を考え直すことが出来→この意味では親切ですね。高学年になってしまったら、もうそれは出来なくなりますから。)
〇学費は全私立の中で、最安値。偏差値は低い割に、入試の倍率は高く、OBの子どもは、なかなか入学出来ない現状あり→学費最安値のため、超スパルタにしても文句言われない=OBの力なし。
〇推薦入学の資格としては、1浪まで
〇一学年は3年まで
〇編入には、優秀な生徒が入ってくるので、さらなるレベルアップが可能。
〇4年のCBTのボーダー基準は、現在70%(大歯は73%(今年は75%の可能性)、学院は71%(今年は72%の可能性))
〇優秀な生徒は、学費を下げた方が、入学しやすので、相対的に学力の高い生徒が入り安く、そして6年半分落とす路線→当然国家試験の合格率はトップレベルに→朝日は経営上手です(成績上位者はストレートで進級/成績の低い生徒は何年も留年する図式)。
アドバイス:やる気のある&学力のある方は、朝日お勧めですね。ただしそうでない場合は、かなり厳しいのでは!?

大阪歯科
〇正規合格(大学受験)=73~74%→関西に居住の歯科医の方は、お子さんを、大歯に入れたがっている方が多いのでは?(関西に私立としては一つしかないことも大きい。後期=90%(関西にお住まいの開業医の方で、大歯がダメなら、次の候補は朝日でしょうか?)
〇入試日程に、関西医科を併願にして、見かけ上の偏差値を上げる→入試の倍率を上げることにより、OBの子息が入学しくくなる。
〇入学して、1~3年は葛葉キャンパスで、進級は緩い+進級のバックアップは強い(過去問回る&解答作り+解説なども部活の先生などが個別にしてくれる。)
〇オープンキャンパスには、当然1~3年生しか見ないので(まさか4年から悲惨なスパルタ進級基準が待ち受けているとは知る由もなし)、1~3年は進級が緩く、バックアップ体制があることを受験生&親にアピール→関西在住の歯科医ならば、大歯に行かせたいと思う(ぼったくりバーのキャッチみたいですね。)。
〇入学レベルが非常に高いので、基礎学力は高いが、1~3年を緩い進級基準にさせてしまっているため、成績上位者を除くと、4年以降は厳しい進級基準に苦しむことになる。。。6年の卒業試験が厳しいのは当たり前だが、5、4年で大量に落とす仕組みを構築中。
〇4年のCBTのボーダー基準は、現在73%(追試は75%)。(今年のCBT本試ボーダーは、75%の可能性(追試も75%か?))
〇CBT資格試験というものがあり、これをパス出来ないと、CBTを受験出来ない(通常は5回実施され、平均65%ないと、CBTを受験する資格を失う(今年はコロナの影響で、4回しか実施されなかった。2年前はこの資格試験で、15人落ち))
〇4年を無事進級するには、以下の4つの試験をパスすることが必要(大歯の4年しんどいですね!大歯の2、3年の方大丈夫ですか?CBTで問われているのは、2、3年の基礎系科目ですよ)※科目試験、※資格試験→(再試)今年から「総括試験」と名称変更。保護者からクレームがあったため→最後にCBT、OSCE。
〇6年に進級するための臨床知識試験の基準が、昨年の65%から、今年は67%に。30人ほど切れるのでは?

〇学士は、学士1(3回実施)のうち、最初の1、2回が国試レベルの標準的な問題。以後は応用レベルになる。よって、この学士1の最初の2回でどれだけ得点出来るかが、無事に国家試験合格までたどり着けるかのカギを握る。学士1、2で十分貯金出来なかったら、よくて裏卒でしょう(学士1の1回目は例年だと、5月の終わりか6月の最初に実施、2回目は9月最初)(日程変更は可能性あり)。

〇アドバイス:ブランドイメージ作戦がうまいですね。しかし1~3年の進級緩い&1~3年の支援体制が万全とアピールしていますが、そこを厳しくしたら退学されてしまうからで、4年から非常に厳しい進級基準路線が始まると考えると、お勧めは、関西在住で、ブランドイメージにこだわりのある成績上位者のみか!?

愛知学院
〇昔は東海の名門校だったが、今では、朝日に完全に逆転されている。ブランドイメージも大歯に負けている。
〇この数年では、全員国試を受けさせるようなことをしているため(トップダウンの命令により)、国試の合格率は激下がり。
〇入試はほぼ全入。
〇学費は昨年から上がり、今年の1年は激上がり(新カリキュラムのため?)(今年の新1年は、入学金など含めると、間違いなく全国最高額の学費に)
1年の学費が激しく値上げされたが、仮進級はなし!(留年した方の多くは、コロナであったこと&学費の値上げ→仮進級を期待していたが、結果を見るとなかった。。。)
1学年は2年まで!
〇4年のCBTのボーダー基準は、現在71%(今年は72%の可能性→今後は75%に向けて、毎年1%ずつ上がってゆくでしょう。))入学試験の倍率もダダ下がり、大歯のように、私立医学部との併願をするなどして、入学倍率を高めることもせず、1年からこの数年ひたすら学費の値上げをしているため、学力の低い生徒が入り悪循環。今後定員割れになってゆく可能性もあり?→定員が集まらないため、より進級基準を厳しくして、留年ビジネスに走る可能性もあり!?
アドバイス:もちろん学院にこだわる方もいらっしゃると思いますが、大歯OR朝日落ちも多いのでは?学費が非常に高いのに、今後さらに進級が厳しくなっていくので、「一日でも早く国家資格」を取って下さい。留年を全力で避ける努力が必要です。大学入学後は、知識量が半端ないですから、情報戦になるでしょう。一人で抱え込まずに、上手に道を切り開いてゆく必要があるでしょう。

学院は国試合格率も全国の中で低レベルになり、カリキュラムもしっかりしていないのに、新カリキュラムからなのか、学費は1年から全国最高額に。。。正確な成績も把握できない+直前にならないと何事も分からないようなぐずぐずしたシステムでは、生徒側のモチベーション上げは厳しいのでは?。。。大歯の真似をして、入試倍率を上げて(OBの子息が入れないようにして)、1~3年は進級を緩くして、4年から逃げられないから、スパルタ式を可能にしてゆけば、大学としての生き残りは可能でしょうが、今のままでは。。。
〇学院のOBでも、最近では、お子さんを朝日に入れる流れが出来つつあるそうです(学院で1年留年するなら、朝日で2年ほど留年出来ると考えることが出来ますし、どうせ浪人するなら、トータルでは朝日の学費の方が安い可能性があります(しかし学力低い方には、そうではない場合もあり))。

やはり私立の歯学部で、国家試験の合格実績を出すには、受験させる生徒の分母数を減らすことが必要なのでしょう。すると、OBが強い大学は、スパルタに出来ないため、ぐちゃぐちゃになります。それが今の愛知学院なのではないでしょうか?朝日と大歯はそのOBの干渉を上手に切ることが出来たから、今の路線になれたと言うことが出来るかもしれません。

実際、今の朝日や大歯にOBの力はありません。普通学費が高いと、OBの力は強くなるのは当然ですが、大歯は戦力的に、以前はしていなかったのですが、私立医学部と意図的に受験日程を重ねることにより、倍率を高めて、OBのお子さんがなかなか入学出来ないようにしているところに、コツがあるようです(OBの方すいません。。。)

しかし確かに、教授が親御さんと同級生という場合は、私立歯学部では多いと思います。それで、進級が左右されるとしたら、国家試験の合格率は下がるばかりでしょう。OBからの干渉を断ち切り→スパルタ路線にするという意味では、大歯&朝日は経営が上手ですね(いい大学とは言っていません笑)。

しかし、同時に思うのは、私立歯学部の本来の意義は、地域医療の安定なわけで、OBがお子さんを入れることが出来ないのは、本来の私立の意義がなくなっていることも確かです。。。

国家試験の合格率を取るか、私立としての本来の意義をとるか。。。

〇愛知学院が、以前の勢いを取り戻すには、以下の二つしか道はないでしょう。

1. 大阪歯科のように、私立医学部と併願させて、入試の倍率を高めて、出来るだけOBのご子息が入学出来ないようにして(OBの力強いと、スパルタに出来ません)、1~3年は進級緩くして(低学年で辞められると困るから)、4~6年でスパルタ式にする

2. 朝日のように、学費を全国最安値にして、入試の倍率を高めて、OBのご子息が入学出来ないようにして(OBの力強いと、スパルタに出来ません)、1年から6年までひたすら超スパルタにする。

私が、今受験生で、歯学部を狙うとしたら、親に2浪までさせてもらい、国公立の歯学部を狙うでしょう。高学年にまでなり、放校などになってしまったら、スキルのない、キャリア経験のない高卒になってしまいますから。私には私立歯学部はリスク高すぎるように感じます。もし国公立の歯学部に受からないならば、私なら国公立の理系にゆき、歯学部は諦めることでしょう。。。